BMWのステアリング考

随筆になっております。ご了承ください。

久々にステアリングのメンテナンスをしたところですが、すでに走行距離は12.4万キロ。
いまのところ、ステアリングのスレも出てなくあまり傷みはないようです。
アルファロメオ155は13万キロまで乗りましたが、最後のあたりはステアリングのスレ（剥がれ）がひどく、下層のウレタンが覗いてくる状態でした。
1997年式のイタリア車なので、製品としてのクオリティも2016製造のBMWと比べると可哀想ですが。

また、車両の挙動により乗り方も違うせいもあると思います。
アルファの場合、ステアリングが超クイックでメチャ軽いです。
それに加えてFF車ならではのごっついトルクステアがあり、ステアリングの回し・戻しが忙しかったのもあり、ステアリングのセルフセンタリングを利用して手を擦らしながら戻す。としてたので傷みも大きかったようです。

BMWのステアリングは太過ぎる。とモータージャーナリストがよく言ってますが、アタスにはちょうどいい。
ただ、手の触れるところはツルツルのプレーンなレザーではなく、パンチングにして欲しいです。
もう慣れてしまいましたが、最初の乗り出しの頃は手のひらにペタっと貼り付く感がダメでした。
良い言い方をすれば『手に吸い付く感』？
BMWに乗り換える直前にレクサスに乗ってましたが、ディーラーで入れ替えた『REAL（レアル）』のステアリングが感触良かったのでその後を引いてる感じです。

まあ、もうすでに12万キロ走ってますのでそこはすでに不満点ではなくなりました。