
皆様こんにちは!
12月も半ばになり、年末に向けて寒さが本格化してきましたね。我が山形は土日ですっかり雪景色になりました。
ダンガンはVRX履いてるとはいえ、ボディの軽さとパワーの出方もあり、夜間なんかは滑って滑って仕方ないので冬用マシーンであるビスタに乗ることが多くなりそうです。錆も進行させたくないですしね。
さて、前回ブログに書いた通り、念願のハチマルミーティングに参加してきました!
今回の上京は前回と違い、長期休みではなく土日休みを使ってのものでしたので帰り時間に余裕がありません。逆に行きは時間がありますので土曜日のんびり南下しようかなと計画していました。
そんな時、YouTubeを見ていたらこんな企画展が川口SKIPシティであることを知りました。

『あそぶ!ゲーム展 ステージ2』です。動画を見るとレトロゲーの展示、資料展示だけでなく、実際に貴重な筺体やゲーム機で遊ぶことが出来るようじゃありませんか!これは行くしかない!!と土曜日は午前中に山形を出発することに。


高速を順調に南下し、給油も兼ねて上河内SAにて休憩します。今年から売り出したらしいモロバーガーを戴きました。なんでもこの辺りは『モロ』とよばれるネズミザメを食べる文化があり、それを高校生がアレンジして作ったのだとか。確かに美味しんぼでも鮫は腐りにくいため、輸送手段が発達していない時代に海から遠い地方では重宝されたなんて話がありましたね。肉厚で美味しかったです。飲み物はもちろんレモン牛乳でww
次第に景色は慣れた風景になり、2時過ぎには埼玉へ到着しました。
会場で埼玉の友人と合流し、早速遊び倒します!

まず出迎えてくれるのがゼビウスブースです。遊べないものの、中央には貴重なテーブル筺体のゼビウス(83年)が展示されています。横の汎用筺体で遊ぶことができました。しかし壁一面に展示された企画書は圧巻です。細かい設定が組まれているのがよくわかります。



次のブースではマッピー(83年)の貴重な筺体、2画面構成が斬新なパンチアウト(83年)、2本のスティックを操作してキャラを取り囲むのが楽しいリブルラブル(83年)が展示されていました。
ここでは今回の目玉の一つで、大阪から持って来たらしい世界的にも希少なアタリ・メジャーハボック(83年)があり、私も右手でローラーを転がし左手でボタンを押す独特な操作性を楽しませて戴いたのですが、肝心の写真を撮り忘れていました。是非会場でベクタースキャンのSFさを味わって下さい。
そして家庭用機でこの年代といえば一大事件であるアタリショック(質の悪いソフトが乱発されたことによる市場崩壊)の頃でしたのでアタリVCSが一緒に展示されていました。しかも一緒にあるソフトは引き金となったE.T.ではないですか!

そんな家庭用ゲーム市場が崩壊した83年、海を越えた日本ではファミリーコンピューターが発売されました。たくさんの名作ソフトと共に今なお愛される名機中の名機ですね。そんなファミコンの周辺機器が勢ぞろいしていました。
中でもこの白い機械、何だかわかりますか?コレ、輸出用ファミコンであるニンテンドーエンターテインメントシステム(85年)なんです。アタリショックによる崩壊した市場で受け入れられるよう、玩具らしさを消すため大柄なボディに大きなカセットとなったのが特徴です。コントローラーは後に旅館等向けに作られたファミコンボックスにも流用されました。
横の実機ではスターソルジャーが稼働中!気分は86年のハドソン全国キャラバンですね!俺は高橋名人だったかもしれないプレイで頑張ったものの1面も出来ずにさようなら。レトロゲーはシビアですね(負け惜しみ)

次のブースはアーケードに戻ります。家庭用機も次々進歩している中、アーケードの進歩も止まりません。
私はこれをやる為に来た!!と言えるこちら、セガのカルテット(86年)です。去年知って以来BGMの良さに惚れ、一度実機で遊びたいと思っていました。アタリのガントレット(85年)と一緒に展示されていましたが、共に4人プレイのゲームです。家族4人で楽しく遊ぶ方を見て、シンプルで世代を越えて楽しめるゲームなんだなぁと思いました。

以前ブログでもご紹介したナイトストライカー(89年)と、画面と投影画面の組み合わせでワイド画面になっているダライアスⅡ(89年)も展示されていました。
他にもバブルシステムの紹介からツインビーの展示、くにおくんやグラディウス、源平討魔伝など、古き良きゲームセンターを彩ったであろう名作が並び、ここだけで一日中いれそうな楽しさでした。


進化するアーケードゲームに対し、家庭用機の進化も負けていません。次のブースはファミコン以降に発売された家庭用機の展示でした。
たくさんのゲームをどこでも楽しめる携帯ゲームの革命児といえるゲームボーイ(89年)、NECとハドソンの共同開発で機能拡張により長く愛されたPCエンジン(87年)、写真はありませんがメガドライブ、スーパーファミコン、NEOGEOも展示されていました。
ここのブースで痺れたのが古き良きホビーパソコンの展示です。MSX2の定番機種の一つだったパナソニックFS-A1(86年)が現役稼働していました!それだけで発狂モノなのに、起動してるソフトは当時MSXユーザーの特権だった初代メタルギア(87年)ですよ!こんな体験できる機会、そうあるものではないですよ!

そんなFS-A1の展示から振り返るとシャープX68000(87年)とNEC PC-8801MK2SRが並んでいました!こんな光景…もう…興奮で…言葉が…ゲホッゲホッ!
ニューヨークの貿易センタービルを思わせる形状からマンハッタンシェイプと呼ばれる特徴的なデザインを持つX68000。モニターやキーボードもオリジナルのものだったのが激アツです。カタログから出てきたような佇まいがありますね。キーボードは部分的に光るところもカッコ良かったですね。こんな素晴らしい物を持てたらなぁと常々思う所ではありますw信長の野望・全国版(88年)が起動していました。
PC-8801MK2SRはイース(87年)が起動していました。この辺りのパソコンは小学生の頃とかよくパソコン室の隅に追いやられてあったのを覚えています。今やちゃんと起動する個体は家庭用ゲーム機よりも少ないのではないでしょうか?



最後はみんな大好きSEGA体感ゲームのブースです。
80年代、進化していくゲーム内容に加え、セガは筺体までも可動させて臨場感を与えようとしたのが体感ゲームです。その魅力はあのマイケル・ジャクソンすらも魅了したという…。
そんな体感ゲームは第2弾スペースハリアー(85年)、第4弾にしてドライブゲームの傑作アウトラン(86年)、実際に車体を倒すことでスティック操作にはない臨場感を楽しめるスーパーハングオン(87年)、○ップガンを思い出すF-14で激しい空中戦を味わえるアフターバーナーⅡ(87年)が置いてあります。
アウトランはミカド以外で初プレイでした。海外仕様なのか面の構成が違いましたね。
そんな『あそぶ!ゲーム展 ステージ2』のレポートでしたがいかがでしたでしょうか?入場料500円でこれだけの希少な筺体に触れれるのは素晴らしい企画展だと思いますよ。順を追ってゲームの進化も体感出来ました。3/12までやっているようですので、機会がありましたら是非。おススメです。
個人的に思った事ですが、施設の性質上土日はどうしても親子連れが多いです。もしそれ以外でお休みのある方は休館日に注意した上で訪問するのをおすすめします。また、アフターバーナーは午前中のみ、アウトランは4時までの稼働である点もご注意下さい。
短い時間ではありましたが数々のレトロゲーを満喫したあとは次なる目的地である秋葉原へ移動します。友人もアキバまで乗せてってくれと言うのでそのまま西川口から向かうことに。
道中、そう言えば彼女っぽいのが出来ましたわ~と要らんカミングアウトをされ、一気にメンタルすり減ったりとありましたが、友人も元気そうで安心しました。
そしてアキバへ到着。痛車通りを走ると…いらっしゃいました!HollaflushさんのマークⅡワゴンです!



今はTwitterを通じてお世話になっているのですが、かつて本牧でマニアクルーズが行われていた頃に話しかけてこそいませんでしたがよくお見かけしていました^^;
今回はおススメの食事処をご紹介下さるとのことでハチミー前日に上京すると伝えたところお誘い戴いたのでした。
途中の駐車場にてダンガンちゃんはお留守番。そこからはHollaflushさんのマーゴンに便乗させて戴き江戸川区へ向かいます。
首都高から見える大都会の夜景、アダルティな室内、そしてエキゾーストも…なんか普通と違う??そう、なんと今年1JZ-GEに載せ替えたのだそうです。軽さも相まってか非常に伸びやかでスムーズな加速を味わえました。そんな室内に流れる音楽はどこかで聞いた事がある声と都会的なサウンドに意味不明な歌詞…あっ!ラ・ムーだ!ラ・ムーだよこれ!!ラ・ムーがお好きとのことで、その都会の夜景、マークⅡ、1Jサウンドに非常にマッチしており痺れました。最高過ぎです!!

そんな至高の車内でEF58やEF81の話を聞いたりしていたらあっという間に目的地へ。小岩駅前にある鼈です。濃厚なスープに煮干しが効いててとても美味しかったです。そうそう、こういうの東京で食べたかったんですよ!いいお店でした。
夜は弟宅に泊まる予定だったのですが、帰りが遅くなるとの事で時間的にまだ余裕があります。オートパーラー巡りでもしますか?なんて相談していた時、ウェアハウス川崎とか近いですよとHollaflushさんからの提案が。そうだ!あそこはレトロゲーに力入れてるアミューズメント施設だったんだと思いだし、目的地はそちらに。
実際に行ってみると予想の斜め上を行く力の入れように驚きました。建物内は撮影禁止だったため写真は無いのが残念でならないです。
体感ゲームはスペースハリアー(85年)、アウトラン(86年)、ラッドモビール(91年)があり、しかも驚くことにみんなDX筺体という一番大柄な筺体でした。特にアウトランのDX筺体は初の体感でしたがスタンダード筺体に比べて動きがまったりな印象を受けました。ラッドモビールは実際にやってみるとダイナミックに筺体が動く動く。これは筺体で遊ぶべきゲームですね。
他にも前半で紹介したアタリ・ガントレット、ダライアス、タコメーターまでも動く懐かしの縦スクロールレーシングゲームであるセガ・PROモナコGP、テーブル筺体の数々が並んでいました。中でもテーブル筺体で稼働していたMr.Do!は感涙モノでした。父の思い出のゲームだそうで、若い頃は夜通し入り浸ってやったんだと語っていました。
徹底的に中国の繁華街の場末?廃墟?のように仕上げられた店内はそれだけでも独特な雰囲気があり、よく作られたアミューズメント施設でした。

そんなレトロゲーにどっぷりな一日が終わり、Hollaflushさんともお別れの時が…

と思いきや、翌日のハチマルミーティングにエントリー済みとのことで、会場でもお会いしたのでしたw
別れた後は弟と深夜のコイン洗車場に行き翌日に向け洗車を。車検入庫時にボデー屋さんに磨いては貰っていたので艶もあったのが救いですね。
上坂すみれの♥をつければかわいかろうを聞きながら帰宅し、風呂に入って気付けば1時。明日は遅くとも5時には出ないと間に合いません。ちゃんと起きれるんだろうかと不安を残しながら眠りに入りました。
前夜祭なのにこんなに楽しんでしまっていいのだろうかと思うような1日でした。
わざわざお誘い下さったHollaflushさん、ありがとうございました!是非山形でVIVO自販機巡りをされる時はお声掛けくださいww
次回はハチマルミーティング当日になります。
今回もだいぶ長くなってしまいましたが、お付き合い戴きありがとうございました。次回に続きます。
【今回のハチマルな1曲】TOKYO野蛮人 / ラ・ムー
数年前ブックオフでThanks Givingを500円で見つけたのですが気分じゃなかったのかスルーしちゃったんですよね。今ではオクでもボチボチな値段に。買えばよかったなぁ。