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2014年09月30日 イイね!

日経の水素燃料電池車のインフラ整備に関する記事

電気・水素…次世代自動車、インフラ共倒れの不安
編集委員 後藤康浩
2014/8/26 7:00


・・・一月前の記事だったm(_,_)m
・・・めずらしく、有償記事でナイ。(^^;

様々な技術シーズを探し、実用化に向けた研究開発を続け、その中で最も優れたものに絞り込んでいく。イノベーション国家として不可欠なプロセスだ。だが個別企業ならともかく、社会全体が複数の技術を並行して試そうとすれば壮大なムダが生じ、社会も企業もグローバル競争力を失う。その一つ。燃料電池車が再浮上した日本の自動車市場はサンプル展示場と化すリスクがある。

という記事。

久々に、ニュートラルな記事を読んだ気がする。

「三菱自動車、日産自動車などが市販車を発売し、広がり始めているEVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電ステーションが8850カ所あり、急速に増えている。」・・・然り。


「FCV用の水素ステーションは1カ所、3億~5億円の建設コストがかかるといわれる。日本は補助金で相当部分を負担するにしても欧米や新興国でそうした政策に追随する国があるのかを考慮する必要がある。」

・・・これもまた、然り。ドイツも今は冷めている。e-Gasがより重要だから。

「重複建設」・・・そうした見方も必要だと思う。
また、
「メーカーが開発した新しい技術の評価とそれを社会が受け入れ、政府が普及のために財政支援すべきかは区別して考える必要がある。」

・・・本当に、熟慮して区別してほしい。
(インフラのサンプルは、11カ所もあれば充分だ。と思うのは、私だけではあるまい。)

こうした報道に対して、自動車メーカーや政府がどう考えるか?無視するか?
興味深いのだが、
本当は、私たち市民・有権者が、キッチリ見ていかなければ
ならないのでは、あるまいか?
Posted at 2014/09/30 19:01:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | FCEV | ニュース
2014年09月09日 イイね!

PRESIDENTはスゴイ!


トヨタが燃料電池車に大きなパッションを注ぐ理由(PRESIDENT Online)

トヨタ「TOYOTA FCV」開発責任者・田中義和氏インタビュー


この記事は、井元康一郎氏が、田中義和氏インタビューしたものですが、
やっぱり、PRESIDENTの記事は、「趣がある。」「媚びたりしない」ので「すばらしい!」

特に、以下の井元氏からの質問が、スゴイ!

「燃料電池車は従来車とはまったく異なる運転感覚など、商品力の面では非常に高い潜在能力を持っていますが、一方で水素エネルギーが持つ壁との戦いも避けられません。水素は製造、輸送、貯蔵、補給の4段階でそれぞれ難しい問題を抱えているうえ、副生水素(工業生産の副産物として生み出される水素)以外はエネルギー効率が高いとは言えません。」

「――バッテリー式電気自動車に比べると、どうしても効率で負けてしまう。そればかりか、一次エネルギーの選択によっては、近年、熱効率がいちじるしく向上している内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなど)と較べても圧倒優位とは言えない。」

「――トヨタFCVは圧縮水素方式を使っていますね。タンクの充填圧力は700気圧とのことですが、水素を大気圧と同じ立方cm当たり1kgから700kgに圧縮するだけで相当のエネルギーを食ってしまいます。水素を常温で液体にする有機ハイドライドなどの技術も萌芽的に開発されており、それが実用化されれば効率も相当上がりそうですが。」


この質問三連発は、自動車社会に居る者にとって、必ず知っておく必要があるものだと、思う。

ここでの、田中義和氏の回答が、実に正直に見える。聞こえる。

「トヨタでは古くは水素吸蔵合金(金属に水素を含ませる方式)やガソリン改質(ガソリンから水素を取り出す方式)など、水素の搭載方法について多岐にわたって研究を行ってきました。もちろん有機ハイドライドもです。

が、技術者としての感覚で言えば、当分の間、圧縮水素方式が主流かなと思っています。その意味ではこのトヨタFCVも究極の形というわけではありませんが、完全になるのを待っていてはいつまでも水素エネルギー利用の夜明けは来ません。スタートを切るためのアドバルーンを揚げる時はまさに今だと思っています。」

「技術者としての感覚で言えば」
が、決定的に感じました。
※目的は、水素を使うこと。FCVの市場投入が目的。環境問題への対策が目的じゃナイ!

ジャーナリズムの基本ですよネ。取材やインタビューって。\(^_^ )
で、「媚びたりしない」。

facebookで、モータージャーナリストの方がFCVに関する発言をされるのを見つけると、
ちょっとした質問を投げていますが、案の定ぜーんぶシカトされています。
(気がつくと、Resができなくなっている例が多い)
お仕事が減るんでしょうネ。多分。

でも、それは、ジャーナリストじゃなくて、宣伝屋さん。
と、考えるしかナイかな?
そうした方々は、「宣伝係」に肩書を変えた方がイイと思う。


一方の、PRESIDENTさん、というか、 井元康一郎 さん
これからも、イイ記事、有用な情報を期待しています。m(_,_)m
・・・講読して支援するしかナイなぁ。\(^_^ )


また、やはり想う。
トヨタさんは、「ガソリンエンジン車をFCVに置き換わる」 と仰っている。
が、本当にそれでイイのか?正直、ギモンがある。(;¬_¬)ジー

一見、「カーボンフリー」って素晴らしい。と、思いつつ、
「カーボンニュートラル」だって、素晴らしいし、環境問題解決の近道ですよネ!。

「カーボンニュートラル」の実現を望むなら、
「e-Gas」や、「セルロース分解エタノール」や、「e-Gas → Gas to Gasoline」とか、
手段が広がる!
研究中の代替予備軍はたーくさんアル!(^_-)-☆

エタノール車は、古くからインディで高度なレースをしている。
今は、穀物の発酵に頼っているから辛いけれど、セルロース分解技術が育ってきている。

また、「e-Gas」や、「Gas to Gasoline」は、商業プラントが稼働している!。
ドイツでは、水素をそのまま使わない理由は?
川崎重工業のハイテクビジネス
テレビや新聞が取り上げないだけ。

と考えると、
アウトランダーPHEVの方式って、まだまだ、この先100年以上の寿命がある技術だと思う。

(トランスミッションは無くなったけれど、エンジンはアル。\(^_^ ))

FCVは、バッテリーEVに水素タンクとFCスタックを足したものでしょう!
エネルギー安全保証や産業構造的にも、どーなんだろぉ?
(日本ではマニュアルミッションを作るところが無くなったらしいが、エンジンは?)
→どぉでしょう?ネ?政治家さん、官僚さん
Posted at 2014/09/09 16:29:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | FCEV | 日記
2014年08月31日 イイね!

水素燃料の利用拡大の合理性は?(2/2)

水素を活用する方法として、今、多く知られている方法は、
大きくは以下の3種類あります。

①自然エネルギー活用での電源安定化
⇒余剰電力をアルカリ水電気分解により水素を発生させ、水素を有機ハイドライト化して保存。必要時に燃料電池で発電する。

②家庭用燃料電池
⇒都市ガスやLPガスを家庭で改質して生成した水素で、燃料電池により得た電力と熱を、電力と給湯に活用する。

③水素燃料電池車(現状の普及方式)
⇒天然ガスやLPガスを改質して生成した水素を、自動車の高圧水素タンクに充填し、自動車の燃料電池で発電した電力で、自動車を走行させる。

私には、①と②についてのみ、環境や経済的な合理性を見いだせる。
しかし、③については、環境や経済的には、全く合理性を見いだせない。

今回は、
現状の③の問題と対策について、投稿します。

現状③について
水素生成時に、天然ガスやLPガスの改質でのエネルギーロスにくわえて、
運搬・保管・充填に莫大なエネルギーを消費してしまっているため、
燃料電池車としてはエネルギー効率が高いが、
走行以前にエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出してしまっている。


また、高圧水素タンクへ、無限に充填できるものではない。
従来は、35MPa(約350気圧)を安全基準と定めて、走行可能距離を確保しようとしてきたが、 目標を達成できなかった。

そのため、安全基準を見直し、倍気圧に引き上げる事で、今の700km走行を可能とした。
安全基準を見直した事で、安全をうたっても、安全神話という言葉が頭をよぎる。
(そもそも、何故35MPa制限だったのか?)

また、高圧水素を用いるがために、
水素ステーションの建設コストが4~5億円単位となっている事と、
水素の輸送コストを引き上げている。


さらに、現在はメディアに取り沙汰されていないが、
水素ステーションでの点検や設備維持のコストも余分に発生する。
設備の耐用年数が、ガソリンの地下タンクとは比較にならないほど短い。
これは、金属の水素脆化 と高圧気体を扱うために伴うものである。


今後、水素の充填量を増やすには、
さらに圧力を高める必要があるために、無理がある。
従って、現状の燃料電池車の出力を上げれば、走行可能距離は短くなるしかない。

一方で、EV系次世代自動車は、電池の容量が日進月歩で拡大しているので、モーター出力を上げても、走行可能距離を延ばす技術が 見いだされている。


よって、現在の燃料電池車には、将来的な進歩の可能性も乏しいことになる。
(20年先はおろか、10年先にも活用可能な技術には思えない)
※触媒として白金を使っていることも問題の一つですが、熊本大学ほかの努力が実を結びつつありますので、今回は不問。

では、どうしたら良いのか?
どうして欲しいのか?

問題と対策は、以下の2点に絞られる。
1)水素生成方式の問題。(二酸化炭素の排出抑制と、水素生成時の消費エネルギー抑制)
 ⇒水素の生成源を化石燃料に頼らない方式に、研究・開発投資を。
 ⇒光による水素やメタン合成の基礎技術が日本にはアル。

2)水素の保管・運搬の問題 (高圧水素ガスでの利用が、そもそもの大問題)
 ⇒有機ハイドライトを用いる事で、常温常圧で数百倍の密度の水素を保管・運搬可能。
 ⇒自動車関係以外では実用されている
 ⇒有機ハイドライトは、現状のガソリンスタンドや、タンクローリーも使用可能
 ⇒従って、インフラにかかる維持・設備更改コストは、
  高圧水素とはケタ違いに少ない事が想定できる。
  (なのに、自動車関係で使用しない理由はなんだろうか?
   自動車やステーションの設計見直しコストがかかる?
   今後の無駄使いを続ける総額と、見直しコストとその後セーブできるコストを
   比較して欲しいものだ。)
  本当に有効な方式を採用し、無駄な設備投資にお金を使わないでほしい。
  現在のエネルギー問題や気候問題ほか、すぐに使わなければならないお金がアル!


日本や世界に有用な技術が、ト○タの売名行為のために使われないのは、
本当に、世の中のためになるのだろうか?

以下、日経ビジネス
燃料電池車で泣いたトヨタの開発者
発売を前倒しする本当の理由 から抜粋

6月25日、トヨタはFCVの市販時期を従来予定の2015年から2014年度に前倒しすると発表した。
2014年度とは2015年1~3月も含む。しかしトヨタ関係者によると、あくまで2014年末の発売を目指しているという。水素供給インフラが十分に整っていないにもかかわずだ。
前倒しにこだわる理由について、小木曽聡・常務役員は「他社より早めることよりも、より良いモノを適切なタイミングで出したい」と説明するが、他社の動向が全く無関係ということはないだろう。ホンダや現代自動車が2015年に発売すると見られている。それらより先に発売すれば、先進イメージを手にすることができる。

トヨタはハイブリッド車以外に、代名詞となるようなイノベーションが見当たらない。それだけにFCVにかける思いは強い。田中義和・製品企画本部主査はこう語る。「プリウスを超えるイノベーションを起こす」。その熱い思いこそが、涙の本当の理由だったに違いない。


現在の自動車に求められている性能には、二酸化炭素の排出抑制があるが、
正しくは、化石燃料の消費量の削減にあるのではないだろうか?
だから、化石燃料に頼る方式を改めて欲しい。<(_ _)>

さらに、自動車メーカーの都合による高圧水素タンク方式も、水素ステーションの建設・維持ほかの効率や費用にも鑑み、全体最適化をはかってほしい。<(_ _)>


ご参考まで

ダイハツが液体燃料電池車開発に傾ける本気度を見よ、「FC凸DECK」は実際に走る

要は、高圧水素を使うのではなく、水素を化合させた液体を用いることで、
常温常圧で、気体の水素よりも水素をたくさん使うことができる。
このため、水素スタンドの建設コストがガソリンスタンド同等で、現ガソリンスタンドに増設も可能。
また、触媒に白金などの貴金属を使わない。

さらに、

水素・燃料電池戦略ロードマップ
(経済産業省)

「既存のガソリンスタンドに係るローリーやタンク等の設備を活用し得る有機ハイドライドについて、水素ステーションで脱水素できるよう、脱水素装置の小型化や脱水素に必要な効率的な熱源確保等に向けた開発・実証等を行う。」


が記載されている。

であれば、石油業界に無用の負担をかけない。
・・・負担をかければ、水素の価格か?税金に転科されるハズ。
・・・こういう方式が見捨てられるのは、もったいない。(T T)

・・・自分がこう言っていても所詮ごまめの歯ぎしりだということもわかっている。(^^;)

Posted at 2014/08/31 01:09:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | FCEV | クルマ
2014年08月29日 イイね!

こんな記事を見つけた。

【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車「年内にも発売」前倒し報道のウラ事情

Responseさんが掲載してくれていた。<(_ _)>

トヨタが発売を早める背景には「水素ステーションの整備や購入補助などで、行政からさらに支援を引き出したい思惑もある」(朝日)。

それに日経などがいち早く「前倒し」の記事を取り上げたわけで、
アベノミックスならぬ”メディアミックス”ともいえる報道ぶりである。

Responseさん、ありがとう。<(_ _)>

朝日も日経も・・・(`ε´)
とは言え、火のないところに煙りは立たないし、
ト○タさんなら・・・。(`ε´)
Posted at 2014/08/29 18:02:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | FCEV | ニュース
2014年08月27日 イイね!

余る再生エネで水素製造…燃料電池車に利用へ・・・ですって

YOMIURI ONLINE 余る再生エネで水素製造…燃料電池車に利用へ

環境省によると、
「北海道では、太陽光発電や風力発電を手がける企業の進出が急速に進み、再生可能エネルギーで得られる電気が余ることが予想されている。

余剰分は本州に送電することも可能だが、北海道と本州をつなぐ海底送電線は容量が限られており、道内の再生可能エネルギーを十分に活用できない恐れがあるという。」


新聞記者がイモなのか?
環境省の広報室がイモなのか?

「余剰分は本州に送電することも可能だが・・・」
送電が可能であれば、余剰電力ではナイ。
とは揚げ足とりだが(^^;

「得られた電気を余剰分まで無駄なく活用するとともに、燃料電池車の普及を図るため、水素供給態勢を強化する狙い。2015年度予算の概算要求に、関連費用として30億円を盛り込む。」

本末が転倒している。(T_T)

余剰になるほど、電源施設の建設を許す?
そもそも、原子力発電や火力発電を減少させたり、ピーク需要をまかなうことが目的ではナイ?
北海道と本州をつなぐ海底送電線は容量が不足しているなら、増やす意義があろう。
また、天候不順で発電量が少なくなった場合を想定して、NAS電池ほかに充電し、
平準化する必要もありましょう。(T_T)

なんでこうなるの?(^^;)

一方で、
イワタニさん
化石燃料を水素燃料電池車用に使う分を減らすと言っています。
・・・本来は、水素燃料電池車は化石燃料からの脱却が目的ではナイですか?

・・・だから、「今の水素燃料電池車の社会システムは稚拙」と感じるのです。(T_T)
・・・10年先や20年先を見越して、・・・などという言葉が、虚しく伝わる。(T_T)

環境省さん
北海道が、再生可能エネルギーの宝庫であるなら、
北海道と本州をつなぐ海底送電線は容量を増やし、
火力発電を減らしましょう!\(^_^ )
そうすることで、貿易赤字を減らしましょう!(^O^)v

・・・国としての、エネルギー政策のグランドデザインを、誰もしないから?

Posted at 2014/08/27 14:50:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | FCEV | ニュース

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「久しぶりのブログ投稿を、スマホからしようとしたら、画面が小さくって(^^;) タブレットも復活(^^;)」
何シテル?   07/28 04:13
ドラゴンです。よろしくお願いします。 ID取得の都合で、DragonSpiritになっちゃいました。m(_,_)m 家族は、 妻・娘・犬2頭・インコ2...

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