知床峠展望台

死ぬまでに一度は見ておきたかった旧ソ連に奪われたままの北方領土。
その中でも特にしっかりと肉眼で見られるスポットの１つがこの知床峠。

運良く雲ひとつ無い快晴時の未明に訪れて日本一早い？朝を迎えた際の光景は
知床峠展望台より東の羅臼町側へ１キロほど下りた先で見られます。
知床峠展望台から望むよりも個人的にはこちらの方が全然好みです。
国後島全体を見渡すなら羅臼町の市街地にある羅臼国後展望塔がオススメです。

ここから見えるのは約５０キロ離れた先にある北方領土の国後島のみ。
写真では国後島にある羅臼山の山頂から太陽が昇ってきています。
その右手にあるのが小羅臼山で、共に標高は９００ｍもありません。
また左手には標高４７６ｍの丸山が見えてます。
因みに最高峰は島の北部にある爺爺岳で１８２２ｍです。

アクセスは斜里町方面から酷道３３４号を北上し、ウトロを過ぎると東へ折れ
知床半島を横断するかたちで羅臼町方面へと抜けていくのが一般的。
この知床峠への道は知床横断道路と呼ばれており、日本百名道でもあります。
車も走りやすくて景色も良くワインディグロードとしては最高です。