架装前の静音化工事
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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キャンピングカーのビルダーさんにかまっしーのクルマが納車になりました。
ナンバーが付いてクルマが手元に来るのはだいぶ先です。
これからコチラのベース車を断熱工事→床作成→電気工事→家具設置という工程を経て、陸運支局で持ち込み検査をしてから納車という流れとなります。
ビルダーさんに無理を言って断熱工事の直前の内装が外れている状態のときに、静音化工事をさせて頂きました。
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静音化工事のための制振材は、ヤフーショッピングで売っていたブチルシートを使います。
以前、N-BOXの静音化をやったときにはカット済のを買ったのですが、ロールで買うと安いので、これを上手い具合にカットして使いました。
46cm ✕ 5m のをヤフーショッピングで2ロール買って、PayPay還元とかを入れると実質8000円くらいでした。
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ロールのシートをその場で切るとかなり面倒なので、予め夜なべをして切っておきます。
施工がしやすい大きさの ① 5cm ✕ 10cm と ② 10cm ✕ 23cm の2種類を作ります。
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2ロール分切ったらこのくらいの量になりました。
ちなみに、①は400枚、②は100枚できました。
これらを箱詰めして、キャンピングカー屋さんに持って行き、現地で作業をします。
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材料と工具(福田屋さんに借りたの含む)を持って、かまっしー宅からクルマで2時間くらいのキャンピングカー屋さんに行き作業開始です、
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内装は予め外して頂けたので、施工するばかりになってました。
N-BOXとかをやったときには、面倒な内装剥がしからやらなければいけないのですが、ここまでやって頂けたので、本当に助かりました。
ベース車はハイエースバンなので、ご覧のように内装を剥がすといきなり鉄板です。
右側のスライドドアが無いタイプなので、でかい鉄板の1枚モノてす。
外から鉄板を叩くと容赦なくバインバインと音がします。
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天井も鉄板以外なにもありません。
これでは、雨が降ったら雨粒の大合奏になります。
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実際の静音化の作業は難しいことはないですが、根気が入ります。
まずは予め切ってきたブチルシートをヒートガンで温めて鉄板に貼って行きます。
画像のヒートガンは福田屋さんに借りました。
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ヒートガンまで電源が遠かったので、リールコードで電源を引っ張ってきて作業をしました。
こちらも福田屋さんに借りました。
福田屋さん何から何まですみませんです。
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ヒートガンでブチルシートを温めたら、冷める前に鉄板に貼って行きます。
貼ったらすぐにドライバーの柄の先でシートをグリグリして密着させます。
ハイエースの天井部分は、10cm ✕ 23cm の大きさのやつがちょうど良かったです。
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サイドパネルは、5cm ✕ 10cm のを等間隔に貼って行きます。
こちらも一枚一枚ヒートガンで温めてひたすら貼って行きます。
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運転席の上はこんな感じに貼りました。
他にスライドドアも同様に施工しました。
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ブチルシートが貼り終わったら、シートの上からモノタロウアルミテープストロングを貼って行きます。
N-BOXのときにこれを貼ったら防音効果が高かったのと、ブチルシートの剥がれを防止するために貼ります。
「自動車のボディーには貼らないでください」とありますが、内側ですので全く問題ありません。
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こんな感じに根気よく貼って行きます。
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運転席
の上はこんな感じです。
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天井はこんな感じです。
アルミテープが枯渇しそうだったので一部ブチルシートの青い部分が見えてます。
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天井やサイドパネルはブチルシートとアルミテープでやりましたが、狭いところが多くアルミテープが貼れなさそうなところが多いバックドアには、レアルシルトを使いました。
レアルシルトは 20cm✕30cm の大きさで、一枚2000円くらいします。
ブチルシートに比べると非常に軽いので、バックドアにはレアルシルトを使った方がいいです。
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レアルシルトを 5cm✕10cm に切ってペタペタ貼りました。
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作業が終わったので、外してあった内装の部品をクルマに積んでおきました。
普通なら内装を元通りに取り付けなければなりませんが、これから架装作業に入るので積んで置くだけでOK。
なんとも有り難いお話です。
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冒頭にも書きましたが、これから架装作業に入るので、納車は3ヶ月先です。
運転席と助手席のドアは納車後に静音化工事を行う予定です。
走行距離 33km
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おまけ
静音化の作業に最低限揃えたほうがよい小物です。
油性ペン → 定番のマッキー
取手が丸いドライバー → シートを圧着させる
カッター → OLFAとかのブランド品の方が疲れない
ハサミ → 文具用の大きめのやつ 百均のはすぐに切れが悪くなるので、PLUSとかのちゃんとしたやつ
※刃にブチルが付いて切れなくなってきたら、CRC5-56やオイルスプレーを刃に吹きかけて汚れを落とします
定規 → 金属製の長めのやつ
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