目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回はW123ではこれ又定番の箇所です
アクセルリンケージにあるこの綺麗に
飴色に変化したブッシュです。
2
1、シャフトの左先端にスナップリング
があります。
このスナップリングを飛ばさないよ
うウエスで包みながら、
マイナスドライバーをスナップリン
グの割れ目に入れて素早く押し込
み取り外します。
この時に包んでいるウエスを上手く
使いながら、スナップリングが廻ら
ないよう押さえ込むのがコツです。
3
2、ブッシュの左横に付いている押さえ
のU字ワッシャーと割りピンを取り
外します。
******************
所でこの『U字ワッシャーと割りピン』
写真では上にだけ付いています
良くWeb上で調べてみると、下側にだ
け付けているのもごく少数ですが見か
けます(左の写真)。
どれが正しいのでしょう
もししたら上下に付くのが正規なのでは
と思ってしまいます。
ブッシュはスラスト(軸)方向の衝撃を和
らげ、
U字ワッシャーは、ガタを押さえ込むの
が目的なんでしょうが、
力の方向を変える、う〜ん ここまで複雑
な構造にする必要あります、
と愚痴ってしまいます。
4
ブッシュが付いた部分をシャフトから
抜くのですがこのままでは抜けません。
ブッシュ部分を右に移動させながら、
左の写真(汚れてますネ)のレバーを上下
に回転させ、先のシャフトが抜け
る場所を探りながらを少し強引に引き抜
きます。
5
引き抜いたブッシュ
6
写真ではブッシュの形を保っていますが
シャフト付近は幾つにも割れています
こうしてみると結構な力がかかっている
のが分かります
7
ブッシュ部分を取り外した後のヨーク部
8
残った穴部をパーツクリーナーで掃除し
薄くリチウムグリースを塗布しました
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ここで写真はありませんがENGヘッドの
側面部分を歯ブラシやウエスを使って掃
除しました
結構汚れています、エアクリーナBOXを
脱着してのエンジン部分の清掃必要です
ね。
埃は少しづつ堆積し、油汚れが付着する
と、ほんと厄介です
9
新品の真っ白なブッシュをNO6、7に
写っている部品に取り付けます。
写真を撮り忘れていますが、一番大変
な所です。
安全に気を付けて手元の作業を行って
下さい
ドライバーで押し込む時に、ブッシュ
からドライバーが滑って逃げます。
ここでブッシュ装着にあたっての事前
準備を
1、ブッシュをぬるま湯に浸しておきま
しょう、5分前後
あくまでぬるま湯ですよ!
2、先の部品にブッシュを穴部に押し込
むのですが、作業する台はしっかり
硬い作業台で行って下さい。
3、作業に当たり下にウエス等を引き
滑らないよう注意して下さい。
4、ブッシュの溝にマイナスドライバ
ーを一気に押し付けます
5、この時ブッシュの入る滑りを良く
する為薄くグリースやCRCを塗布
しておきます。
6、この入り易さを容易にする(ブッシ
ュの変形を良くするため先のぬる
ま湯に浸しておくのが理由です)
今回私はこのぬるま湯に付ける作業を
行いませんでした
ブッシュをはめるのに苦労しましたし
危険な目にも遭いました
『この作業自体外気温が25℃前後』
の時にする事をお勧めします。
ブッシュが硬く入りずらいので、変形し
やすい時に作業しましょう。
・外気温が暖かいなら
ぬるま湯につける必要は無いかもしれ
ません
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装着できました
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完成写真
上下のリンク接続部にグリースを塗布
接続すれば完成です
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作業自体は簡単です
ブッシュを入れ込む作業はマイナスドライバーが逃げ、怪我をする可能性があります。
又、ブッシュの変形がしにくい寒い時期にしない方が楽に、安全に行えます。
この作業は注意深く慎重に行って下さい。
しつこいようですが安全に注意して行いましょう。 ではでは、
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