テーマは、『電気温水式ヒーター』の制御
この電気温水式ヒーターは、本来、エンジンを持たないEVに不可欠な装備。
でも、エンジンを持っている、このアウトランダーPHEVにオプション設定されていて、
とっても嬉しかった事は、『災害に想う』を投稿したのですが、
ここで、三菱自さんにお願いがあったりします。
まず、今はどーなっているか?
電気温水式ヒーターは、エンジンの冷却水を電気で温めて暖房に使うもので、
エンジンが、回っていない状態で、暖房が必要だと、
電気で温めた冷却水を、エンジンまで回さず、効率的に暖房してくれる優れモノです。
(要は、冷えているエンジンまで温めたりしない。賢い!)
しかし、気温か?水温があまりに低いと、(早く暖めるため?か?)
エンジンを起動し、電気とエンジンで冷却水を温めます。
NORMALモードだと60℃
ECOモードだと、40℃まで温まると、エンジンが、止まります。
でも、ここで、二律背反状態が出てきます。
早く暖めるには、エンジンの熱までも利用したい気持ちは解るのですが、
暖めるだけに使うガソリン量が、半端でナイのです。
また、駆動用バッテリーを温存したい気持ちも、解ります。
しかし、
本来は、エンジンが無くとも、暖房する道具。
電気温水式ヒーターオプションを選ばなかった方は、暖房はエンジンの廃熱でイイと、考えられたと思うのです。が、オプションを選んだ方は、エンジン熱を使わないと、考えられたのでは?ないでしょうか?
そこで、目的をどこに置くのか?
目的を見定めて、どうあって欲しいか?を、明確にしたい。
そもそも、なぜ、エンジンの廃熱に頼らない道具が欲しいか?
1.そもそも、EVとして使いたい。エンジンはレンジエクステンダーと、モアパワーが欲しい時のため。
2.非常時にエンジンに頼らずに、暖を取りたい。(サバイバルが目的)
ではないでしょうか?
とすると、
ECOモードの時は、40℃までエンジンで温める事をせず、電気だけで温める。
としては?どーだろうか?
(そもそも、40℃という温度設定が微妙に思えるだけに(^^;))
※NORMALモードは、現状のままで。
こうすれば、二律背反にならず、ドライバーの意思でコントロール出来る。
と、考えるのですが、オーナーの皆様はいかがでしょうか?
是非、ご意見を賜りたい。m(_ _)m
ちなみに、
川崎では、電気温水式ヒーターが使われても、電気ポットの様に、一時大電力が使われますが、温まると、すぐに、省電力となるので、電力での航続距離がほとんど短くなっていません。
もっと寒い所では、そうでもナイかも知れませんが・・・。
私の本音は、
『せっかくサバイバルに使えるハズの道具が、そう使えないのが、残念です。』
ブログ一覧 |
PHEV | 日記
Posted at
2014/03/12 21:11:10