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2014年09月23日 イイね!

有機ケミカルハイドライド法を使った水素発電が、2015年に商用化へ(スマートジャパン)


世界初の「水素発電所」を東京湾岸に建設、2015年に 90MWで商用化へ( 2013年09月17日 11時00分 更新)

次世代のクリーンエネルギーとして注目を集める「水素」の商用プロジェクトが本格的に始まる。川崎市と千代田化工建設が2015年をメドに、東京湾岸に「水素供給グリッド」を構築するのと合わせて、世界で初めて商用レベルの「水素発電所」を建設する構想を打ち出した。

水素を輸送・貯蔵する方法としては「有機ケミカルハイドライド法」を採用する。ガスの状態にある水素を液体に転換する方法の一種で、 トルエンとメチルシクロヘキサン(MCH)という2種類の液体を使う。

トルエンと水素を反応させるとMCHになり、 MCHの状態で常温・常圧のまま輸送したり貯蔵したりすることが可能になる。水素を利用する場合には逆の反応(脱水素)で MCHからガスにして取り出す。 この脱水素には大量の熱が必要になるため、水素発電所の排熱を再利用する計画だ。

すでに千代田化工建設が有機ケミカルハイドライド法を使った水素の輸送・貯蔵システムの実証試験を進めている。同じ神奈川県内の横浜市にある事業所にデモプラントと貯蔵タンクを建設して、大量輸送や長期貯蔵が可能なことを確認済みである。

川崎市と千代田化工建設が提案した国家戦略特区は安倍政権が成長戦略の一環で進めるプロジェクトで、採用されると国の支援を受けながら規制にとらわれない形で事業を進めることができる。第1弾として10月中に数カ所の特区が指定を受けることになっている。


詳細は、上記リンクのオリジナルをご参照頂きたい。<(_ _)>




約1年前のニュースだった。(^^;)
本当に、今のFCVとは実現のスピードが全然違う。ケタ違いではないか!o(^o^)o
そして、
トルエンとメチルシクロヘキサン(MCH)なら、現在のタンクローリーや、ガソリンスタンドで扱える。
だから、追加投資はケタ違いに少ない。
よって、これをクルマに実装するメーカーが現れれば、その時点で無駄な投資は止められる。
ハズ。
MCHからの脱水素は、燃料電池の発熱でも補えるらしい。作り方次第。
こんなにオイシイ水素キャリアをみすみす・・・(T_T)

にしても、
安部政権は、この方式も推進している。(^^;)
水素利用コンペティションのつもりだろうか?

もっとも、
これでも、超高圧水素タンク方式を進めますか?勧めますか?
Posted at 2014/09/23 00:22:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新エネルギー | ニュース
2014年09月22日 イイね!

水素をそのまま使わない「アンモニア発電」を実用化へ、灯油と混焼して21kWの発電に成功

先般、
2012年7月に開催されたワークショップでエネルギーのキャリアについて発表と質疑があった

事を投稿しましたが、
この度、ワークショップで出ていた『アンモニアNH3』を水素キャリアとして使う方法が、
一部成功した報道がありました。

「アンモニア発電」を実用化へ、灯油と混焼して21kWの発電に成功

アンモニアは沸点がマイナス33度で、水素の沸点がマイナス252度であるのと比べて液化しやすい利点がある。しかも燃焼によって生じるのは主に窒素と水で、CO2などの炭素化合物を排出しない。灯油のような化石燃料と混焼させれば、火力発電に伴うCO2排出量を削減することができる。



※このケースでは、灯油を使っているので、CO2フリーは書きすぎだが、
 アンモニアを活用できることは、証明された。
 したがって、火力発電所の発生CO2削減は期待できる。
今後、CO2フリー実現のために、アンモニアのみでの燃焼ができることを期待したい。
あと、水素生産時のCO2生成も忘れないで欲しい。<(_ _)>

にしても、
水素ガスを超高圧でそのまま扱う2002年式のFCVよりは、
はるかに安全でローコストであることに疑いの余地はナイ!

現在、有機ハイドライドを用いた水素による発電所も建設中で、来年商用稼働する予定だ。(^O^)v


今のFCVが実用に手こずっている間に、水素キャリアを用いた水素の運搬・保管・活用方法は、次々実現していく。
無理がナイから実現が早いのだ。o(^o^)o

早いうちに、自民党やデロイトトーマツ コンサル、トヨタ自動車などの目が覚めることを期待したい。
無駄な投資が大きくなり、不良資産が増加する前に<(_ _)>

でもー(^^;)
今は、このPHEVがいちばん!環境負荷軽減と実用性を兼ね備えている。(*^ー^)

Posted at 2014/09/22 19:38:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新エネルギー | ニュース
2014年09月18日 イイね!

2012年7月に開催されたワークショップでエネルギーのキャリアについて発表と質疑があった

科学技術未来戦略ワークショップ
再生可能エネルギーの輸送・貯蔵・利用に向けたエネルギーキャリアの基盤技術」報告書
[平成24年7月28日(土)開催]
独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター


※2012年7月に開催されたワークショップで土俵に上がった、主なキャリアやエネルギー変換方式

・マグネシウム
・有機ハイドライト
・アンモニア
・人工光合成
・再生可能エネルギーとCO2による炭化水素合成
・水素を介在しない、充電可能な有機ハイドライト燃料電池


という事で、このワークショップには、
内閣府・文部科学省・経済産業省も参加している。

また、その後、エーオンやAudiによるe-Gas(再生可能エネルギーによる電力から、メタン合成)の商業稼働をはじめ、たった2年で当時から状況が進化している。

興味がある方は、リンクをはりましたので、読んでみてください。

※水素をそのまま使い続けましょう!という話しや、化石燃料から水素を作っていきましょう!という話しは、ございません。m(_,_)m

以下レジュメ

エグゼクティブサマリー

 将来的な化石資源の逼迫に備えて、あるいは温暖化効果ガス排出削減のために、再生可能エネルギーの大幅導入が望まれる。

 本ワークショップにおいては、再生可能エネルギーの大幅導入のために必要なエネルギーキャリアの生産、利用に関する科学技術に関する主要な研究課題について、専門家を招聘して講演を依頼し、戦略的に研究推進を行うべき重点課題について議論を行った。
本ワークショップでの主要な論点と議論のまとめを以下に示す。

1. 再生可能エネルギー導入に向けたエネルギーキャリア技術の必要性

有機ハイドライドなどのキャリアに基づいたエネルギー社会は、既存の石油施設などを利用しつつ市民の生活に普及すると考えられる。

再生可能エネルギーからエネルギーキャリアを生産し、長距離輸送や長期間貯蔵をし、必要な時に必要な場所で効率よく利用できるエネルギーシステムを世界に先駆け確立することは、今後のわが国の社会を支える上で極めて重要である。

2. 再生可能エネルギーまたはそれを基とした電力からのエネルギーキャリア生産
再生可能エネルギー等を基とした電力からの変換技術の研究が中心的課題のひとつである。

有機ハイドライドやアンモニアなどのキャリアは水素を経由して多段階で合成する技術がすでにある。しかし、最終的に望まれるのは、水と前駆体から電力によって直接電解合成すること。
だが、現状は基礎的研究段階にある。

3. エネルギーキャリアから電力・動力への変換
 再生可能エネルギーまたはそれを基とした電力からエネルギーキャリアが得られても、それを効率よく電力、動力、熱などに変換できなければ利用できない。
 水素は水素燃料電池や水素エンジンで利用する技術は実用に近いものが存在するが、有機ハイドライドやアンモニアから直接型燃料電池で発電をすることができれば効率のより良い発電プロセスとなる。
これらの直接型燃料電池の研究は、基礎研究の段階にありさらなる研究開発が求められている。

 本ワークショップの討論を通じて、再生可能エネルギーを基としたエネルギーキャリアの生産・利用の研究開発の戦略的推進は、再生可能エネルギーを自由自在に輸送・貯蔵し、必要なときに用いることができる持続可能技術の確立に大きく貢献し得ることが再確認された。
 こうしたエネルギーキャリアの基盤技術開発は、わが国のエネルギー安定需給を支え、化石資源の代替を可能とするものである。また、世界に先駆けてエネルギーキャリア技術の研究開発に集中投資することは、わが国の産業競争力を強化し、優れたエネルギー技術を世界に広めることにも繋がることも指摘された。

市川教授がお元気そうで嬉しい。ヾ(^^ )


こんなものも、実験段階に(^O^)v
Posted at 2014/09/18 13:16:04 | コメント(0) | トラックバック(1) | 新エネルギー | ニュース
2014年08月30日 イイね!

川崎重工業のハイテクビジネス(^O^)v


川崎重工、天然ガスからガソリンを製造する設備をトルクメニスタンから受注

というResponseさんの記事

これまで、原油からのガソリン生産比率を高めるために、
一旦精製した重油を触媒に通してから、再度蒸留し直していた。
但し、この時に温室効果ガスが同時に発生していた。(T_T)

分子が大きいモノを、触媒で分離するのは、比較的に容易だと思ってきたが、
天然ガス、つまりメタンからガソリンへ分子が大きいモノへ転換する。という。(^O^)v

しかも、実証実験のレベルではなく、商業プラント!
(いつの間に(^^;))

Responseさんによれば
『 このガス液化技術(Gas to Gassoline:GTG)は、天然ガス産出国などで一部実用化されているが、今回採用する最新技術 は、デンマークを拠点とし、世界中に化学プロセス技術・触媒を提供しているトプソーの最新技術。
天然ガスからガソリンを効率良く製造するため、 ガソリン精製工程を簡素化することが可能。
また、天然ガスを原料とすることで、従来の原油を原料とする設備とは異なり、
温室効果ガスの排出を抑制しながら高品質ガソリンを製造できるため、天然ガス、シェールガス資源を保有する国で注目される技術。』

とのこと。(^^)/(一部補足を追記)

ただ、この技術を、欧州で商業運転している Power to Gas でのメタン生産 と組み合わせれば、カーボン・ニュートラルなガソリンが出来ることとなり、
ガソリンエンジンと化石燃料のしがらみを断つことも夢では無くなる。(^O^)v
(バイオ燃料は、商業レベルで穀物とのしがらみが、断てられていない(T_T))

実現には、電力と化石燃料のしがらみを断つことが先であろう。
しかし、期待は出来る。ヾ(^^ )

・・・やはり、ムリに環境や安全性を犠牲にする燃料電池車に頼らない未来がありそうで、
   また、ガソリンエンジンの未来が閉ざされている訳では、なさそうだ。ヾ(^^ )
  (もちろん、それ以前に、電動化が有効ですが(^^;) ~黄色いサクランボ~♪)
Posted at 2014/08/30 06:08:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新エネルギー | ニュース
2014年08月29日 イイね!

水素燃料の利用拡大の合理性は?(1/2)

最近、燃料電池車の記事で、結構ムカついているので、
イイと思うことを、投稿したい。ヾ(^^ )

水素を活用する方法として、今、多く知られている方法は、 大きくは以下の3種類あります。

①自然エネルギー活用での電源安定化
⇒余剰電力をアルカリ水電気分解により水素を発生させ、水素を有機ハイドライト化して保存。必要時に燃料電池で発電する。

②家庭用燃料電池
⇒都市ガスやLPガスを家庭で改質して生成した水素で、燃料電池により得た電力と熱を、電力と給湯に活用する。

③水素燃料電池車(現状の普及方式)
⇒天然ガスやLPガスを改質して生成した水素を、自動車の高圧水素タンクに充填し、自動車の燃料電池で発電した電力で、自動車を走行させる。

私には、①と②についてのみ、環境や経済的な合理性を見いだせる。
しかし、③については、環境や経済的には、全く合理性を見いだせない。

そこで、 ①と②についての理由を投稿します。

しかし、③については、長くなりますので。
次回。

その理由は、以下の通り。

①について
不安定な自然エネルギーは、蓄電によって安定化できる可能性を持っている。
そのために、NAS電池などの大容量な蓄電池が製造されてきているが、
それでも、1日分の電力を貯めるには、投資額が大きい。
そこで、電力を水素に変換し、後に燃料電池により電力に戻す方法が考えられたが、 高圧水素タンクにも、容量を確保するには、技術的な課題が大きすぎた。
現在、有機ハイドライトにより、高圧水素タンクというオーバーテクノロジーに頼らずに、
より大量の水素を常温常圧で保存できる事が、実用に至った理由。

この仕組みでは、二酸化炭素の発生もなく、技術的にも投資的にもリーズナブルとなり、 安全性も担保されている。

本当にこの国に、今、必要なのは、安定的な電力ですよネ。ヾ(^^ )

②について
一般家庭まで、都市ガスやLPガスが供給されるラインが形成されており、
供給コストが上昇しない方式。
かつ、天然ガスそのものへの追加エネルギーがナイため、
当初のエネルギーをロスしない方式です。
また、燃料電池では発熱が伴うので、その熱も利用できるため、熱効率が70%を超える。
都市ガスの改質時には、燃焼させたのと同様に二酸化炭素を発生させるが、エネルギー効率の面や、燃料コストの面でリーズナブルなものがあります。

この電力が普及すれば、家庭電力分が余裕となってくる。
ピークシフトではなく、ピークカットにつながる。(^O^)v
※天然ガスの輸入が課題にはなるが、欧州で営業運転が始まった Power to Gas がその解決策になりえる。
従って、未来がある方式と言える。(^O^)v

このため、もっと普及して欲しいゾ。(^O^)v
Posted at 2014/08/29 19:49:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新エネルギー | 日記

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