川崎重工、天然ガスからガソリンを製造する設備をトルクメニスタンから受注
というResponseさんの記事
これまで、原油からのガソリン生産比率を高めるために、
一旦精製した重油を触媒に通してから、再度蒸留し直していた。
但し、この時に温室効果ガスが同時に発生していた。(T_T)
分子が大きいモノを、触媒で分離するのは、比較的に容易だと思ってきたが、
天然ガス、つまりメタンからガソリンへ分子が大きいモノへ転換する。という。(^O^)v
しかも、実証実験のレベルではなく、商業プラント!
(いつの間に(^^;))
Responseさんによれば
『 このガス液化技術(Gas to Gassoline:GTG)は、天然ガス産出国などで一部実用化されているが、今回採用する最新技術 は、デンマークを拠点とし、世界中に化学プロセス技術・触媒を提供しているトプソーの最新技術。
天然ガスからガソリンを効率良く製造するため、 ガソリン精製工程を簡素化することが可能。
また、天然ガスを原料とすることで、従来の原油を原料とする設備とは異なり、
温室効果ガスの排出を抑制しながら高品質ガソリンを製造できるため、天然ガス、シェールガス資源を保有する国で注目される技術。』
とのこと。(^^)/(一部補足を追記)
ただ、この技術を、
欧州で商業運転している Power to Gas でのメタン生産 と組み合わせれば、カーボン・ニュートラルなガソリンが出来ることとなり、
ガソリンエンジンと化石燃料のしがらみを断つことも夢では無くなる。(^O^)v
(バイオ燃料は、商業レベルで穀物とのしがらみが、断てられていない(T_T))
実現には、電力と化石燃料のしがらみを断つことが先であろう。
しかし、期待は出来る。ヾ(^^ )
・・・やはり、ムリに環境や安全性を犠牲にする燃料電池車に頼らない未来がありそうで、
また、ガソリンエンジンの未来が閉ざされている訳では、なさそうだ。ヾ(^^ )
(もちろん、それ以前に、電動化が有効ですが(^^;) ~黄色いサクランボ~♪)
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Posted at
2014/08/30 06:08:39