昨日(8/1)に、「ホンダ 新型フィットがガソリンモデルにキャパシタを採用」というニュースが流れました。
http://response.jp/article/2013/08/01/203423.html
ホンダ 新型フィットが、減速エネルギーで充電、アイドリングストップ時やスターターを回す時に、電気二重層コンデンサの電力を使うことで、普段のエンジンについているオルタネーターの負荷を減らす事も含めて、リッター26kmを出している。て事でした。
この「キャパシタ」とは、「電気二重層コンデンサ」の事で、電子部品の一種の静電気を貯める「コンデンサ」というシリーズの部品で、静電容量を飛躍的に増やしたモノです。
この電気二重層コンデンサは、内部抵抗がメチャ小さい(大体数mΩ)ので、蓄電時のロスが少ないばかりか、放電でも電気溶接ができる勢いで、電流が取り出せます。
この方式は、マツダ 新型アテンザが、2011年に発表し実装していた方式でしたので、私が今、知っている限りで、2番目に採用されたと。
一方で、「乗ってミラージュ」は、減速エネルギーで充電する先は、従来の鉛蓄電池。
http://ethicallifehack.blog.fc2.com/blog-entry-678.html
でも、昨年にリッター27.7kmを出していた。
「ワゴンRでも、オルタネータの負荷軽減に、充放電効率が良いリチウムイオン二次電池を使っているのに、ミラージュは・・・で、ガソリンエンジンの普通車では、最高燃費だと。
と、考えると、やっぱりスゴイと思うのです。
ならば、既存技術でマダ燃費を稼げる訳ですから(理屈の上では ^^;)、
個人的に、ターボ付きの軽量スポーツを、オジサン向け(若者はクルマが要らないって)に、出してほしいゾと。
そして、欧州の自動車メーカーが「ダウンサイジングです」。って、今更に声高にターボ車を売り込んで来ているところを、長く培ってきた「小排気量ターボの使い方はこーだ!」って、出して欲しいゾ。
と、やっぱり思う、オジサンでした。
※電気二重層コンデンサの事を知った風に書いていますが、こうした電子デバイスの存在や使い方については、約10年前から知っていたのですが、新型アテンザが既に使っていたと知ったのは、数日前だったりします。(^^;
※この電子デバイスの電気的特性はEVには願ったり叶ったりなんですが、耐圧電圧が今は数ボルトなので、未だ実用には至らないので、将来に期待するものです。
※補機バッテリー(12V)には、抵抗で分圧したり、負荷制御にツェナーDを使うだけで(部材の原価は、1万円にも満たない)使いモノになるという訳です。
※とは言いながら、実際には諸般の事情で、電圧を制御するDC-DCコンバータを合わせて使われていますので、原価を結構引き上げている様です。
以前に、軽量車へのHVについて疑問がある事を書きましたが、やっぱり、乗ってミラージュは惜しい・・・と。
もう、GDIもそうだけど、やめちゃうから・・・。
マツダさんの(経営面でも)根気強さを見習って欲しい。
がんばれ!MITSUBISHI
あのエリマキトカゲの頃の(シビックと張り合っていた)「ミラージュGSRターボ」の様な楽しさ、ワクワク感を、取り戻して欲しい。
CZ-3ターマックとは言わないが、コルト・ラリーアートくらいには・・・。(^^;)
Posted at 2013/08/03 01:24:37 | |
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