
エンジンを触るのは週末の土日しか出来ません。
今日は土曜日、やっと続きの作業が可能です。
まず、バルブのカーボン落とし。
これは先週試しにエンジンコンディショナーを吹き付けてラップで包み、一日置いてみたのです。

ダメです、カーボンが分厚くてビクともしませんでした。
これで効果があれば全バルブ一気に施工してしまおうと目論んでいたのですが・・・
ネットで検索した結果、バルブを電動ドリルに固定して不織布ペーパーで研磨するのが一番手っ取り早いということで、実際に行ってみました。
バルブの軸に傷をつけないようにガムテープを巻いてドリルに軽く固定し、スイッチON!
確かに面白いようにカーボンが切削できます。
全8本ピカピカになりました。
ここ最近雨続きだったのですが、今日は暑いです。
サクサク次に行きたいと思います。
続く作業は面研。
この日の為に工具のストレート通販で購入した、格安「ストレートエッジ」の出番です。
あとアストロで購入したオイルストーン。
板コンニャクぐらいの大きさで「デカ過ぎたか」と考えていましたが、大きい故にある程度広い面を均一に磨くことができたので正解でした。
整備書によると、以下の通りです。
標準値:0.05mm以下
限 度:0.2mm
計測ラインも示されています。
今回は素性の判ったエンジンでオーバーヒート歴は無いとのことでしたので、オイルストーンでヘッドガスケット跡を消すようなイメージで軽く研磨して、整備書通りの計測ラインでシックネスゲージを当ててみました。
何回か測定したところ、ヘッドの中央部分(2番3番シリンダーの間)が一番数値が大きく、0.05mmがギリギリ入ります。

0.07mmは入らないので、0.06mmということでOKです。
インテークとエキゾースト側も計測しました。
こちらは両方とも0.05mmが入るスキマも無く、バッチリです。
しかし素人整備でストレートエッジ、オイルストーンやシックネスゲージなんかをせっせと買ってますが、この先再度使用することがあるのでしょうかw
あとはバルブのすり合わせと最終組み立てで完成です。
Posted at 2022/07/10 22:23:55 | |
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