
座席不要と言っても、
後部座席を粗大ゴミに出すわけでも、
助手席を燃えないゴミの日に出すわけでも、
運転席にフルバケ入れて、
余った座席をまな板に改造するわけでもありません。
今日の夕飯は立ち食いそばの
『越後そば』さん。
雨の降りしきる、有楽町駅前からお送りします。
このお店、
やきそばがとても美味しいお店ですが他にも色々あって、
目移りしまくります。
さて、何をたべようか?
本日の最終選考に勝ち残ったのは、
禁断の
『海老かき揚げ閉じ丼。』
同じく禁断の、
『カツ丼。』
そしてお勧めの、
『やきそば大盛り。』
やきそばは、揚げ物に対する罪の意識から、
今日は最終選考に残ってます。
意を決し、入り口付近の券売機に壱漱石を差し込む。
雨のせいで、しなしなになっている。
『あ、戻って来た。』
おかえり。
いやいや、気を取り直し再アタック。
今回はマシンに認識されたようで、
ディスプレイに浮かび上がる、
『1000円』
の文字。
戸惑いながら震える指先はあるボタンを押下する。
そこにはこう書いてある。
『海老かき揚げ閉じ丼¥460。』
あれだけサッカーキツかったのに、
筋肉痛も収まる前に、やってしまいました。
日付変更線間際の揚げ物暴食
が決定した瞬間です。
チケットを持ち、敏感な部分を触れると開く自動ドアを抜け、
店内に入る。
出汁の香りが魚圭の疲れた体を包み込む。
空腹感が加速すると同時に、
揚げ物に対する罪悪感が消え失せる。
店内には座席はない。
早飯食いのサラリーマンには、
座席は不要。
カウンターさえあればいい。
カウンター越しに店員さんへチケットを渡す。
ほぼ同時にあつあつのスープが渡される。
ねぎの浮く、魚堅出汁の醤油味。関東風です。
そっとすする。
旨い。
そうこうしているうちに、待望の
『海老かき揚げ閉じ丼。』
到着。
ぷりぷり海老のかき揚げを卵でとじた、
中年魚圭殺しの魅惑の逸品。
慌ててカキ込む。
旨い!旨すぎる!
これで¥460は安い!
この値段でこれ喰えるなら、
座席は不要ですね。
今日は電車で座らずに帰ろ。
Posted at 2006/10/24 00:52:13 | |
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お食事 | 日記