「福野礼一郎のクルマ論評5」
ワタシの大好きな自動車評論家、
福野礼一郎氏の著作
去年の年末に購入したのですが、買ったまま本棚にしまい込んで読むのを忘れてましたw
今週末は土日共に梅雨空
趣味部屋を掃除中に何気に引っ張りだして読み出すとピアッツァに関する記事を発見
自動車メーカーのエンジン開発者、シャシ開発者、そして福野礼一郎氏を含めた座談形式でのピアッツァ解説
1981年ピアッツァ発表時の各種資料を基に、機械工学及び製造技術の観点からピアッツァのエンジン及びサスペンション構造に始まり、内外装の意匠からの有名なジウジアーロ氏のショーモデル「アッソ・ディ・フィオーリ」との関連性まで詳述されています
福野氏の著作物には「クルマは文化だ」とか「カッコいい・カッコ悪い・懐しい」などという趣味的・抽象的なハナシは全くありません
クルマは数百万点のパーツの集合体であり、機械工学における各種物理法則に従ったあくまでも理論的な「機械」であるという基本的な立脚点を持っています
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「アッソはピアッツァの広告キャンペーンに過ぎなかった・・・」
公の著作物なので詳しくは書けませんが、この1文には衝撃を受けました
当時の資料を時系列順に並べ、あらゆる状況証拠を積み重ねての推察ですが、世の中の一般的な認知に疑問提起する1視点であると思います
Posted at 2025/06/15 23:47:39 | |
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ピアッツァ