
【前回までのあらすじ】
酔っ払って電車に乗った魚圭。
座席に座れて油断しきった魚圭が瞬き一つの間に連れてこられたのは、
いわゆる隣町。一つ先の駅。乗り越した。
30分こない折り返し電車に苛立ちをおぼえ、次にとった行動は。。。。。
下がる体温、さめる酒。さぁどぅする?
【本編】
さて、歩きますか。
家まで歩いて帰ることを決断しました。
まぁ、一駅だったら、大丈夫でしょう。。。。
この軽はずみな考えが、すでに冷静さを失っています。
でもこの判断基準は、車の運転中でも時折出ていて、
渋滞している近道よりも、遠回りでも渋滞のない道を
洗濯することが多々ある。
自動販売機で暖かいお茶を購入する。
乗り越しの清算をし、自動改札をでる。
・・・家はどっちだ?・・・方向を定め歩き出す。
寒い。。。。ひたすら寒い。
「まだここか」
車で通ったことのある見覚えのある道路にでて、愕然とする。
これは。。。。電車で帰るのと、大して変わらないな。
そんな考えが頭をよぎる。それはちょっと悔しいな。
に、しても寒い。
酔いは完全に覚めた。
携帯も、電池が無くなり
歩いている途中の暇つぶしの役割を放棄している。
右手に握るお茶もそのぬくもりを失い、いまや単なる冷たい液体の入った缶と
化している。
いっそ捨ててしまいたい。
冷静にバックにしまう。
生還した暁には、これで祝杯をあげよう。
道は暗いし、人はいないし、車はすごい勢いで通り過ぎてゆく。
あ~暖かいコーヒーが恋しい。
今にして思うと、完全に冷静さを失っていた。
おとなしく風のあたらないところで、温かいコーヒー飲みつつ、
雑誌でも読んで、電車待てばよかったじゃん。
冷静な自分が、酔っ払っている自分に頭の中で説教している。
プチ自分内会議紛糾中。
そんなこと考えながら歩いていたら、
あ、電車に追い越された。あれに乗っていれば。。。。。
常磐線を甘く見るな!!
Posted at 2006/11/26 23:36:15 | |
トラックバック(0) |
よもやま。 | 日記