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2014年12月14日 イイね!

「GP Car history」もVol.10を迎え

「GP Car history」もVol.10を迎え










グランプリの名車たちが綴る至極のストーリー

「GP Car history」もVol.10を迎え

今回のマシーンは・・・



意外にも1992年の








McLaren MP4/7A


う・・・ん名車とは言い難いような?

ジョン・バーナードが手がけた
MP4/1からの基本設計から離れた
最初のマシーン。


モノコックも時代遅れと呼ばれた
オス型からメス型への移行

昨シーズンからの互換性の無い
新設計のホンダRA122E/Bエンジン

しかも投入当初はパワー不足(-。-;)

システムが複雑で開発中止に
追い込まれたアクティブサス

予定ではMP4/7Aが/7Bになるはずだった?

翌93年シーズン
非力なフォードエンジンと
構造が簡単なアクティブサスで活躍し
ランキング2位になるも
セナはマクラーレンを離れウィリアムズに移籍

政治的圧力?からか
ランボルギーニエンジンかと思われた
94年はプジョーエンジンで絶不調に。






92年のベストマシーンはやはり

WilliamsFW14B



電子デバイス満載のハイテクマシーン

バランスの取れたV10エンジン

RENAULT RS3C


ニューウェイ設計の
エアロダイナミクスに特化したデザイン

このFW14Bは昨シーズンのマシーンFW14に

アクティブサスを付けただけで勝ちまくり!


憎らしいくらい

盤石の体制






この年記憶に残るもう1台は

Benetton B192

その後、皇帝と呼ばれる
シューマッハ初優勝マシーン

太く丸いハイノーズは
キャメルイエローから
バナナノーズと呼ばれていましたね。

ブラウン&バーン
二人のデザイナーは
その後フェラーリに移籍して
シューマッハの
7度のワールドチャンプを手助けします。







ハイノーズと言えば1990年に
衝撃的デビューを飾った

Tyrrell 019ですが

フロントウィングの面積が
大きく取れない理由からか
主流にはなれず・・・(~_~;)

ベネトン方式が未だに採用されております。






このシリーズ10冊ありますが

他にセナが搭乗したマシーンは

McLaren MP4/4


88年ターボ最後の年

ライバルチームはNAに移行したり(ベネトン&ウィリアムズ)
昨シーズンのマシーンで乗り切ったり(フェラーリ)
同じエンジンを載せるチームは絶不調(ロータス)

そんな理由もあって16戦15勝の
金字塔を打ち立てたとも云われています。





Lotus97T

1985年セナの初優勝マシーンがコレ。

JPSカラーのゴールドに見える色は

実はベージュなんですね〜ぇ

当時の

ドゥカルージュのデザインって

88年の99Tまで違いが良く分からないのは

私だけ?






セナ最後の搭乗マシーンになった

WilliamsFW16

FW14BFW15Cまでの
電子デバイスは無くなり

全くの新設計となります。

しかし2年間パッシブサスの
開発をしなかった代償か?

操舵性はかなり過敏だったようで
セナもかなり苦戦している。

1994年5月1日セナ

第3戦サンマリノにて死亡・・・


セナ亡き後FW16Bとして改良を重ね
コンストラクターズ1位となる。


しかし
10冊中4冊セナってのも

ある意味凄いですよね






Ferrari641/2

1990年


鬼才ジョン・バーナード離脱により

大量のスタッフまで居なくなり

一から新車を作ることが難しく

昨シーズンからの改良版で臨む

プロストの新加入でチームもプロスト色になり

マンセルの立場が〜ぁ(`ヘ´)

優勝6回と跳ね馬復活か!?

と思われたが

91年642,643と投入するも優勝は無し


プロストもチーム批判を繰り返し解雇

93年にウィリアムズにて復活

92年シーズン途中で
ジョン・バーナードを又招聘って・・・






Lola LC90

1990年日本人初の表彰台に喜ぶも

コンストラクターズポイント剥奪
ランボルギーニエンジンをも奪われる。

バブルの終焉と共に
メインスポンサーも撤退

翌年でチームも消失






1988年ターボ全盛期に一矢報いた

March881


鬼才エイドリアン・ニューウェイ
エアロダイナミクスに特化しすぎたマシーン故に
一度セッティングが決まると速いが
決まらないと予選落ち。
翌年モデルCG891も
かなり神経質な車になり
成績は低迷

ニューウェイは更迭され
ウィリアムズに移籍しFW16を作り上げる。

同じ頃メインスポンサーは撤退
こちらもその後チームは消失。


このシリーズの年代を見ますと

Vo1  McLaren MP4/4     1988年
Vol2 Ferrari 641/2           1990年
Vol3 Williams FW14B    1992年
Vol4 Tyrrell 019              1990年
Vol5 Lotus 97T               1985年
Vol6 March 881              1998年
Vol7 Williams FW16B    1994年
Vol8 Benetton B192        1992年
Vol9 Lola LC90              1990年
Vol10 McLaren MP4/7A 1992年

次回の予定は
Vol11 Ferrari F187  1988年

やはり90年代始めがダントツに多いですね。

Posted at 2014/12/14 17:12:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | レースネタ | 日記
2013年12月12日 イイね!

美しいマシーンは速いというが…2

美しいマシーンは速いというが…2










好評のGP Car Historyも第6弾!

今回はエイドリアン ニューウェイのF1デビュー作

マーチ881です。

フロントウィングの翼端版や
リヤカウルの複雑さは
当時の他のマシーンと比べ
明らかに違いが分かります。

25年前のマシーンですが
今見ても美しいマシーンですね。



この本は

エイドリアン・ニューウェイのインタビューに始まり

マーチに招聘された時アメリカでインディカートの
デザイナーもやっていたので
最初はアメリカとイギリスを頻繁に行き来し
マーチ881も飛行機の中で設計図を書いていたそうです。
(インディカート出身なので
グランドエフェクトに重点を置いていたのでしょうか?)


ジョン・ジャッド(エンジン・デベロップ社代表)

当時のジャッドエンジンと言えば
エンジンブローしかイメージがありませんが
コスワースDFRと同等の性能があったそうです。


パトリック・ヘッド(元ウィリアムズ、テクニカルディレクター)

成績不振でチームを追われたニューウェイをウィリアムズに招聘する。
当時881を見てヤラれたと思ったそうです。

その後2人は名車を作り上げます。



イワン・カペリ (元レイトンハウス・マーチ、ドライバー)

レイトンハウスでの活躍が認められ
その後フェラーリに移籍するも成績不振は
彼が理由と言い切れないが
シーズン途中で解雇される。
レイトンハウス時代チームメイトの
グージェルミンとの仲の良さは有名でした。


赤城 明 (元チームオーナー)

F1界にジャパニーズマネーを投下した
第一人者で、その後を追う様に参入した
エスポの伊東氏、フットワークの大橋氏。
ある意味赤城氏は功労者とも言えるでしょうが、
この3人はバブル崩壊後チームを売却し
後に続く日本人オーナーは現れておりません。



安川 実 (元コミュニケーションマネージャー)

レイトンハウスを辞めてた後マクラーレンに移籍して
日本企業とのパイプ役を務めている。


イアン・フィリップス (元ゼネラルマネージャー)

エイドリアン•ニューウェイをマーチに推薦したのは、
以前ご近所さんだった彼だったそうです。

彼がチームを去ってから
チーム運営がおかしくなっていきます。


もちろん!

各グランプリ毎の仕様変更もしっかり
網羅されていますよ(^-^)

このシリーズの一番のウリですね。







1988年はターボ最期の年で
フェラーリは来年からのNAの開発に重点を置く為に
昨年のマシーンのモディファイ型で参戦し
マクラーレンホンダはセナ•プロコンビて
16戦中15勝と破竹の勢い!
同じホンダエンジンのロータスは何故か?
マクラーレンとの差が開き
メガトロンターボのアローズやNAの
ベネトンの後塵を拝する始末…(~_~;)

そんな中成績では同じNAのベネトンより
悪いですが印象度では上の
レイトンハウスマーチ881は
人々の記憶の中に色濃く残っておりますね。


マーチ881はマシーンと路面の隙間に空気を取りいれ、
ベンチュリー効果による
吸引力を生み出してダウンフォースを
発生させる事を特化させたマシーンなので
マシーンと路面の隙間が変化すると
理想のダウンフォースが得られなため
姿勢変化しないようサスを硬めにしなくてなりません。
路面がフラットなコースは安定した早さを得られますが
バンピーなコースでは車体が跳ね上がり
理想のダウンフォースが得られず
操縦安定性が悪くなってしまい
マーチ881は安定した成績を獲得出来ず
極端すぎる成績になってしまいました。


当時アクティブサスが実用化されていたら
もっと成績を残せたことでしょう。
(マーチも開発はしていたそうです)






一方のターボエンジンの
マクラーレンは空気抵抗を少なくするために車体を低くして
リヤウィングに乱れない気流を当てる事で操縦安定性を図ります。
ターボエンジンですのでコーナを曲がりさえすれば
立ち上げからの加速で引き離す事は可能と考え
空力にはあまり力を入れておりません。


エイドリアン•ニューウェイは
翌年のCG891
翌々年のCG901の成績不振を理由に
チームを去りますが

移籍したウィリアムズで
名車を作り上げます。


FW14Bです。







アクティブサスを採用した事により
姿勢変化が抑えられ
最良のベンチュリー効果が得られ
ライバル達を圧巻しました。

マクラーレンがホンダ V12のパワーを持っていても
トータルバランスに勝るウィリアムズには
太刀打ちできませんでした。

以外に思われるかも知れませんが
FW14Bと881の輪郭は似ているそうです。


その後ニューウェイは
ウィリアムズからマクラーレンに行き
ミカ•ハッキネンをチャンピオンにし

現在はレッドブルに在籍し
チームを4連覇させました。

現在の活躍は891があっての事なんですね。




最後に...

レイトンハウスのボディカラーの
レイトンブルーはあるクルマの
ボディカラーから採ったそうです。


おしまい(^-^)/
Posted at 2013/12/12 01:00:12 | コメント(5) | トラックバック(0) | レースネタ | 日記
2013年10月19日 イイね!

ホンダF1カムバック記念の企画?

ホンダF1カムバック記念の企画?














先日以前ブログでも紹介した

「名車列伝」Vol.8が発売になり早速入手いたしました。




今回はホンダ特集です。

第1期から第3期までの33台のワークスマシーン及び
ホンダエンジン搭載マシーンの紹介です。

もちろん志し半ばで撤退したスーパーアグリも紹介されております。

まあ〜ぁ
2015年からのF1復帰を睨んだ企画でしょう。

しかし
セナ、中嶋が搭乗したマシーンは既に紹介済み..
前回のVol.7のシューマッハ特集の時は既に紹介されたマシーンは
新たに書き下ろしをして写真も換えてありましたが、
今回は一部分のみの書き直しで写真も換えてないマシーンもあるのが残念でした。


しかし!87年以前のフジテレビが中継をする前の第2期やそれよりまえの
第1期のマシーン解説は読み応えがありますね。




第3期最後のRA108

BARと組んでセミワークス的な活動をしましたが
なかなか意思の疎通が上手くいかず最後はワークスとして活動した第3期は
優勝にもあまり恵まれませんでしたが

2015年からのマクラーレンホンダは第2期黄金時代を彷彿させる様な活躍を期待しながら

この本で過去の予習をされるのも良いかと思います。



尚この「名車列伝」は今回をもって一時休刊になるそうです。






Posted at 2013/10/19 22:19:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | レースネタ | 日記
2013年08月30日 イイね!

美しいマシーンは速いというが...

美しいマシーンは速いというが...最近のF1マシーンに限らないんですが
レーシングカーは空力学の研究が進んだ結果
ボディが複雑な形状になり
至る所にフィンが付いています。

それは、より早く走らせる為には
必要な事なんでしょうけど…

80〜90年代を見てきたモノとしては


今のマシーン

美しく見えないんでよ〜ぉ(>_<)


なので我々世代は

こういうマシーンに萌えます







この本は一台のマシーンを深〜く掘り下げていて
当時のドライバーやデザイナー
チーム関係者のインタビューや

各グランプリ戦におけるマシーンのモディファイや
パーツ解説が写真付きで、
当時語れられなかった裏話まで…

これでもか!これでもか!
と掲載されていて

F1マシーン好きにはたまらない一冊になってます。

しかも、次回はロータス97Tですよ!
渋いチョイスしてますよね〜ぇ
セナが始めて乗ったロータスですからね(^_^)













こちらの本は各年代の名車と言われる
F1マシーンを紹介してます。
年代的には2000年以前のマシーンが多いので
私の好きなマシーンが多く掲載されていて

これ又萌えですね(^^;;

VOL1はセナが乗った歴代マシーンが
紹介されています。

その後、マンセル(VOL4)、アレジ(VOL5)や
なんと!ミナルディ(VOL5)の特集が組まれました。



このシリーズまさかVOL7まで
つづくとは編集部も思ってなかったと
言ってる位なのでその後企画が迷走していきます。

なので、名車というより迷車も掲載されていき
コローニスバル(VOL6)は名車では無いでしょう
珍車ライフL190も出てますよ〜ぉ

最新のVOL7は
シューマッハの歴代マシーン全てが一冊に収められています。


今のF1マシーンにイマイチ萌え無い方には

オススメの本であります。

Posted at 2013/08/30 00:36:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | レースネタ | 日記

プロフィール

「新しいMacBook Proが届きました。」
何シテル?   03/20 11:40
もーさん。です。 よろしくお願いします。 ゴルフⅢGTIからゴルフばかり 5台乗り継いで 現在AE1ポロGTIに乗っています。

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