エア抜き最速マニュアル

アクティ、バモスのエア抜き。
今回最速で終わりましたので簡単にまとめておきます。
1.エンジンは掛けずフロントをジャッキアップ40〜50cm
2.潜ってウォーターパイプとサーモスタットのブリーダーボルトを外します。(白丸)
右側ウォーターパイプのブリーダーボルト(赤丸)もあるけど硬くて緩められなかったので今回は無視、その先のサーモスタットのブリーダーボルトで抜けるのでヨシ。

3.リアヒーター付きの車両は運転席シート下のブリーダーも緩めます。
カバーが付いているのでビス2本外してブロアモーターのカプラー外せばブリーダーが見えます。
そのままだと車内が冷却水まみれになるのでブレーキのエア抜きで使うホースを繋いで社外へ出す

こんな感じで。
足元の石は暖気中にアクセル煽る用

4.エンジン上のインマニにもブリーダーがありますので緩めておく
以上4箇所を緩めたら冷却水を入れていきます。

グレードにもよりますけど大体5L前後入るので計量しながら入れる事でエアの噛み具合を想像出来ます。

今回はクーラント2L水道水3Lを使うのでとりあえず水を入れていく。
5.水道水2L弱入れたところでサーモスタットのブリーダーから水が出てきたのでボルトを締める。
6.追加で水道水とクーラントを入れていくとウォーターパイプとリアヒーターの所からもジャバジャバと溢れてくるので締める。
7.最後にインマニの所から溢れるまでひたすらクーラントを注ぐ4.5L位入れたところで溢れてきたので一旦締める。
8.4箇所溢れて、締めたのを確認後、ラジエターキャップを半回転締める。いよいよエンジン始動。
9.さっきの石でアクセルを吹かして2000rpmを維持する。1500でも3000でも良いけど回すとうるさいし低いと暖気遅い。

10.暖気しながら30分程放置。
時々、ウォーターホースを触り温度を確かめる。サーモスタットが開くとココが暖かくなる。さらに待つとラジエターのロアホースも暖かくなる。


ちなみに、最初の冷却水入れる作業をしっかりやらないとエアが大量に噛んでてサーモスタットが中々開かない。開かないってことは永遠に暖気終わらない、エア抜けない。の悪循環に入ります。
「外すところ外して緩めるところ緩めて冷却水を入れる」最重要です。

11.そのまま放置でファンが2回回ったら、インマニのブリーダーを緩めてみる。エア混じりの冷却水が噴水の様に出てくると思うのでしばらく開けたり閉じたりしながらエアが出なくなるまで繰り返す。

12.大体抜けたらラジエターキャップ開ける半回転しか締めてないので爆発はしません。
かなり冷却水が減ってると思うので足す。
ついでにリザーバータンクもMAXまで入れる。
ラジエターキャップ締める

13.エンジン停止。
冷えてくるとリザーバータンクから吸われて減ってくると思うので減った分補充。

あとは一晩おいて朝、リザーバータンクの水があまり減ってなければほぼエアは抜けきってる証拠。

走ってるうちに細かいエアは抜けるのでok

経験上これで失敗はした事ないので大丈夫だと思います。
あくまで一例で他のやり方もあるので参考まで。

結局1時間ちょっとくらいでした。