
『限定、今だけ、特別に。』
とても弱いキーワードです。
今日も負けました。
ちなみに今日は酒ねたでも、
いつもどおり車ネタでもありません。
今日のお題は、いま流行りの
『牛丼。』
です。
写真に店名はありませんが、
この看板の色で全てご理解いただけるものと思料致します。
仕事もおわり、
(正確には終わった事にし)
会社から帰りがけ妻に電話する。
夕飯の余りはホイコーロー少々と
白米があるらしい情報を入手した。
うむむ。少々か、、、
種々検討(自問自答)の末、
すけべ心満載で進路変更。
自分の額に行き先が書いてあったとしたら、
『自宅。』
から
『吉の●。』
に勢い良く変わったのをご覧いただけるだろう。
(イメージキャラクタ:猫バス。)
さて、そうときまったら、
善は急げで
色々と思い出が散らばる交差点を家とは真逆にかじをきる。
と、
同時に心の中でありったけの声で叫ぶ。
『面舵いっぱ~い。』
妻のホイコーローを忘れて。
いや、忘れるかのように。。。
混んでるかな?
期待に胸が膨らみ同時に胃袋も来るべき牛丼祭りに備え
拡張をはじめる。
『牛丼、牛丼♪』
2、3日前高い牛丼は喰わんとか、
言っちゃったけど、
うそだ!ごめん!牛丼お前をずっとまっていた!
ブタ丼だけでもいいよって強がってたけど、
本当はお前をずっと待っていたんだぁぁぁああ!!
妄想から抜けるころには、店前着。
様子がおかしい。空いている。
な~んだ、世間は牛丼ごときに踊らされないんだ。
みんな大人だな。
と、
思った矢先に看板に何か張ってあるのが
視界に飛び込んできた。
『売切。』
あ、牛丼って売り切れるもんなんだ。
シラナカッタ。
売切って何さ?
腹いせに大地に横たわり手足をばたつかせ、
生命ある証しを行き交う人々へ
知らしめんばかりの模範的で洗練された、
3歳児がお手本にさせてくれと平伏ような駄々っぷりを
発揮しようかとも思いましたが、
・・・いいお歳ですし、社員通るし。
写真だけ撮影して帰路につくことにします。
都会で携帯カメラで看板撮る32歳。
修行が足りませんな。
親が見たら泣く。
つられてきっと魚圭も泣く。
さて、おとなしく帰って
少ししかないホイコーローいただきますか。
Posted at 2006/10/04 00:21:06 | |
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