ウェーバーにクーラーアイドルアップ

普段のスロー（アイドリング回転）は１０００ｒｐｍに調整していますが、クーラーのコンプレッサがＯＮになると７００ｒｐｍくらいに落ち込みます。 多少振動が増えるくらいでエンストするわけでもないですけど、走行中に比べるとガクッと冷えが悪くなります。

そこで昔のキャブ車には当たり前に付いてたアイドルアップの装置を取り付けようと思います。

色々探しまくって、日産パオのアイドルアップアクチュエーターを入手できました。横の小さいのはワゴンＲ用のソレノイドバルブです。これもＯＮ/ＯＦＦだけではない、切り替えタイプのが中々見つかりませんでした。

コンプレッサＯＮの回路から分岐した電源でソレノイドバルブを開き、バキュームを動力源とするアクチュエーターにてスロットルを少し開きます。

最初は０．５ｍｍ厚で何度か試作して、１．５ｍｍ厚のアルミでとりあえず使えるブラケットを作りました。

画像は０．５ｍｍ版です。

アルミでの試作時はいつものように３次元データを作りました。

ステンで作ってもらう鉄板市場さんは３Ｄデータは扱えないということなので、２次元の図面を描いて製作をお願いしました。

流石のステンレス。
カッチリしたものが出来上がってきました。

ソレノイドバルブもキャブに取り付けて、できるだけシンプルな取り回しになるようにしたつもりです。

調整ネジは手で回せるようにローレット入りにしました。

クーラーＯＮでもキッチリ１０００ｒｐｍを維持するようになりました。