
昨日に続いて、GoogleEarth5.0の話。
写真は、ハワイと小笠原諸島のちょうど真ん中あたりに位置するミッドウェイ環礁のSandIsland。人口の航路を隔てて東側にはEastislandaがあります。
(Sandisandには数百人の住民が居住。eastislamdは砂だけの島となっています)
ミッドウェイは第2次世界大戦でもおなじみの名前ですが、このサンゴ礁に囲まれた島自体での戦いは行われませんでした。
ミッドウェイ島は1996年から2002年まで自然保護区とされ民間自然保護団体が管理しましたが採算の観点から閉鎖となり現在はアメリカ軍の観測隊員数名が残るだけとなっています。
私と友人はまだ一般開放されてまもなくの1998年ごろにホノルルからの週3便の定期便で訪れました。
東西4km南北2kmほどの島ではまず島の成り立ちや環境保護についての講義が行われます。とくにこの島はアホウドリなどの繁殖地となっていたりハワイアンモンクシールの生息地でもあり自然保護には厳しい島でした。
宿舎は米軍の管理下にあったころの兵舎を利用。食堂も島の中心部にある大レストラン。島内の移動はゴルフカート、、島内のあちこちにはアホウドリの地下巣がボコボコとあると言う結構楽しいダイビングツアーでした。
また週1回、来島者は島内のボランティアに参加することが義務とされていてごみ拾いなどを行います。私達は湾内で海底のごみ拾いを希望しました。
が、これが凄くて4人乗りほどエンジンボートからロープを2本降ろしてゴミ拾い担当者2名ははシュノーケルを咥えて走るボートに引っ張られゴミを見つけたらロープを放してゴミを引き上げるというものです。(参加者は私たち2名とゴミ拾い担当のおじさんと3名だけでしたが、、)
ゴミはほとんどが日本や韓国の漁船から流された魚網で1日で100kgほども拾われる日もあるそうでした。 これがサンゴなどに絡むと育つことが出来なくなったり船の航行の邪魔にもなります)
驚いたのはなんと砲弾が海底に、、50cmほどの砲弾が海底に横たわっているのを発見。 これは流石に触るわけにいかず、ブイを立てて軍が後処理を行いましたが裏側1/3が無くなっている不発弾だったとのことでレストランでも話題になっていました(^^;
(たまに見つかるそうです)
ハワイアンモンクシール(あざらし)が浜辺で寝ていたり、1mほどのハタや巨大カンパチが逃げもせず群れていたり、ダイビング的にもものすごく楽しい島でした。
当時は巨大ロウニンアジ(GT)が取れると言う事で釣師にも人気が出始めていました
もう行ける島ではなくなってしまったので非常に残念な島の一つです。
Posted at 2009/02/04 20:42:39 | |
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海・ダイビング | 日記