サーキット今昔物語

20年数年ぶりにカートに乗り始めた息子のメカニックを頼まれて、8年ぶりにサーキットに行った。
福井県に入ってすぐ高速を降りて、昔いつも通った道を走りタカスサーキットへ。
途中でボクが現役で走っていた頃にホームコースだったグランドサーキットあわらの跡地を通る。
あまりの荒廃ぶりに、つわものどもの夢の跡・・・じゃないが感傷的な気分になっちまった。

タカスサーキットは午前中４輪の走行枠で、エランが気持ちよさそうなエクゾーストを響かせて走っている。しばし見とれてしまった。

カートの走行時間になって最近のカートを観察すると、ボクが最後に乗っていた１２５CCのミッションカートとぱっと見は同じようだけど、こいつは４０馬力以上もあるそうだ。昔は走るたびにプラグをチェックしてキャブを調整していたものだけど、今はデーターロガーに排気温度が記録されていて、それを参考にしているとプラグチェックはほとんどしなくていいらしい。

昔のメカニックは出番なしかい・・・と思っていたが、ブレーキの踏みしろがしっくりこない。というので調整。
この辺は昔のカートと同じじゃないか。ちゃっちゃと合わせてみる。
ここのコースはストレートが長くて、持ってきたスプロケットだとフケ切ってしまっていたが、ロガーを見るとそれでも１４０キロは出ている。最近のレーシングカートの進化にびっくりした１日だったなぁ。

また、ボクも始めればいいのにと誘われたけど、こんなの怖くて絶対無理！！