2014年07月08日
トヨタを超えるベンチャー目指す
始動した社長特命プロジェクトに込めた思い
「トヨタがEVよりも燃料電池車(FCV)を重視する理由の1つは、コモディティーになりづらいという事情がありそうだ。」という記事。
ただ、実際どうだろうか?
燃料電池スタックの特許件数が2,400もアルのがその理由だそうだが、
来年にホンダや現代がFCVの販売を予定している。
日産もベンツもリース車は走行している。
本当に、技術的優位性がアルのだろうか?
一方で、
現在、量産されているピュアEVのi-MiEV、leaf、テスラ・モデルS、i3 etc.
これらは、コモディティ化しているだろうか?
否、何れもが、誰もマネすらできないクルマになっているのでは?なかろぉか?
PHEVもそう。
アウトランダーPHEVとi8は根本から考えが異なる。
どちらも、容易に真似られるモノだろうか?
だから、チョット「カチン☆」と来た。
(どこか?おかしくないか?)
逆に、プリウスPHVは、
アメリカで発売された、2代目プリウスの電池を外部充電型のリチウム電池に載せ替え、
プラグイン・ハイブリッド車に改造するベンチャーが現れた。
この中には、
「しかし、われわれのプリウスを改造され、政治キャンペーンに使われ、さらにはその改造を商売とするところまで現れ、トヨタからのPHV発売待望論まで飛び出しては、だんまりで開発検討を進めるわけにも行かなくなりました。」
と書かれています。
・・・となると、プリウスPHVは、トヨタの中では嫡出子ではナイ。
という扱いなのだろうか
『売れないよりも、売るのが面倒で売らない。という噂も耳に入っているが・・・?』
少なくとも、環境対策としての販売攻勢をかけている様には、見えにくいし、
このクルマへのトヨタの愛情は感じられない。(主観です)
シリコンバレーで見たエコカーの未来
EVが狙う「プリウス後」の主役
ましてや、ZEV法では、HV車は対象外となる。
「カリフォルニア州は自動車メーカーに販売台数の一定割合以上を排ガスゼロ車(ZEV=ゼロ・エミッション・ビークル)にする規制を設けている。
HVは現時点ではZEVとして認定されているが、2017年から除外され、各社はEVやPHVなどを売らざるを得ない。
規制を達成できなければ、排出権を他社から買うことになる。
先進イメージに傷がついてしまうため、各社は規制対応に血眼になっている。
しかもZEV規制を採用する州は広がりを見せている。」
という。
自前主義を貫くことにこだわり、他社にも技術提供することは立派。
されど、
本当にこの地球上で繁栄できるための技術を磨いているのか?
客観的に見て欲しい。
自然エネルギーが人の手で制御できるのは、電気に変換されて以降であり、
電気は電気のまま使うのが、一番、効率が良い。
また、
「トヨタベンチャーズでの自由な発想を基に、全く新しい概念の「愛(i)カー」を作る考えだ。これを2020年の東京五輪でデビューさせ、世界に発信することを狙う。」
ならば、三菱自動車工業は、i(アイ)を容易に捨て去っては、いけない。
『I(自分)』、『愛』、および『innovation(革新)』、『imagination(想像)』、『intelligence(知性)』の頭文字からとったのだそうだ。
せっかく、先取りしているのだから。
Posted at 2014/07/08 17:33:29 | |
トラックバック(0) |
FCV | ニュース