
かつてDJKの会員でしたっけ。
ふと、そんなことを思い出しました。
時々行くお店での出来事。
ここではいつも、グラスでビールを飲んでいて、
何となく味気ないななんて思ってて、聞いてみました。
『ジョッキないの?』
片言の日本語で店員さん。
『あるよ。』
ほほぅ。あるのか。
メニューが横文字だから気づかなかった。
しばらくして、遠くから店員さんが近づいてくる。
手にはピッチャーらしきものを携えている。
どこかのお客さんが頼んだのかな?
ピッチャーもあったんだ。
今度頼んでみようかな。
日本人はやっぱりさしつさされつだょね。
ん!?
様子がおかしい。
真っ直ぐこっちに向かって来る。
うちが頼んだのは、大ジョッキだよな。。。ん!まさか!?
と思った矢先に目の前に置かれるビールを満たしたガラス製品。
『ピッチャーみたいな大ジョッキ。』
ほほぅ。
ここで、スイッチが入り、
遠い記憶が呼び覚まされる。
いや、敢えてスイッチは見ないようにしていたのかも知れません。
しかし、子々孫々に至るまでの文化継承の責を負うものとして、
重い筆を起こさざるを得ません。
かつてDJKという、地下組織がありました。
飲みに行って、何を食べるにしても、
頼む飲み物は、
『大ジョッキ。』
ストイックなまでに
『大ジョッキ。』
締めのお冷やも
『大ジョッキ。』
つまり、
『大(D)ジョッキ(J)の会(K)。』
活動目的は遺伝子レベルまで大ジョッキを浸透させようと、
業界団体の圧力があった訳ではないことは確かです。
何でこんな組織が出来たのかは、いまだによく解りませんが、
多分メンバーの高齢化に伴う体力の衰退、
並びに、尿酸値の上昇と共に時代に飲み込まれ、
自然消滅していきました。
因みに、姉妹組織にPJKという団体もありました。
こちらは、
『パーティー(P)ジョッキの(J)会(K)』
活動目的は、ご賢察の通りです。
Posted at 2006/10/18 12:37:15 | |
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お食事 | 日記