そうだ、福井へ行こう

先週も行ったのにね・・・


嘉永５年（1852）に、丸岡藩が梶浦海岸に築いた砲台場の跡地です。
当時、日本近海に外国船が現れるようになって、幕府や諸藩により全国の沿岸に砲台場が築かれるようになりました。
この丸岡藩の砲台場は、著名な砲術家・高島秋帆に教えを受けた栗原源左衛門の設計で、原貞熈（はらさだひろ）を筆頭に造られました。ペリーが浦賀に来航して本格的な幕末の動乱が始まるのは、この翌年からです。
会場に突き出た沿岸上、高さ１．８メートルの弓状の土塁に、およそ４．５メートル間隔で砲身を出す５つの砲眼が設けられています。
以後、丸岡藩は藩主自らが西洋流砲術家に入門したり、西洋流銃隊を採用したりしていきます。
原型をこれだけよくとどめている砲台跡は全国的に貴重であり、昭和５年（1930）国の史跡の指定を受けています。
現在は大砲はありませんが、残った砲台が当時の緊迫した雰囲気を静かに伝えています。
（東尋坊にある説明板より）







去年の夏に、東京の第三台場まで行きましたが、土塁と石垣で造られた砲眼を見ると、こちらの砲台跡の方が「らしく」ていいです。まぁ、東京の台場はたくさんあるうちの一つなので、もし全て残っていたら、それはそれですごかったんでしょうけど。


マイナーなスポットなので誰もおらず・・・
まぁ、いつもの様にセルフで。






私がこの場を離れるときに、もう一人来たぐらいです。

で、ここまで来たので「ついでに」東尋坊まで行ってみます。





「自殺の名所」というよろしくない名前を付けられてしまってますが、チキンの私は突端まで行くと足がすくんでしまいました。


春の格好にプラスαでバイクに乗ったのはいいけど、九頭竜ダムの辺りの道端にはまだまだ雪が分厚く残り、ハンドルを握る手は悴んでしまいそうなぐらい寒かったです。
が、福井に入る頃には太陽も高く昇り、散策するにはいい陽気でした・・・風は若干強かったですが。

３８０kmほどのツーリング。もう少し早く出なきゃorz