どうも、リチウムイオン二次電池の正しい扱い方の普及に、通説が邪魔をしている風なので、
説得力のあるデータがナイか?探していました。
ようやく見つけたので、要約と格納場所をお知らせしたく、投稿します。(o^-^)
場所は↓
http://www.env.go.jp/air/car/comm_erv-dm/21-04.html
これって、環境省のサイトなのです。
環境対応車普及方策検討会の資料#2でした。(^^)/
で、何が書いてあるのか?
1. 保管温度と寿命に関係がありました。
※25℃と45℃で、45℃が早く劣化しました。
2. SOC(電圧)と保存寿命に関係がありました。
※基本的には、100%充電は早く劣化しました。
※ただ、電池の種類によっては、75%充電でも早く劣化しました。
3. 充電時の電圧が高くない方が、充放電回数での劣化がすくない。ただし、高温では劣化しました。
4. 80%までの充電を繰り返した方が、100%充電を繰り返した時より、寿命が1.5倍長い。
5. 充放電の電流の多さが、寿命に影響を与えているデータはナイ。
※相関関係がない。
※急速充電や強回生、さらに、加速での大電流出力が寿命を短くする訳ではない。
という事でしたので、
まとめると。
リチウムイオン二次電池の寿命を短くするのは、
1) 高温での保管とフル充電での保管。
※特にフル充電で長時間放置しない様にしましょう。
逆に言えば、
遠出する時以外は、80%までに抑えて充電しましょう。
※もっと言えば、急速充電でのフル充電は、バッテリーの寿命を縮めます。
エネルギーと時間のムダ遣いで、寿命まで縮めたら、目もあてられない。(>_<)
※フル充電が直接電池寿命を縮める訳ではナイ。
2) 充放電の回数を気にするよりも、100%充電を避けましょう。
※アウトランダーPHEVは、普通充電でフル充電される時に、バッテリーセルのバランスを取りますので、2週間に1回程度は、普通充電でフル充電しましょう。
フル充電したら、20%程度使って車庫に入れましょう。(使えばよろし)
という事でした。
(これなら、私の作文じゃナイので、信じてもらえると、イイなぁ~)
追伸で~す。(^_^)/~
このアウトランダーPHEVは、冷媒によって温度管理を強制していますから、
安心して乗ってやって下さい。(^_-)-☆
※それだけスル価値があるデータがあった!という事ですネ。(^O^)v
Posted at 2014/04/07 21:24:20 | |
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