CUSCO LSD type-MZ 1Way  

ファイナルを4.7に変更するついでに交換してもらいました。
ついでにって言ってる時点で、おわかりだと思いますが、あまり替える気はありませんでした（笑）

純正トルセンでもいぃかなぁ・・・

なぁんて思ってたのは大間違いでした。
今までも、機械式デフの入ったクルマには乗ったことが有るものの、大半が友人の車だったために、ノーマルがどうだったか、替えたらどう変わったのかがわからず「こんなもん」な感じで乗ってました。

今回は、その違いをハッキリ体感できたので、とても面白かったです。

純正トルセン。
サーキットで走るとわかるのですが、コーナー立ち上がりで滑り出すと、まず一度、横へスライドします。
スライドして、ワンテンポあってから「前」へ行こうとします。
その分、カウンターをあてる量、時間が長くなります。

が。

機械式デフ。
まず横へスライドしている気がしません。
斜め前へ、滑りながらも「加速」している感じが強いです。
カウンターをあてる量は少なくなり、時間も短いです。
偶然にも、何もかもが「キマる」と、ほぼゼロカウンターで斜め前へ加速しながらコーナーを立ち上がれます。
これははっきり言って「気持ちいぃ」です（笑）
こんな状態を、意図的に毎回つくれるようになれば完璧なんでしょうね。
難しいですが(^_^;)

とにかく、スポーツ走行を主にしているのでしたら、替えるべきでしょう。

でも、トルセンにもメリットがあります。
いわゆる「イニシャルトルク」
機械式ですと、イニシャルをかけたセッティングがほとんどです。
今回も「ユルユル」で、と組み付けオーダーをしましたが、それなりにイニシャルトルクはかかっている状態です。
なので、直進状態でもある程度デフが利いてる状態になります。

が、トルセンはそれがありません。
直進状態ですと、ほぼ「フリー」なので、パワーが喰われることもなく、燃費にも影響をあたえません。
FD純正のトルセンデフは、エイトのそれより効きが良いとの事です。
その辺を気になさる方は、FD純正を試されるのも良いかと思います。

が。

ヤッパね。
機械式の方が面白いと思います。
セッティングや、イニシャルがどれ位とか、その辺は入れてるデフのメーカー、ショップさんの考え方、走るステージによると思います。
純正で走り込んで「こうしたい」「ああしたい」を伝えるようになってからでもいいんではないでしょうか。

でもやっぱ「FR」
入れなきゃドリフトも出来やしませんぜ。
楽しむためにも「機械式」
間違いない！

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