
しばらく間が開くとどこまで書いたか覚えてないぞっと♪
どうも!トライズです!
プライベートROMチューンをやるにあたり、気になっていたモノを導入しました。
Nissan Data Scan
知る人ぞ知る。てか知ってる人は知っている日産車用自動車診断機の社外版ですな。
ほとんどの車には、運転席の足元あたりに診断コネクタというものがついています。
純正のECUは、エンジンに異常があった場合にその異常箇所を記憶するようになっているのですが、それを診断コネクタから読み出すことで、故障診断にかかる手間を削減できるわけですね。
また、診断コネクタを介した機能は他にもあり、診断機を繋いだ状態でエンジンをかけると、ECUが読んでいる各センサーの値をモニタリングできたりします。
チューニングエンジンをフルコンを使って燃調をとる場合、パソコンと専用のソフトで(もしくは専用端末で)各センサーの値を表示し、マップのどこを読んでいるのかを特定し、データを編集します。
純正ECUのROMチューンの場合も、各センサーの値を見ながら調整したいので、このNissan Data Scanを使って診断コネクタからECUをモニタリングしてみようと思います。
ちなみに、Nissan Data Scanというのはソフトウェアの名称。
いくつかバージョンがあるようで、
Nissan Data ScanⅠが旧日産診断コネクタ用
Nissan Data ScanⅡがOBDⅡ用
Nissan Data ScanⅢは、コンサルト3対応のやつらしい。
で、ソフトとは別に診断コネクタとパソコンを繋ぐためのケーブルが必要なんですが、
↓ここで買えます。
Garage In-take! HP
NDSソフトウェアとblaZtのケーブルがセットで販売されています。
昔のPCで主流だったシリアルポート(RS232)用とUSB用がありますが、私は迷わずUSB用を買いました。
さて、これで車とパソコンを繋ぐ用意は整ったのですが、NDSにはデータモニタリングとは別にもうひとつ機能があります。
診断コネクタからECUのROMデータを読み出すことができるんです!
えーと、純正ECUを改造して、追加基盤を取り付け、ROMチップを搭載しても、データが入っていなければ動きません。
ROMチップに書き込むデータは、純正のものを編集するので、元になる純正データが必要です。
純正ROMデータ自体は普通に売ってるのでそれを買えばいいのですが、せっかく手元に純正ECUとそれを読み出すツールがあるので、早速やってみます。
えーこんなかんじ。
ちなみに、吸いだしてる車はシルビアの前に弄っていたN15パルサー。当然のようにダッシュボードがありませんが、これで完成形w これで現役実働状態w
とりあえず用意したデータは、
P11 SR20VE 前期
P11 SR20VE 後期
N15 SR16VE
とついでに、
S15 SR20DE
も、データの参考に。
追加基盤を取り付けたECUは、P11 SR20VE 前期で、最初はこの同じECUから吸い出したROMデータでエンジンを動かしてみます!
あ、そういえばブログが後先になってしまいましたが、追加基盤を取り付ける前でないと、純正ROMデータを読めない気がします。取り付け後は試してないですが。
うちにはなぜか、20VEのECUがいくつも転がっているので何とでもなるんですがね。
それでは!
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VEシルビア ECU編 | 日記
Posted at
2015/05/17 23:31:36