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CX-60/80の純正装着タイヤ(20インチ)は
BS/ALENZAかTOYO/PROXES Sports(80はGY/EfficientGripも有り)

納車時にPROXES Sportsが付いてくると
サイドウォールの見た目が地味なのもあって、
タイヤガチャ的に「ハズレ」とか言われていましたが…

因みに私の60はPROXES Sport。
現在、約3万km走った状態がこちら



新品時↓


もちろん距離相応に減ってはいるものの、
スポーツ系タイヤに有りがちな、距離が伸びてくると急激に劣化する乗り心地や騒音も、まだそれ程悪くなっていない。
BS/ALENZAに出ているショルダー部の劣化問題はもちろん出ておらず、「ハズレ」どころか耐久性と性能のバランスが取れた、かなり優秀なタイヤじゃないかと。
欲を言えば、もう少ししなやかさと、段差等での「バコン」と響く共鳴音を減らして欲しいですが。

因みにこのPROXES/Sports、
今は、トヨタのハリアーも純正装着





間も無く登場の新RAV4も発表会で展示車が
履いていたので、トヨタにも評価されている模様。

と言うわけで、
納車時にPROXES Sportsが装着されて来た方、
個人的には「当たり」だと思います。

ずっと気になっていたクラウンスポーツ(HEV)にようやく試乗。
が、試乗と言ってもディーラーに行ったのではなく、「三井のカーシェアーズ」の車両。
カーシェアリングの車両なので、走行距離は3.4万km超。私のCX-60が現在約4万kn走行なので、比較するには丁度良いです。
今回は2時間借りる事にして、首都高と一般道をドライブ。

感想を以下に。
◎:微速域から高速走行まで21インチタイヤを履いている事を忘れる、安定感と両立した快適な乗り心地。シートのクッションも絶品。
一般道の交差点から首都高のカーブまで、全くフリクション感のないスッキリしたステアリングの感触。DRSとAWDの効果かFRの様な感覚で旋回し、車が小さくかつ軽く感じる。
◎:停止中は外部からの遮音性も高く、エンジンも始動しないので、エアコンの風音しか聞こえない驚異的な静粛性。但し走り始めるとロードノイズは大きめ。
◯: CX-60の怪力&怪音に慣れてると物足りないけど、一般道から高速まで不満のないパワー感。
BMWの320iみたいな感じですね。
(判りづらいわ)

△: クラウン「スポーツ」なのに、パドルがない。パワー感はモータアシストが支配的なので、スポーツモードにしてもエンジンが回る機会が増えるだけで実感としては変わらない。結局淡々と走るしかない。
試しにと、シフトレバーでBモードにしたら、B→Dに戻す時にNに入ってしまう謎仕様で怖かった。
△:メータ内表示の情報量が多いのは良いとしても、個人的にはここまで要らない。
もうちょっと整理してくれないか？
ナビ画面が2画面にならないのも△





△:アンビエントライトが運転席助手席足元とカップホルダーのみ。600万円超の車にしては寂しい。その辺が気になるならNX買ってくれ？

△:ロードノイズ大きめと書いたが、3.4万kn走行時点のタイヤ状態はこちら。
このタイヤサイズだと幾らするんでしょうね(怖)


✖︎:試乗と関係ないですが、
長納期を改善する気の無いメーカーと、
一見さんお断り状態で売る気のない販売店。

この「三井のカーシェアーズ」、
他にレクサスNX、ランクル250、86やロードスターもあります。
置いている拠点は少ないですが、じっくり乗る事が出来ますので、興味のある方は調べてみて下さい。

所用で山梨までドライブ


道中、甲府市内にて



41℃ともなると外を歩いても汗も出ないですな。
暫く車を外に放置した後、エアコンをLoで
全開運転しても暫く冷たい風が出てこない。

CX-60、エアコンの温度調節がレバー式で
一気にLoに出来ないのと、自動で内気循環にしてくれないのは細かい不満ですね。

ただ、前車BMW3(F30)よりは圧倒的に暑くないです。ガラスから透過してくる日差しの暑さ感が全く違う。
欧州車と日本車でガラスが違うんでしょうねぇ。

我がCX-60は早いもので24ヶ月点検。
いくつか気になる点を見てもらう為、数日入庫。

が…結果はゼロ回答。
特に気になっていた、停止直前にエンジンAT？)が少し揺れる感も診てもらったのですが、
サービス担当者曰く「判らない」と…
まぁ確かに助手席だと判らないレベルなのですが、明らかの当初より悪化している症状。
ちょっと様子見しますが、他も含めて
全て相変わらずの塩対応。
ディーラーではなくマツダの体質なんでしょうが、指摘するのも疲れて来ました。
もう「何か気になる点はありますか？」とか
聞かないで欲しいです。

ディーラーに寄ったついでに、
MHV無しのディーゼルの年次改良モデルに試乗。
グレードはXD-SP(4WD)

私の60はマイルドHV付。
マイルドHVに価値はあるのかを再確認する為にXDを試乗させてもらいました。
試乗は45分程度、渋滞有りの一般道とバイパスで高速走行。

結論から言うと、マイルドHV有と無の差は主に二つの点で大きい事を再認識。
まず、マイルドHVは加速する際に1200rpm付近から上でモータのアシストが入ります。
このアシスト、意外と力強いので、これに慣れているとアシストの無いXDは市街地での発進時や高速での加速時に車を重く感じます。
ただ、XDでも充分なトルクはあるので、これは慣れるかも。
もう一つが、変速ショックの差。
あまり聞いた事はないので想像ですが、モータアシストとATは協調制御され、変速時のトルク変動を吸収している様に思います。特に減速時は明確に差が有る。
これは個人的には許容出来るか微妙。
インプレ記事等で60の変速ショックが気になると書かれている記事、動画はMHV無しグレードの事が多いので、差は確実にあるのだと思います。

問題は価格差。
MHV付は、無と比較すると40万円前後高い。
40万円差はストロングHVなら安いんでしょうが、MHVにしては高過ぎじゃないかとは思うのですが…
MHVとしてはアシストは結構明確にある方だし
この価格差の評価が難しい。
逆にMHV無の価格設定が安過ぎ？

60を預けている間の代車はCX-5ガソリン2Lモデル。

2Lは街乗りメインの方向きですね。
遠出の多い方は2.2Lディーゼル一択だと思います。
現行型をお考えの方はお早めに。

整備手帳に載せた、フロントロアアーム ブッシュへのグリスアップ
昨年5月のサービスキャンペーンで該当箇所へのグリス塗布とゴム蓋を設置しましたが、予想通り
？グリスは無くなっていました。







まぁ、あのゴム蓋は異物侵入防止であって、この構造ではグリスが無くなるのは当然でしょう。
それよりもグリスの点検が定期点検で行われていないのが問題かと。



このブッシュの潤滑は異音だけでなく、乗り心地にも僅かに影響がある様に感じます。
新CX-60、CX-80も同じ構造ですので、ユーザの方は、定期点検時に確認、グリスアップを依頼をした方がいいと思います。
(ディーラーによっては点検してグリスアップしてる様ですが…)

因みに私の車は、ロアアームを弄っているので、
(フライング何ちゃら)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1909494/blog/47608700/
保証対象外となり、このグリスアップは有料。

リチャージさんからゴム蓋に代わるゴムブーツが通販されていますが、半年毎の定期点検時にグリスを追加してもらった方がいいと思います。