2013年07月26日
これまで、沢山の反響をいただき、ありがとうございます。
この場を借りて、御礼申し上げます。m(_,_)m
さて、この度は、
昨日(7/25)に、「楽天だけど、EV充電器ビジネスって」との記事をおこしましたが、スージーパパさんから、ご意見をいただき、そのお返事について、私の考えをまとめました。
ただ、こうした考え方について、アウトランダーPHEVのオーナーの方々に、広くコメントをいただきたいと考え、新たに記事を記載いたしました。
せっかく、会員ページですので、忌憚のないご意見を賜れば幸いです。
と、申しますのは。
きっかけとなった、いただいたコメントのポイントは、
「リーフtoホームは 日産用のプロトコルで 三菱自動車 非対応です」と。
以前、アウトランダーPHEV(以下PHEV)のサーキットでの試乗会にて、MITSUBISHIさんの技術者が、「i-MiEVと同様に、クルマから家への給電を、そのうちに実現したいと考えている。」という、お話しをお聞きしました。
まぁ、当然といえば当然。
ただ、こうしたときに、後で私の頭の中に浮かんだ疑問は、2点。
1)充電されたクルマが家から離れて、移動していたら。
2)この家とクルマをつなぐ機器に、チャデモの様な統一仕様はあるのか?
しかし、
1)については、深夜電力をPHEVに貯めても、昼に貯めた電力が家に給電できなければ、クルマの使用エネルギーコストは安くなったとしても、オーナーが支払う総電力料は上がってしまう。
⇒これについては、i-MiEVの老朽化バッテリをリユースする方式を、MITSUBISHIさんが予定しているので、Close。
問題は、2)です。
①統一仕様がなければ、充電器や給電器のメーカーがEV車両(会社)毎に機器を設計・製造しなければならなくなり、採算をとりずらくなる。
②充電器や給電器施設をクルマのオーナーが設置した場合に、クルマを他車にリプレースしずらくなる。クルマのメーカーにとっては囲い込みになっても、オーナーにはメリットは少なくなる。
とした時に、では、何が問題になるであろうか?
(これは、一部事実に私の想像を加えたものです)
急速充電器は、車両との間で、一定の手順で相手の「給電条件」や「充電可能状態ほか」の情報をやりとりします。(オート・ネゴシエーションという機能を実装しています)これの、手順の1つが、チャデモという規格の一部です。
このオート・ネゴシエーションのプロトコル(手順)が、クルマと家とをつなぐ機器と、クルマに実装されて、機器間の電力融通の条件が判明するので、この手順があわなければ、条件合わせすらできない事になります。
逆に、このオート・ネゴシエーションのプロトコルさえ、合わせれば、条件合わせが可能となる事になります。
よって、クルマと、そのクルマと家をつなぐ機器との間に、プロトコルを合わせる「コンバータ/プロトコル変換器」さえあれば、先程の①と②の阻害条件はなくなる事になります。
そんな事が可能なのか?
一つの答えは、
先日、テスラモータズ社は、当初チャデモ対応を行う予定がなく、そうした対応充電機器を車両に搭載しなかったのですが、チャデモ・アダプタを提供する事を表明しました。(できるのです。)
以上から、今、この瞬間は、トヨタ方式や日産方式・三菱方式が出てきていますが、
家庭で使用できる電源の規格がある以上、充電・給電器のメーカーにとっては、どうでも良い事なのです。
だから、むしろ、自動車メーカーが「どこまで本気で実装を考えているか?」その行方をシッカリ見ていこう。と考えております。
とは言いながら、私は、マンションに済んでいるので、家への給電はあきらめています。
でも~、「急速充電はこの先、マンションに欲しいゾ。」っと。
また、私が深く気になったのは、
楽天が、こうしたビジネスについてのモノの考え方です。
googleがとなえた、スマートなんちゃらを意識しているや、否や?。
単に、表面的なビジネスの多角化なのか?ちょっと、気になります。
さて、長くなってしまいましたが、ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
ご意見がございましたら、お気兼ねなく。m(_,_)m
あ、論点を記載わすれてました。
1.こういう機器は、欲しいですか?
2.こういう機器は、どうあって欲しいデスか?
3.その他(何でもアリ ^^)
以上です。
Posted at 2013/07/26 23:43:48 | |
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