窓の上昇位置を調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
最近、フロントドアを閉める時、窓ガラスの上端とドア枠のモールが干渉するようになりました。
「なんとかならんかな?」と考えていたところ、のぶひろtypeRさんの整備手帳に貴重な情報が・・・!
ドア内側のボルトで簡単に上昇位置を調整できるんですね。知りませんでした。
のぶひろtypeRさんの整備手帳ではリアドアを調整しておられましたが、リアで出来るならフロントでも、と思い、確認してみると・・・、やはりありました。
汚いドアで申し訳ありませんが・・・(笑)、
画像の赤丸で囲んだボルト2箇所が、窓の上昇位置のストッパーになっています。
2
さっそく調整を始めたのですが・・・
あれ?おかしい・・・。
ストッパーを一番下まで下げても、やっぱり窓が上がりすぎる・・・。で、試しにストッパーを完全に外してみました。すると・・・。
左の画像のようになってました(笑)。
黒い部分が硬質ゴムになっていて、これに窓ガラス側のストッパーが当たって上昇が止まる仕組みですが、ゴムが何万回(?)という窓の開け閉めに耐えきれず、潰れたようになっています。
このせいで、上昇しすぎてたんですね。
3
素直にディーラーに行って、パーツを発注してもよかったんですが(このパーツを単体売りしているかは不明)、簡単な仕組みなので、DIYで補修してみることにしました。
潰れたゴムの代用品にしたのは、自転車の使い古しのブレーキシューです。
これなら性質上、耐圧、耐熱、耐候性に優れているはずで、何より安い!
新品を使わなくても、自転車に付いている使い古しで十分です。そして、自転車の方を新品のシューにしてやれば、自転車の安全性も上がって一石二鳥(笑)
画像ではわかりにくいですが、画像2のL字型金具を差し込むため、カッターナイフでシューの中央部に一文字型の穴を開けます。
金具を差し込んだ後にすっぽ抜けたりしないように、少し小さめの穴にします。
また、ブレーキシューの金属部分は不要なので、後で切り離すのですが、これはシューに穴を開け終わった後にした方が、穴開け作業が楽です。
4
で、出来上がったのがこれ。
即席で作ったにしては、最初からこういうパーツだったかのような、なかなかの出来です(笑)。
5
さて、ここからが本番。
窓の上昇位置の調整作業です。
先ほどの自作パーツを取り付けて調整しますが、これがなかなか難しい。。。
ストッパーは一枚の窓に前後2箇所あるのですが、この前後のバランスを保たないと、ドアを閉めた時に窓の前後どちらかに隙間が出来たり、逆にモールと干渉したりします。
そこで、
・パワーウィンドウで窓を少し下げる
・ストッパー位置を調整
・窓を上げる
・ドアを閉めて確認
・まだドアを開けて・・・(リピート)
という微調整作業を繰り返します。
このとき、窓の上下にいちいち内張のスイッチに接続するのは大変なので、スイッチ部分だけを内張から外して、画像のようにぶら下げておけば楽です。
私はスイッチの予備パーツを持ってたので、それを使いました。
というわけで、無事調整完了です。
のぶひろtypeRさん、貴重な情報をありがとうございました!
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