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GW・・・は終わってしまいましたw
ブレーキローターを待ってたり、「ブレーキいじって止まんなくなったらヤダなぁ」とかヘタレてたりしてw滞ってましたが、ようやく腹をくくって交換に踏み切りました。
キャリパー流用にも何をどこまでやるかによってランクがあると思いますが、本作業は
・2駆ステへの取り付け
・BNR32標準キャリパー(非ブレンボ)
・ブレーキホース非交換(現ホース継続使用)
上記内容で記載していきます。
※同時にロングハブボルト打ち替え作業も行いましたので合わせて記載します。
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流用に必要な部品ですが・・・写真が見つからない。
①バンジョーボルト: トヨタ純正AE92用
・銅ワッシャー 品番:90430-10074 (4枚)
・ユニオンボルト 品番:90401-10015 (2本)
②Fブレーキローター(BNR32標準ブレーキ車用)
ブレーキホース非交換の場合、最低限コレだけです。(ホースも替える場合はS15用がいけると記憶しています)
①はボルトをショート化する為で、トヨタの部販で品番を言えば普通に買えます。②はステ純正のローターだと取り付け位置が合わない為、流用するキャリパーに合ったローターが必要です。ちなみにR32のローターで径が290mm→296mmと大きくなります。期待で胸がはちきれそうですw
キャリパー取り付けボルトは2駆ステなら現車のボルトをそのまま使います。(32キャリパーのボルトは12mmで同径ですが長すぎる為)
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フロント交換時は、両輪を上げて左右にハンドルを切れるようにした方が作業しやすいです。
キャリパー本体は14mmの工具で簡単に外れます・・・がその前にブレーキホースを油が出ない程度に気持ち緩めておきます。(写真の状態は、ホースを緩めてなかったので結局もう一度キャリパーをつけるハメになった失敗例です)
キャリパー根元の人は19mmのボルトで止まっており、ちょっとキャシャリンな自分だと心配でしたが、前日にCRCをぶっ掛けておいたので意外と簡単に緩みました。
注:車体を持ち上げたら、ウマを掛けてタイヤを潜らせておきます。高トルクのボルトを緩めたり、ハンマーでぶっ叩いたりするので・・・面倒くさいですが安全のためには必須です。
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キャリパーが外れたらもうローターも外れます。
ガチガチにローター固着してたのでトンカチを抱えながらどうしようかと思いましたが・・・ローターに開けてありました、ボルト穴。但し、P1.25の細目M8ボルトなんて都合よく持ってるわけねえよ!と5km離れたホームセンターに泣きながらボルト1本だけ買いに走りましたとさ。
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~ここでロングハブボルト(+10mm)に打ち替えます~
プーラーとかSSTはナッシングなので力技です。
ホイールナットをボルト頭ギリに入れてひたすらトンカチで叩く、と思いきや2~3回叩けばスポンと抜けます。
写真は圧乳(苦笑)・・・圧入時のものです。一番悩んだのが回り止めで、あれこれ30分位悩んで到達したつっかえ棒作戦です。ホイールナットは逆向きに付けて締め込みで面当たりさせてボルトを引きずりだします。
ボルトの根元を確認して(ある程度)隙間が無くハブに食い込んでいればOKです。ホイール取り付け時に最後締め上げますので。普通にやってれば斜めに付く事はないと思いますが、念のためチェックします。
これで8mmのスペーサーを入れても大丈夫♪・・・ちょっと怖いけど。
注: 作業後必ず試走してホイールナットの増し締めを実施します。「えっ?」っていう感じで締め込めますので。
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あとはさくさくと32ローター&キャリパーを付けていきます。
ローターと干渉するバックプレートは切って開いて反らして逃がしてやります。(そのままだとちょっと見苦しいので後で上端カットしました)
★参考:整備書より主なボルトの締め付けトルク
・キャリパー本体(19mm):
98.1Nm~117.7Nm(10~12kgf・m)
・ブレーキホース(14mm):
14.7Nm~17.7Nm(1.5~1.8kgf・m)・・・を参考値としてギリ漏れない所まで締め上げるw
・エアブリーダー(10mm):
6.9~8.8Nm(0.7~0.9kgf・m)
注: ステのブレーキホースをそのまま使う場合はバンジョーボルト接続なので必ずキャリパー接続部の面出しをしましょう!あと、ホース取り付け後は左右にハンドルを切ってホースがJOJO的なありえない状態にならない事を確認します。
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最後はエア抜きです。準備するものは、金魚用ビニールホースと金魚用逆止弁とカミさんw です。(逆止弁があれば一人でいけるんでしょうが庭でボンヤリしてたんで手伝わせました)
ブリーダーを緩めて「ポン、ポン、ポーン」でまた締めて、を繰り返してエアが出なくなったらOK・・・でしたかね?くれぐれもマスターのフルードを切らさないように。
反対側も同様にしてキャリパー交換完了です。動作確認は周囲の安全を十分確保して行います。
(フカフカなら再度エア抜きに戻る、です)
まあやってみれば意外と簡単です。
ただ、ブレーキをいじるのでくれぐれも自己責任なのと、保安部品なので作業後に点検記録簿の作成を行います。(法的にはユーザーが整備するのであれば資格は必要ありません)
踏んだだけ効く、というフィーリングはさすが対向キャリパーです。現状フロント寄りのブレーキバランスは致し方無いですが。
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おまけ: 10年目の真実。距離は5万キロも走ってないのですが(汗) 単にオーバーホールするだけでも全然変わると思います。
※つうか今回の整備手帳ボリュームでかいなあ。ちなみに寝落ちして3回書き直してますw
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