
どうもトライズです!
トライズというハンドルネームには実は全くもって深い由来とかはありません!!!
Pバルブの動作原理、構造、仕組みについて、大体書きたいことは書きました。
ほんとは油圧回路のあたりまで話を広げて、バランスピストン型減圧弁の圧力オーバーライド特性とかそのへんまで持っていきたかったんですが、同僚のメカニックに完全に白い目で見られたのでやめておきます(笑)
さてタイトルの件。
ブレーキチューニングの最終兵器とも言われるブレーキバランサー。
ゲームの世界だと、いとも簡単に設定を変えられて面白いのですが。
実際のパーツでブレーキバランスを任意に変更するものとしては、おそらくいちばんポピュラーなのがこれでしょう↓
wilwood 調整式Pバルブ
kinokuniさんの商品HP↓
kinokuni 足廻り&ブレーキ廻り関連パーツ
メーカーのHP(英語)↓
wilwood Porportioning Valves & Pressure Valves
そう、ブレーキバランサーの正体は、このごろ流行(?)のPバルブなんです!
※他にもツインマスター仕様のブレーキバランサーとかもあります。
これさえあれば、不満だったブレーキの前後バランスをいい感じに改善することが出来ちゃう!
わけですがー・・・
実はイマイチ詳しいスペックが分からないんですよね・・・
トライズさん、田舎の貧乏チューナーなもので、これまでこうゆう華々しいちうにんぐぱぁつに縁が無かったもので、、、
一応商品説明には、
「ブレーキのきき具合を100%~57%(左回し)まで落とす事で前後調節出来ます。」
と書かれているんですが、
プロポーショニングバルブの、
1.スプリットポイントを変えるのか
2.レデューシングレシオを変えるのか、
3.0kgf/cm2からの油圧を全体的に減圧するのか。
が、はっきりしないんですよね。
スプリットとレデューシングについては数回前の日記をご参照ください↓
Pバルブについて2-特性と動作
3の0kgf/cm2からの全減圧とかは、要はスプリットポイントが0kgfのPバルブと考えられるので、2とほぼ同義ですが・・
前回日記の最後のあたりで、スプリットポイントは、ばねのプリロードによってわりと簡単に変えられるけれど、レデューシングレシオを変えるのは難しいのではないか。
といったことを書きました。
とすると、調整式Pバルブの正体も、もしかしたら1のスプリットポイントのみを変更するものなのかもしれないです。
奇跡的にweb上に揚げられているwilwoodの分解図や、海外のフォーラムなんかを見ていると、どうもそんな感じがするんですよねー。
もちろん、スプリットポイントの変更のみでも、ブレーキバランサーとしては十分役立つはずです。
今のところ、我がVEシルビアのブレーキでは、調整式Pバルブは使わずにセッティングしているんですが、すごく興味のあるパーツなので、そのうち解明してみたいです。
そんな夏の夜でした。
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駆動ブレーキ足回り | 日記
Posted at
2014/09/02 00:16:36