2014年07月09日
発想転換で低コスト化、主役狙う「白金ゼロ」燃料電池
2014/5/13 7:00 情報元 日本経済新聞 電子版
燃料電池の利用を本格化するには、よりいっそうのコスト削減が不可欠だ。燃料を工夫し、貴金属を使わずに済むようなシステムの開発が進んでいる。
「軽自動車を主力製品とするダイハツらしい燃料電池車を世に送り出したい」―。ダイハツ
そのダイハツの資料はコレ!
「ダイハツは水素と窒素のみからなる水加ヒドラジンを燃料とし、電極触媒などの材料開発を行なうことにより、水素燃料電池に匹敵する0.50W/cm2の出力密度と、排出物は水と窒素だけというゼロエミッションの両立を実現した。」
という。
白金不使用だけでなく、水加ヒドラジンなど燃料にも工夫している様子。
安全にも配慮している。
ちゃんと後先を考えていて、目先の自社利益に振り回されない会社は、
是非、応援したい。\(^_^ )
また、経済産業省の資料にて
「OH-などアニオン伝導体を使用した燃料電池は現在未開拓領域であり、燃料適応性や新規電極触媒など新しい概念の燃料電池が期待される。非白金系高活性電極の開発は資源問題ともからんだ重要な問題である。」
と、認識されている。
・・・政府には、知らされていないのか?
・・・利権が伴うモノに、振り回されたら、興醒めというもの。
ほかの、非白金系触媒は、
各方面で、かねてから研究がされており、
「 燃料電池の白金極を超える水素酵「 S-77 」電極 の開発 に成功
(白金の637倍の活性)
なども、実用化を期待したい。\(^_^ )
量産や実用には時間がかかるだろうが、
「資源を無駄にしてはいけない・・・。」
そして、本当に地球人に必要なのは、
「安全な、カーボンニュートラルの実現」でしょう!\(^_^ )
・・・今のFCEVは、違うよネ(T_T)
さらに、燃料電池のコストを1/6に出来たから発売する。という。
コストの大半を占めていたモノが、超大幅にコストダウン出来たのなら、
自動車メーカーは、どれほど赤字なのか?
700万円で売って、本当に痛いの?
また、インフラ整備では、電気自動車の急速充電器は、自動車メーカーも投資している。
しかし、水素ステーションは、石油業界の出費だ。(5~600億円規模)
コレで、『インフラ整備が伴わないから、クルマが売れないんだ!』
なんて、自動車メーカーが言おうモノなら、
グレるョ。o(^o^)o
Posted at 2014/07/09 17:35:00 | |
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