
念願だった世界遺産の熊野古道に行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、熊野古道はそのルートがいくつかあり、それぞれに名前がついています。
今回は、よく写真で紹介されている小辺路の果無越えの途中にある果無集落に行ってきました。
ところで、ここも「天空の郷」と呼ばれ、果無山脈の端の尾根筋にあります。
ここに来る途中の大塔や十津川にも、山肌に張り付いている幾つもの「天空の郷」があり、昨年行った下栗の里も凄かったですが、あらためてこのあたりの凄さを実感させられました。
凄いと言えば、4年前の紀伊半島大水害で大きな被害を受けたのもこのあたりで、未だに崩れたままでむき出しの山肌が何カ所も見られ、ちょっと複雑な心境になりました。
前置きはこれくらいにして、さっそく写真を紹介させてください。

上の写真を前から見ると、林道と交差して山に入る古道がよく判ります。

登山口には、こんな素敵な水場が♪
林道は遠回りして高度を稼ぎ、果無集落の中を横切ります。

この風景、写真で見たことがあるのではないでしょうか?(^^♪

集落の散策は後にして、ここから小辺路を山口茶屋跡まで歩きます。

入口はここからです。
さっそく登りはじめます。

ここが天水田跡です。
そこそこの高度があり、尾根筋にあたるこの場所では、雨水だけで稲作をしていたそうです。

その田んぼから少し上がったところに山口茶屋跡があります。
ここの住人がさっきの田んぼを作っていたそうです。

石垣と防風用の木が残っています。
防風用の木は、立派な大木になっています。
手前にあるのはシャクナゲですかね♪
何せ、片道5時間弱かかるところに日帰りで来ているので、これ以上歩いていると時間が足りなくなるので引き返します(ToT)

帰り道、向こうの方の高い山にしっかりと林道が見えたりします(^^♪

別の山の中腹にも「天空の郷」が・・・
さて、果無集落にも村営バスが通っていました!
時刻表を見ると・・・

\(◎o◎)/!
\(゜ロ\)(/ロ゜)/

天空の棚田と深い山なみ

そこをトンビが飛んでました♪

この風景ですよね!写真で有名なのは♪(*^^)v

ジムニーも世界遺産をチラ見 (^◇^)

バス停の名前もこの通り(^^♪

山桜ですかね?
舞う花びらがきれいでした♪

山の畑には石垣が似合う♪
綺麗な花と遠くには山なみ。

天空の田んぼ(*^^)v

民家の間を熊野古道が通過しています。
そこには水場が♪

民家の壁には鹿の角を使って傘や草鞋が!

後ろ髪をひかれる思いで集落を後にします(後ろ髪が無いだろうという突っ込みは勘弁してくださいね)
集落から林道を下りてくると途中に滝が!(分かりにくいですが右側に写ってます)
尾根筋には川がありませんので、集落の水はどこからと思っていましたが、この滝の上流から引いているんでしょうかね・・・

林道を下り切るとそこは十津川温泉♪

温泉を飲むこともできますし、足湯もあります。

もちろん、ドボンもできますので、山道を歩いたワタシは汗を流してから帰路につきました(*^^)v
(といっても、このあと5時間弱走らないといけないんですが・・・)
そうそう!
帰り道に立ち寄った、ここも忘れちゃあいけない!

この通りとお宅、とってもいい感じです♪

ちょっと引いて見ると、こんなところです。

賀名生皇居跡のすぐ横です。
賀名生皇居は南北朝時代に南朝方の後村上天皇が住まわれたところで、現在は民家になっているそうです。

ヒメシャガがきれいに咲いてました♪
今回はほんの少ししか歩けてないのですが、次回は古道を歩きたがっている娘と一緒にもう少し沢山歩いてみたいと思ってます♪
他にも写真がありますので、よろしかったら見ていってやってくださいm(__)m
Posted at 2015/04/21 21:47:49 | |
トラックバック(0) | 日記