UFOライン
眼下に広がる雲海と天空を堪能するUFOライン
2024年01月12日

通称UFOラインと呼ばれるいの町道瓶ケ森線にある最も有名な絶景スポット。
人気になったキッカケは10年以上前に一部のバイカーの間で話題となり、
さらに5年前(2018年頃)には新型カローラのTVCFでも話題になりました。
元々は林業関係者や石槌山~瓶ケ森の登山者くらいしか訪れていなかったらしく、
道幅は全体通して非常に狭く離合困難な上、標高も1500m前後になるので
頻繁に天候悪化しホワイトアウト。11~4月は冬季通行止めとなる。
最大のポイントは「天空の道」と呼ばれる通り、愛媛と高知の県境となる
瓶ケ森の山稜沿いに道路が作られている点が非常に珍しい。
写真のスポットは離合の為の東黒森待避場にある東黒森の登山口から
藪の中を約200mほど登ったところから撮影しています。
こちらは特段危険箇所は無いものの滑りやすい上に通年藪中になる上
藪で見えないだけで登山道は南側は絶壁となるので滑落の危険が伴うので要注意。
因みに45分ほど登ると標高1735mの東黒森山頂に出ますが
山頂まで行くと景色が見られないので撮影スポットはその途中となります。
また、東黒森待避場は駐車も可能ですが5~6台くらいしか駐車出来ず、
週末や観光シーズンとなると車も増えて混雑が予想されるので要注意。
特に大きな車で訪れるにはかなりリスクがあります。
東黒森待避場へのアクセスは東側の場合は国道194号線の
寒風山トンネル南口、新屋チェーン着脱場がUFOラインの入り口となり、
そこから寒風山登山口の駐車場を経て侵入、約20キロ、約40分要します。
寒風山登山口は約20台の駐車スペースと軽食屋とトイレがありますが、
ここを過ぎると約25キロ先のよさこい峠まで公衆トイレは無いので要注意。
西側からアクセスする場合は、石鎚スカイラインの関門ゲートより
県道12号をひたすら約33キロ北上していきます、主要約1時間。
こちら側は比較的離合しやすいですが、目的地付近は離合困難です。
紅葉シーズンなどは駐車できない車両でごった返すのでリスクはあります。
離合も出来ない狭い道なので停車も出来ず露頭に迷っている大型SUVを散見します。
また、元々バイカーの聖地ともされてただけにバイクが多いのも要注意です。
太平洋側からの南風と瀬戸内海からの偏西風で雲海が生まれやすく、
特に晩夏~秋にかけては写真のような光景がよく見られます。
前述のように、山稜に沿った道なので瓶ヶ森山地の山頂までのアクセスも容易で
場所によっては登山装備がなくても登頂出来るのでピクニックにもオススメ。
関連リンク
タグ
関連コンテンツ( 東黒森 の関連コンテンツ )
地図
関連情報