| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
以前からウインドウオッシャータンクの水位が下がっているのは分かっていましたが、最近数日でタンクが空になってきたので、その補修内容をアップします。
まずは漏れ箇所の確認です
取り外したウインドウオッシャータンクに水を入れ満タンにし、タンク下部・ホース接続部を点検しましたが、すぐには漏れはわかりませんでした。
2
ウインドウオッシャータンクはボルト等
で固定されている訳ではなく、サイドに
あるブラケットに挟み込むように差し込
まれています。
取り外して最初の作業は汚れのひどいタ
ンクの内外の汚れ落としを行いました
・現状の汚れは写真以上に汚れていまし
た
3
始めに水で付着した埃や汚れを落として
から、パーツクリーナで油汚れを落とし
ます。
油汚れは想像以上にしつこいので、パー
ツクリーナー等でしっかり何回か塗布し
油脂汚れを落としてください。
更にバスクリン等で洗いスッキリした外
観にします。
4
掃除後のウインドウオッシャータンク
・外にこびり着いた汚れをカッターの刃
先や、先端を削った竹(木は柔らか過ぎ
る)で削り落とします。
・問題は内部です、ケース内部の凹凸の
形状が複雑でウエス等を棒に巻き付け
て清掃しましたが、思うようには出来
ず、ウオッシャー液のシミは十分に落
とす事が出来ませんでした。
YouTubeの洗車動画を観てて思うことは
とにかく丁寧に時間をかけていると言う
事です
我々はただ観てるだけで、30分もあれば
できるだろうと、大きな勘違いをしがち
です
丁寧な洗車は、すごい時間と労力がかか
っている事を忘れてはいけませんね
・特にプロの動画は様々な専用の溶剤を
使用しての作業ですからね
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そしてウインドウオッシャータンクを取
り外すと、納車後一度も掃除がされてい
ない思われる汚れ、一部は泥になって堆
積していました。
泥の堆積は見た目もありますが、湿気を
呼び錆の原因になるので、定期的な清掃
が不可欠ですね。
・YouTubeの様々なサイトで、クルマボ
ディ・車内・エンジンルーム・ホイー
ル等の洗車、洗浄動画を見ていると
その構造と相まって溜まったほこり
泥が錆を助長しているのが分かりま
す。
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歯ブラシや洗車用の小さなブラシ等を使
って掃除をしました。
ここ以外にも時間を掛けてエンジンルー
ム内を掃除しないといけませんね
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順序が逆になりましたがタンクを清掃す
る前に、タンクに装着されている
・ウインドウオッシャーポンプを取り外
します
取り外し方
1、ポンプの下部にマイナスドライバー
を差し込み こじる様に上に上げます
2、タンクの形状がポンプをハサミ込む
様に狭くなっていますので、この位
置まで持ち上げた後、左の写真の様に
手前に出しながら取り外します
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ウインドウオッシャーポンプはこの様な
形状です。
下部とサイドに出た細いパイプがあるの
で決して強い力を掛けないよう十分な注
意が必要です
経年劣化で硬化し折れる可能性がありま
す
・下から吸い、横からウオッシャーノズ
ルに吐出となる構造です
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ウインドウオッシャータンクの下部を見
ると補修後がありました。
亀裂を何かで補修したのでしょうが経年
劣化で補修剤が剥がれ、ここから徐々に
水漏れに至ったようです。
カッターの刃で剥がして見るとかなり硬
くなっていました。
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かなりの長さで亀裂が入っていますが、
どこからどこまでの亀裂なのか、よく分
かりません。
多分以前に補修した方も分からずに
長めに補修していたようです
特に大きな亀裂箇所は1箇所、亀裂部の
溝に沿ってほんの少しだけカッターで斜
めに削り、溶接で言うVカットにして接
着剤の入る面を大きくしました。
接着剤を溝に入れて確実に接着したい為
です。
削り過ぎないように、削るのはほんの少
しですよ。
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亀裂部に段差があったので、内部から
木材を亀裂部に当て、押し上げるよう
にし、極力段差をなくすようにしました
・亀裂部をVカットにした理由
それにしてもなぜこんな箇所に亀裂が入
ったのでしょう
・一番亀裂が深い箇所を見てみると
ケース製造時の型の合わせ面の突起が
一番高い箇所であることが分かりまし
た
・水が入ったタンクが悪路などで上下に
揺れ、水の重さと加速度が加わり、高
い所に応力が集中して亀裂に至ったの
かも知れません。
・現在のような射出成形機ではなかった
のでこんな出来だったのでしょう
・バリ取りがしっかりされ、バリ高さが
管理されていれば防げたかも知れませ
んし、バリ高さのバラツキによっても
起きる可能性がありますね。
このウインドウオッシャータンクの
『純正品は補給終了』サードパーテ
ィ製もありません。
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補修剤は『セメダインSUPER X』です
ここで注意が必要です。
材質がプラスチックなので、安易に
アロンα等を使用してはいけません
プラスチック、PP(ポリプロピレン)用の
接着剤を使用します
・100円ショップ等で安く販売されてい
る『強力瞬間接着剤』は使用出来ませ
ん
・亀裂部の段差に内部から木材を内部か
ら押し当てた状態で接着剤を塗布
数分程この状態を保ちます
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補修完了写真
なかなか見栄えよく
『セメダインSUPER X』を塗布する
のは難しいですね何度か塗り重ねます
・硬化まで塗布後24h必要とあります
2回塗布、3日程かかりました
前任者と同じくどこからどこまで亀裂が
走っているのか不明なので、念のため
長めに塗布しました
これで補修は終了です
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今回の補修で気になったことno.1
1、ウインドウオッシャータンクの下の
配線がタンクの重みで圧迫されてい
ました。
この配線をタンク下部から動こそうとし
ましたが、『曲りの癖がついており』
又、思いのほか硬く動かせませんでした
ここはタンク底面に片面の厚でのテープ
を貼ろうと思っていますが、タンク底面
に平らな部分がなく
ボディ側に少し厚みのある両面テープを
貼った方が簡単そうです。
・後日対処予定
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今回の補修で気になったことno.2
左ヘッドライトの後方にあるこの
スイッチ
下に、外れたエアーホースがあります
すぐ取り付かないので後で、
手持ちの補修用エアーホース部品で使用
可能か確認します
タンクをどかせばチェックできる場所な
ので、W123系のユーザはこのエアホー
スの状況を点検することをお勧めします
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ウインドウオッシャータンクの補修を行いました。
至って簡単な作業ですが、タンクを外してみて、大きな部品の影になっている部分のホコリ
泥状に堆積してるのにはびっくりしました、見えない所の掃除を地道にしないといけないな、と感じた作業でした
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