
今回は正味な話、
どうしていいかわからない。
素人臭くどん臭い日記で恐縮です。
大目に見て素通りしてください。
ど素人なので。
しかも、よせばいいのに、気付いたら
ちょっと長くなってしまっています。
読もうとしている奇特な方は、お手元にジュース、
お菓子等を用意されることをお勧めします。
どん臭い日記なので、
せめてラーメン写真でお楽しみください。
松富という銀座のラーメン屋さんの醤油ラーメンです。
味濃いめ脂多めでお送りします。
いままで見て見ぬ振りして避けて通っていたところを、直視せざるを得なくなっ
た。
このたびの入院で、魚圭号が知らない乗り味に変貌を遂げてしまった。
デブ。。。。。LSD。。。。
あ、肥満や、ドラッグの件ではありません。
Limited Slip Differentialの事。
日本語では、差動制限機能付デフとのこと。。。。
はい、ますます解からなくなりました。
三輪車しか知らない人に、自転車を見せるようなもんですね。
通常のデフに、差動制限が付けられたもの。、、、という解釈か。
しかし。。。
機械式とか、1WAYとか日常会話には登場しない言語の飛び交う、
複雑怪奇なものに手を出してしまいました。
混乱しているので、とりあえず情報を整理しよう。
まず、LSDちゅーのは、デフの一種らしいね。
だから、総称『デフ。』
言い方的には、
「俺のデフ、LSDだから。。。」
というのが、正しいか?
今回装着されたパーツは、ATSのカーボンデフというらしい。
因みにこれはLSDだ。
・アクセルONの時のみ効くらしい。(1WAYというの?)
・カーボンで出来ているらしい。(オイル真っ黒になるらしいね。)
・前後への導入。(後ろだけにすればいいのに!と非難集中。)
へ~。
といったところだ。
そもそも効くってなんだ??
肩こりに効くピップエレキバンみたいなものかな??
はたまた、
『マスター、出汁が効いてるね~』
みたいなものかな?
恋に効くおまじないとか。。。。
交通安全のお守りとか。
現時点でもチンプンカンプン風味である。
今回導入した理由は、不稼動車からの移植。そこにデフがあったから。
それ以上に深い理由はない。
至って単純だ。
入れてみたかったというのが、深層心理だろう。
男の子の哀しい性だ。
まぁ、無知が起こした結末といえど、入れてしまったものは仕方がない。
世間的にこれだけ認知されているものだ。
また、使い方次第でレベルアップできるに違いない。(と、信じたい。)
ということで、手始めに、デフの役割から整理することにした。
★デフの役割 : 内輪差を吸収する。
自動車が旋回するとき、外側のタイヤ(外輪)と内側のタイヤ(内輪)が、
通る経路は異なる。
外輪の経路に比べ、内輪の経路は短い。
外輪、内輪が同じように回転したら、旋回に支障が出るのは想像できる。
外輪に比べ、内輪の回転数は、少なくなければならない。
この制御を担っているのが『デフ。』
デフは、力(トルク)を配分する機構と理解する。
(ちなみに4WDでは、前後方向のトルク配分を調整する。
これがセンターデフというらしい。インプレッサはドライバーが調整できる。)
通常のデフの役割は、抵抗の少ないほうに自動的にトルクを配分する仕組みらしい。
内輪より外輪の方が抵抗が少ないため、外輪にトルクがかかる。
(内輪は径が小さく、ムギュっとその場で回転するような感じしますよね?)
この調整を「差動」という。
デフすげー。
でも、これでは、不都合なケースもある。
スポーツ走行時がそれにあたる。
サスペンションの伸張、剛性等、車のキャラにもよるが、
スポーツ走行時、内輪は浮くこともあるらしい。ジムカーナとかで時々見ますね。
これをインリフトと言うらしい。
このインリフトした状態で、先程のタイヤにかかる「抵抗」という観点で解析して
みると、
外輪より内輪の方が、抵抗が少ない事は想像に易い。
浮いちゃってるからね。
つまりインリフト時にデフは、
接地していない内輪に多くトルクを配分してしまうことになる。
浮いた内輪に過大なトルク。
ぬかに釘。
のれんに腕押し。
便所の100wといったところでしょうか?
さらに、接地している外輪にトルク配分されず、加速も思うようにできないのか
な?
いずれにしてもこの場合、旋回には不都合がありそうだ。
日常生活において便利な機構も、悪路、ならびにハードな走行には、
支障があるようだ。
LSDは、それを補正する。
「LSD:差動制限機能付きデフ」
つまり、外輪と内輪の差動を制限してしまうということだ。
汎用的な便利さを指向した機能を封印し、特殊化を進めていくかんじ。
牛丼の肉抜き?ショートケーキのいちご抜き?中華丼のうずらの卵抜き?
⇒
ねぎばかりの牛丼、クリームだけのショートケーキ、飾り気のない中華丼、
専門化が進んだということだろう。
内輪が浮いたとしても、そこだけにトルクが寄せられることもなく、
外輪にもトルクがかかりつづける。
要は、内も外も、駆動するということだろうか・・・。うーん。真の4WDだねぇ。
言い換えると、内輪は浮いていても、アクセル踏むと接地した外輪を通し、
路面に力は伝達されるということだろう。
常に加速できる。
しかし、ここで重大な事象を見落としていた。
「インリフトするようなハードな走行」や、「ダート、雪道等の悪路」であれば、
その効力を如何なく発揮するのだろうが、
そのような事態に陥らない人間には、おおよそ必要のない機構だった可能性がある。
え。。。と、、、魚圭号は、そんな事態に陥らないし、
そこまでの走りを実現するテクはない。
やばいじゃん。
以上の事実に基づき、今後魚圭号を運転する際に、留意すべき事項を検討すること
とする。
現在の利用形態は、以下のとおり。
・舗装路面のみの利用
・走行スタイルはグリップ
・インリフトなし(意識するほどでない)
そして今回の仕様変更は、
・LSDは1Way機械式(加速時のみロック)
・前後装着
アクセルON時とOFF時のギャップが激しいため、まずこれになれること。
減速時LSDの効いていない状態で一気に向きを変え、変わったら、アクセルON。
今迄以上にメリハリ効いた運転するしかない。当たり前か。
その際、仮にインリフトしていたとして、方向さえあっていれば、外輪による加速
は約束される。
DPの頂点を鋭角にすることを、意識したほうが良いか。。。。?
進入速度より、立ち上がり重視?
さぁどぉする?楽しくなってきたね。
でも、再来週の日曜日は峠アタックだ。
まずいじゃない?。。。とりあえず、今日までインプレッション。
アクセルONとOFFの挙動が全く異なるため、正直怖い。
旋回か?スピンか?!?
日常生活では、右左折時、従来はハンドルを切って、
加速と共に惰性でしゅるしゅるっとステアを戻していたが、
加速した瞬間に、ハンドルが何かに反発するようにビシャ!!と戻ってくる。
全くもって、気が抜けない。。。
お買い物途中の右左折ですら、旋回を意識せざるを得ない。
又、アンダー状態で進入し無理矢理アクセル開けて立ち上げると、
いつまでたっても微舵が入ったままで
ハンドルをまっすぐに戻せない。でも曲がる。
アンダー状態のまままっすぐ進んでる!?
どんな状態からでも立ち上がってくるんだね~すごいね~。
この間タイヤは、悲痛な叫びをあげているのかな?
このときは、非常に運転してて気持ち悪いため、
車の姿勢を意識する良い練習になっている。
乗りこなしたら、上手くなるかな。。。
文明の創りだした過激な機構だ。折角の差動を抑止しちゃうんだからね。
何にしても、精緻なアクセルコントロールが求められる。
4WDのゴーカートって、こんな感じなのかな?
あー、後、妻ちゃんからのインプレでは、『作動音が五月蠅い』とのこと。
あとはね、当件妻という家計取締役の決裁を得ずに、フライング着工してしまったために、制裁を受ける可能性が。。。。。
これが一番まずい。
衝動買いでした。
練習しよ。