23.12 シフトショートストローク化 【カラー+スーパーシフト取り付け】

カラーを交換するためにゴムブッシュから金属カラーを外します。8mmのディープソケットで押すとちょうどいい感じに外せました。

色々写ってますが、赤丸が金属カラーとゴムブッシュになります。
このゴムブッシュがFK7のぐにゃぐにゃシフトの原因です。楽といえば楽なのですが、FK8と比べるとスポーティー感は一切無いですよね。

続いてスーパーシフトを取り付けるためにピボットを外す作業を行います。
ワイヤーとピボット部は外れないようにバネが取り付けられているのでバネを外します。

外したバネはこちらです。うまい具合に外す方法が分からず、とりあえずラジペンで色々やっているうちに外れました笑

外すとこんな感じです。青色がピボット本体になります。
これもロッドから外れないようにかなりしっかり固定されているので、ラジペンでテコの原理を使いながら外しました。

外すとこんな感じです。グリスが大量についていますが、取ってしまうと摩耗してしまうので樹脂側はそのままにします。ロッド側はここにスーパーシフトを取り付けて延長するので脱脂します。

脱脂したらスーパーシフトを取り付けます。イモネジx4箇所を確実に締め込みます。ここが延長されることによってテコの原理でシフトストロークが短くなるわけですね。

手元にたまたまタミヤのセラミックグリスがあったのでロッドとピボットはグリスアップしておきました。
ピボットの取り付けですが、外すのが大変ということは取り付けるのも大変。写真のようにずれないようにテープを貼って、ロッド先端はインパネの硬い場所に当ててからハンマーで叩いて無理やり嵌めました笑

あとは逆の手順で戻していきます。
シフトカラーは説明書通りに組付けを行います。ボルト締結のトルクはよく分からなかったのでとりあえずトルクレンチで12Nmで締めました。

スーパーシフト交換前と交換後の写真です。交換前が左、交換後が右です。交換前は6速とRの位置を間違えてますが気にしないでください。
写真で見て分かる通り、明確にシフトストロークが減りシフトが少しだけ重くなりました。シフトカラーも樹脂製になったことで明らかにカチッとはまるようになり、フィーリングはかなり良いです。
1万円でこれだけフィーリングが変わるならオススメです！