どうも、リンクを張っただけでは、データそのものをご覧頂けていないのと、
情報が少なくて、不安を増やしてしまったりなので、
追記版を、改めて投稿します。

1. 保管温度と寿命に関係がありました。 ※25℃と45℃で、45℃が早く劣化しました。
アウトランダーPHEVは、冷媒を使って強制的に温度を低く保っています。
また、エアコン用の冷媒ですので、PHEVシステムが稼働している間は、45℃にはなりませんので、ご安心下さい。(^^)v

2. SoC(電圧)と保存寿命に関係がありました。
※基本的には、100%充電は早く劣化しました。
※ただ、電池の種類によっては、75%充電でも早く劣化しました。
要は、SoCは電池の蓄電状態をさすのですが、決められた100%の状態を長く続けると、蓄電能力が低下します。
日産leafでは、80%に充電量を抑える事が勧められていました。
これは、Liイオン電池シリーズには、必要な事です。
※今時のノートパソコンにも、蓄電量を抑えた運用を行うための、設定があります。
※パソコンでも、お勧めは80%です。
※データでは、厳密性を保つために、75%まで充電を繰り返した方が、寿命が短くなる例が載っていますが、これは、携帯電話用の電池例です。

3. 充電時の電圧が高くない方が、充放電回数での劣化がすくない。
また、高温での充放電を繰り返した方が、劣化します。
※アウトランダーPHEVでは、駆動用電池が高温になりません。
※75%まで充電や50%まで充電を繰り返した方が、100%までを繰り返した場合より、寿命が長くなります。

80%までの充電を繰り返した方が、100%充電を繰り返した時より、寿命が1.5倍長い。
※寿命がどの程度長くなるのか?が、示してあります。

5. 充放電の電流の多さが、寿命に影響を与えているデータはナイ。
※相関関係がない。
※急速充電や強回生、さらに、加速での大電流出力が寿命を短くする訳ではない。
ので、加速での大電流出力や減速での強回生や充電での劣化は、気にしないで使ってください。これが、Liイオン電池を使うメリットです。(^O^)v
最後になりますが、
アウトランダーPHEVが使える充電領域は、約30%から100%です。
これは、三菱自の開発者からの情報であり、
急速充電器やMMCSでの表示とも矛盾がありません。
つきましては、急速充電や普通充電での上限を80%で運用すると、電池が天寿を全うできる。とお考えください。
バッテリーセルのバランスをとる仕掛けは、 普通充電でのフル充電でしか稼働しません。
でも、毎回セルバランスをとる必要はございま せん。そんなには、バラつきませんので、 乗りこなしハンドブックでも、普通充電でのフ ル充電は、2週間に1回程度で良い。 と記載されております。
一方で、クルマの性能を酷使しなければならない方は、三菱自のバッテリー保証があるので、
確信犯で酷使するのも、考え方です。(制限事項が明記されていないので(^^;)物理的に破損させなければ、(化学的な劣化を)保証出来ない理由が立ちません。)
これで、いかがデスか?(^O^)v
追伸
皆様
様々なご意見をいただき、私は、とても嬉しく、感謝いたしております。<(_ _)>
と、申しますのも、 私の仕事がら、様々な方々のご意見をいただき、まとめ、様々な方々にご説明をしなければならないので、とても、勉強になっているからです。 ありがとうございます。
(まだまだ、下手だなぁ~)
また、 ほかにも、さまざなご意見やモノの見方があると思っておりますので、
何なりと、気兼ねなく申しつけください。<(_ _)>
追記
フル充電でバッテリーセルを均したいとき、普通充電が自宅で出来ない方に、
関東三菱自動車販売での営業講習で紹介された方法を、お勧めします。(^^)/
QCで80%にした後で、普通充電すれば、1時間ちょっとでフル充電になります。(^^;)
私は、普通充電でのフル充電で、バッテリーセルの均し機能が、i-MiEVの初期型の後から追加されて、このPHEVにも搭載されたと聞いた時から、マンション住まいなので、たまに実施していました。
※ちょうどイイところ(QC器と普通充電器が、隣り合っている所)があるので
これが、営業講習で紹介されていたそうです。(^_-)-☆
少なくとも、ひと月に一回はしてあげたい。