
前回メタルクリーンによる洗浄を行いましたが、バルブ廻りの分厚いカーボンは完全には落としきれませんでした。
そこで今回はアマゾンで見つけたケミカル用品を用意しました。
ワコーズの「リムーバー」
ガスケット剥がしなどに使用されてるようです。
早速、外にヘッドを持ち出して残ったカーボンにスプレーしてみました。
(施工前)
(施工後)
ビックリするくらいにカーボンが落ちてます。
若干残っていたヘッドカバーガスケットもスッキリ。
インテークポートもスッキリ
エキゾーストポートもご覧の通り
前回のブログで少し触れましたが、3番のエキゾーストポートが特にカーボン汚れが酷かったのです。
(洗浄直後の3番EXポ-ト:右側の穴)
それが今回見事にキレイになりました。
なぜ3番のエキゾーストポートのみカーボンが酷かったか・・・
(バラシ直後)
バラシている時に気が付いたのですが、3番のバルブガイド(斜めに刺さっているヤツ)の突出長が他と比べて非常に少ないのです。
これによりバルブステムシールがバルブガイドの上に乗っかっているだけになっており、だだ漏れのオイル下がりを起こしていたんだと思います。
本来であればバルブステムシールはバルブガイドの溝にキッチリと嵌まっているハズです。
4ZC1オーバーホールの先達に相談したところ、整備書の当該ページを送付していただきました。(感謝です!)
・・・ということで今回は燃焼室側から適当な太さのロングソケットをあてがい、ハンマーで叩き出しました。
整備書によるとリプレーサというバルブガイド打ち込み交換用の治具を使用するのが好ましいのですが、この先一生使うことは無いと思いますので致し方ありませんでした。
(叩き出し後)
これで、バッチリです。
Posted at 2022/07/03 21:14:46 | |
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