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IVNOのブログ一覧

2018年04月29日 イイね!

SERICIS SEX (PRAE)


 もう3週間も前のことですが、不覚にも大黒PAの縁石で575Mマラネロのホイールを「ガリッ」っとやってしまいました。こういうことはよくあることなのですが(いけないなあ)、今回はタイヤのサイドウォールまで損傷するという深刻な事態。これでは危険そのものです。

 ということで575Mマラネロはまたまたコーンズにご入院となりました。先週のカマルグといい、最近コーンズにお世話になりっぱなしです。



 主力2台が入院し、先週前半の雨天で出番の少ない512BBを尻目に通勤の足としても大活躍なのがM6ですが、ご覧のとおり汚れ放題。

 この白っぽい埃を少しだけ採取して近所の宝飾店の顕微鏡で見てもらったところ、その正体はヒノキの花粉と判明。知らなきゃよかった・・・。

 このような花粉症対策だけではなく、M6には日曜日に大切なお座敷がかかっているので給油がてら洗車してもらいました。ウン、これならOK!
 そしてその翌日の今日、いつも私のM6の整備をお願いしているBMW6シリーズ(E24)のオーソリティ、シルキー6さんのお誘いで長野市Mウェーブで開催された「ながのノスタルジックカーフェスティバル2018」に参加してきました(その詳細はまた明日)。

●表題の意味「シルキーシックス(前篇)」 ※読み方「セリキス・セクス」

SERICIS「絹の」「絹のような」第Ⅱ類中性形容詞主格単数。「絹地」を意味する名詞はSERICA
SEX「6」数詞。
PRAE「前篇の」「~に先立つ」奪格支配前置詞。

Posted at 2018/04/29 22:29:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月03日 イイね!

NIHIL DIFFICILE AMANTI


 昨日夕方に土浦のRSDディノさんから先週から入院中だった私の512BBの整備が完了したとのお知らせを頂きました。一夜明けた今日はちょうど良いことに仕事が忙しくなく、早速受け取りに行きたいと思ったのに朝からお天気は雨模様。

 でもお昼過ぎから雨雲は太平洋上に去り、重く垂れこめた曇り空とはいえとりあえず雨水によるトラブルは避けられる見通しとなったため常磐線の特急「ときわ」に乗り込んで土浦へ行って参りました。
 「ときわ」という名前は私の年代には懐かしいもので、30年以上昔に常磐線を走っていた急行列車の愛称ですね。私が子供の頃にお遣いに行かされた商店街初売りの福引き1等賞はいつも温泉旅行で、行先は箱根・鬼怒川・(いわき)湯本の3か所がローテンションになっていました。温水プールが珍しかった昭和の頃には2月に泳げる常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)はとても楽しみだったのをよく覚えています。
  
 そんな昔の記憶を思い出しつつまずは車内で腹ごしらえ。かつては仙台駅じゃないと買えなかった名物の牛タン弁当がここ上野駅でも常に手に入るのは本当にありがたい限りです。ヒモを引くと麦御飯と牛タン焼きが温まるこのお弁当は特に私のお気に入り。駅弁大好き!(笑)。

 今回の入院整備の目的は2つあり、1つめは「熱風エアコン」の改善でした。何しろ新車の時から装備されたままになっている古いシステムなので予想通り内部は錆だらけだったそうです。交換を要したレシーバータンクとエキスパンションバルブは当然のように純正品は世界欠品中。しかしこの2つはモデナとテスタロッサ用のパーツを加工すれば流用可能だそうで、私もその方法で直していただきました(写真提供RSDディノ)。
 ディーラーマニュアルに決して記されることのないこうしたノウハウを数多く持っているのは30年以上フェラーリ一筋でやって来られた「大御所」ならではですね(拍手)。ホント、足を向けて寝られませんわ。

 今回の整備ポイント2つ目は低回転域でエンジンのぐずつきで、どうも点火系に問題がありそうだというのは前回のブログのとおりです。果たしてCDIが劣化していたのが原因だったようで、その交換によってエンジンはまたもや見違えるような鋭い吹け上がりになりました。
 写真は私の512BBに装備されていたCDIで型番は明らかに512BBi用のものなのですが長年BBに関わってきた社長が見たことが無いという謎のパーツ。
 当然のように純正の新品は欠品中。それでもCDIは古いものを外して送るとディーラーでリビルトしてくれるそうですが、その作業にかかるお値段が\80万(!)。

 今回交換に装備してもらったCDIは昔の弁当箱のような形状でした。実はこのCDIは借り物で、とりあえず今回は試験的に装備して走ってみるということになりました。本で読んだとおり始動すると「キーン」という金属音が響きます。
 さてとりあえずはこれで当面の走りと快適さは確保できました。512BBは手間をかけただけ必ず前より良くなってくれるので、ますます愛着がわいてきますね。最近も「是非とも売って欲しい」と声をかけられることがたびたびありますがもちろん断固拒否に決まっています。この車だけは私の目が黒いうちは何があっても手放すつもりはありませんのでバイヤーの皆様、悪しからずご了承のほどどうか宜しくお願い申し上げます。

●表題の意味「愛する者には何事も苦労ではない」 読み方「ニヒル・ディッフィキレ・アマンティー」

 共和政ローマ末期に活躍した弁論家キケロー(MARCVS TVLLIVS CICERO:B.C.106-B.C.43)が初期の著書「弁論家について」の中に記した言葉です。この本は日本語版が岩波書店から出ていますが正直言って訳者の力量不足が否めないトホホな出来栄えになっているので、同じ出版社から出ている「キケロー選集」の方が理解しやすくオススメです。
NIHIL「何もない」第Ⅲ変格中性名詞主格単数、英語のNothingと同様。
DIFFICILE「苦労な」「困難な」第Ⅱ類中性形容詞主格単数、この文ではNIHILの補語。
AMANTI「愛する者にとって」第Ⅰ活用動詞現在分詞男性単数与格、「私は愛する」を意味する原型の動詞はAMO、その現在分詞AMANSは「愛する者」を意味します。間接目的語の「~に(とって)」意味する活用形をラテン語では与格(DATIVVS)といいます。

Posted at 2015/06/03 19:50:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2015年03月28日 イイね!

ASTEROIDES IVNO


 何気なくNASAが撮影した天体写真を見ていたら珍しく小惑星「ユノー」の鮮明な写真がアップされていました。この小天体の名前は私のハンドルネームIVNO(←以前お伝えした通りこの名前は私の本名とも関連します)と同じギリシャ神話の女神ジュノーに由来します。
そんなわけで俄に親近感が湧いてきたので画像をよく見るとどう見ても「ひょっとこ(潮吹き面)」にしか見えません(笑)。東北の民話ではひょっとこはヘソから金を生み出す奇跡の子供の顔を模したと言われており、家を富み栄えさせる縁起の良いお面と信じられています。
そう思うとこのブサイクな小惑星の画像も俄然可愛く見えてくるというもので、この際なのでプロフィール画像をこの写真に変更しました。本人的には結構気に入っています。

●表題の意味「小惑星ユノー」 読み方:アステロイデース・ユノー
ASTEROIDES「小惑星」第1変格男性名詞主格単数、一見すると第3変格主格複数の活用(-ES)をしているように見える単語ですが、ラテン語の語彙のうちギリシャ語に語源を持つ名詞は第1変格名詞でも主格単数が-ESまたは-ASとなります(複数だと-AE)。天文に関する名詞にはこの変化をする単語が他にもいくつもあります。例:COMETES(彗星)、GALAXIAS(銀河)。
Posted at 2015/03/28 13:55:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月11日 イイね!

DVM FATA SINVNT VIVITE LAETI


 1月5日以来いつものモグラ(チェックエンジンランプ点灯)でコーンズに入院していた575Mマラネロが帰ってきました。今回はいつものセンサーエラーなどではなく、ガソリンのベーパー漏れを防ぐキャニスターチェックバルブが本当に壊れていたというちゃんとした(?)故障でした。その部品取り寄せに少々時間がかかってしまったため今回は1か月を超える入院となってしまった次第です。


 写真はいつものコーンズ芝サービスの駐車場出口ですが、同じような色と形の車が停まっていますね。路上駐車中なのは私の575Mマラネロですが、その右手にあるのはマラネロではありません。写真では分かりにくいかもしれませんが、なんとあのスーパーアメリカでした。
 スパイダーの幌に対しては今もなんとなく信頼置けないので私はいつもベルリネッタ志向でしたが、ハードなガラスのルーフを持つスーパーアメリカならちょっといいかなと思っていたこともありました。なのでこうしてディーラー扱い実物を見るとまたまた悪い虫の蠢きが(笑)。そんな私の気持ちを見透かしたようにコーンズのメカニック氏は「スーパーアメリカはウチでも時々千数百万円程度で売り物も出ますが、このガラスのルーフがちょっとでも壊れるとそれだけで修理費用は軽く\600万を越えますよ」と。そう言われて一気に虫は瞬殺され、修理が終わったばかりのマラネロ君でさっさと芝を後にしました。

●表題の意味「運命が許す間は君たち楽しく生きよ」 読み方(ドゥム・ファータ・シヌント・ウィーウィテ・ラティ)

何度も出てくる帝政ローマの「哲学者&詩人&政治家」セネカの著作「悲劇集」の中の言葉です。でもオフィスでこのブログを書きかけて画面をそのままにしていたら覗き込んできたバイトの青年に「TOD2、面白かったですよね」と言われ、私「?」。何のことか理解できず困惑していたら「テイルズ・オブ・デスティニー2」というプレステ用のゲームの中の曲にこのラテン語の言葉が使われているのだそうですね。このRPGはもちろんやったことありませんが、なぜかこのゲーム中には古典ラテン語がふんだんに使われているようです。このゲームのプロデューサーがラテン文学かロマンス語系言語を学んだ経験があるのかもね。
DVM「~の間」無変格接続詞。
FATA「運命」第Ⅰ変格中性名詞複数主格(主格単数はFATVM)、いうまでも無く英語のfateの語源になった単語でもちろん英語でも「運命」や「巡り合わせ」を意味します。でもその派生語である形容詞fatefulが「致命的な」とか「不吉な」と訳す通り、あまりおめでたくない意味合いも帯びています。これに対して運命を意味するラテン語にはもう1つ英語のfortuneの語源になったFORTVNAという第2変格名詞があります。この単語は女性名詞なので「幸運の女神」の意味で用いられることもあり、どちらかというと縁起良さげな扱われ方をしています。
SINVNT「許す」第Ⅰ活用動詞3人称複数現在(1人称単数現在はSINO)、
VIVITE「(君たち)生きよ」第Ⅰ活用動詞命令法複数(「生きる」を意味する1人称単数現在はVIVO)、前回のブログでもお伝えしたとおりラテン語の命令法には単数と複数があります。VIVOは英語だけではなくロマンス語系で現在も広く用いられている「万歳!」を意味するviva!や「元気な」を意味するvividの語源となっています。また「生きた」や「生の」を意味するラテン語の形容詞として用いる場合はVIVAとなります。英語圏の学校に留学した経験のある方なら目にしたことがあると思いますが、oral interview(口頭試問)のことをV.V.と表記することがありますね。これはVIVA VOCE、直訳すると「生の声で」というラテン語です。
LAETI「楽しい」「喜ばしい」第Ⅰ類男性形容詞主格複数、本来なら動詞VITATEを修飾するので副詞でなくてはおかしいのですが、ラテン語では生き死に関連する句の場合には形容詞のまま用いられることがしばしばあります。
Posted at 2015/02/11 12:04:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月30日 イイね!

DLXXV RENOVABITVR MOX


 今日は珍しく会社の月末処理もさっさと終わり夕方の会議まで暇ができたためちょっぴり優雅なランチを済ませた後、秋晴れの中を512BBで現在コーンズに入院中のマラネロ君のお見舞い(?)に行ってきました。早い話お金払ってきただけなんですけどね、実は。
 メカニック氏のご説明ではF1マチックのフルオーバーホール作業は目下滞りなく進行しており来週には完了する見込みとのこと。1~2か月はかかるだろうと覚悟していた私の見込みからするとずいぶんとまた素早いご対応と思ったら「F1のオーバーホールは私たちディーラーがいつも行っている通常の整備作業なので手馴れていますから」という心強いお言葉。雨でも走れるフェラーリが帰ってくることで荒天時運用も怖いものなし、スコールなんてへっちゃら!(これはさすがに古い、古すぎる…)。

 コーンズ芝サービスセンター前に並んだ各世代のトップレンジ12気筒モデル3台(MRのテスタロッサ系があれば連続性はなお完璧なのですが)。私の512BBとその前に停まっている599では実に30歳の年の差があります。いずれもピニンファリナのデザインですが、こうしてみると昔の車は尖っていて小さく平たかったんですね。

●表題の意味「575は間もなく更新されるであろう」
  読み方「クインゲンティ・セプトゥアギンタ・クインクェ レノワビトゥール モクス」
RENOVABITVR「それは更新されるであろう」、直説法第1変格動詞受動態3人称単数未来。この動詞は直説法第1活用能動態1人称単数現在の「私は更新する」だとRENOVOとなります。RENOVORE+NOVOに分解されますが、ラテン語でも接頭辞RE-は英語と同じ「戻って」や「元の」を意味することはすぐわかりますね。続くNOVOは「新しくする」を意味する直説法第1活用1人称単数現在の動詞で、語幹を同じくするNOVVS(男性)・NOVA(女性)は「新しい」を意味する第1類形容詞男性単数となります。つまりラテン語のRENOVOも活用がちょっと複雑なだけで英語のrenewalと全く同じ構成なんですね。
 MOX「間もなく」、無変化副詞。
DLXXV「575」無変格数詞中性、ご存じのとおりローマ数字の500がD、70が50+10+10でLXX、5はVとなります。これを正式な綴りにすると500+70+5でQVINGENTI SEPTVAGINTA QVINQVEとなって非常に複雑です。日常我々が使っているアラビア数字の便利さが分かりますね。
 ちなみにこのローマ数字が車名の由来と説明されている日本の軽自動車があるのはご存知ですか?勘の良い方ならもうお気付きと思いますが、そう、「スバル・ヴィヴィオ」ですね。VIVIOがそれぞれ(6)・(6)・0で排気量660㏄にかけてあるという説明です。
 でもね、ローマ数字を名前にするならラテン語の表記にもっと忠実にしなきゃいけないでしょう。ゼロの表記である0はアラビア数字でローマ数字ではありません。というかローマ数字にはそもそもゼロの文字は無いのです(!)。なので本来は0はラテン語で「無」を意味するNVLLAか「虚」を意味するNIHILと表記すべきということになり、この車の名前はVI+VI+N(NVLLAまたはNIHIL)で「ヴィヴィン」とすべきなんですね。なんだか汁の無い辛い冷麺みたいですね(ビビン冷麺はBibim-Nengmyonですからスペル違うけどね。笑)
Posted at 2014/09/30 20:25:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@SNJ_U LP400やLP500なら確かに並ぶべきは512BBですが、展示されていたカウンタックはアニバーサリーでしたのでテスタロッサでいいかなと(笑)」
何シテル?   05/05 21:26
子供の頃に展示されていたベルリネッタ・ボクサーを指差して「私、大人になったら絶対この車買うから!」と宣言して早や30有余年、念願かなってやっとオーナーに。
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