ryonのブログ一覧

ホンダってその時に応じて、環境に優しくなったり・ハイパワーをウリにしたり、07年からのF1マシンのカラーリングのようなカメレオンのような会社だ。
タバコのスポンサーが撤退して次の年はアースカラーのF1マシンを発表するなんて、変わり身が早すぎる。
大体、モータースポーツ自体が環境に優しいわけがない。
排気口からジェットエンジンのような青い火を吐き出しているエンジンのどこが環境にいいんだ。
でも、モータースポーツ好きなボクたちは、ちょっと申し訳ないなぁと心のどこかに思いながらもそんなレースを楽しみに生きているんだろう。
人間がみんな効率とか環境負荷とかばかり考えて生きていくとしたら、それって本当に窮屈な社会になってしまうと思う。
そこにアースカラーのF1マシンだって！！欺瞞もこれに極まれりだよね。

もともとホンダの第1期と言われているF1にしても、市販車でもパワーがすべてで耐久性やシャーシとのバランスとかは考慮されていないホンダ1300のような車だった。
それが、環境問題を言い出して、あっという間に撤退。
市販車も環境に優しいというCVCCエンジンのシビックへの変わり身の速さ。
本当になんとも・・・・・

第2期っていわれているF1のエンジンサプライヤーとしては、最初はF2からでナイジェル・マンセルがドライブしていた。
ウイリアムズと組んで、当時で100億とか言われていた開発予算を組んで成功したんだったよね。
エンジンのテレメトリーシステムとかを導入したのもホンダが最初だったし、現在まで続くF1の費用高騰の元凶のひとつであるのは間違いない。
昨日のF1撤退のニュースでもセナの画像が流れていたのには驚いたけど、TV中継でセナはベビーフェイス、マンセルはヒールって放送して、日本人を洗脳したよね。
セナの傲慢な性格とか、勝つためには危険を顧みない無謀さはTVではあえて避けられていた。
そうして、始めの頃から契約していたウイリアムズやドライバーのマンセルを捨てて、セナに乗り換え。ボクはこの時にもうホンダ車は買わないと思ったんだ。
結局セナもホンダがバブル崩壊の影響と勝てなくなって撤退するときにはポイ捨てだったけどね。

今回復帰してからスーパーアグリのバックアップをしていた時はちょっと見直したりもしたけれど、結局アグリも琢磨もポイ捨て、最後はF1自体きれい事をいってポイ捨てかい。

そういえばボクが昔乗ったホンダ車も最初のワクワク感が幻滅に変わるのは早かったなぁ。
昔昔、ホンダのエスハチとトヨタのヨタハチ、どっちを買おうかと迷ったときヨタハチを買って本当によかったよ（笑