
どうもー。
カルさとチャラさに定評のあるメカニック、トライズです。
最初に言っておきますが今日の日記は車の話はほとんど出てきません!(笑)
どういうことかは読んでのお楽しみ。
行ってまいりましたディレチャレエリアカップ!
この日のためにかなりかっつめて車も作りましたし、ドライバーもかなりの練習をこなしてきました。
2日ほど前に行った練習走行の日記はこちら↓
エリアカップ事前練習
先回の練習の時点で、セッティング関連で多少の改善点がピックアップされたものの、車の性格が変わってアジャストに時間がかかるのもおもしろく無いので、練習走行と全く同じセッティングで本番挑みます!
車両のデータは次のとおり
前川自動車☆トライズシルビア
ボディ:
S15 スペックS
エアコン無し
内装無し
ダミーサンルーフ付き
GTウイング
エンジン:
SR20 VEヘッドスワップ
ハイコンプ 吸排気社外
純正ECU改制御
推定200馬力
サスペンション:
Apex N1ダンパー オリジナル仕様
減衰F5/13 R10/26
フロントピロテンションロッド
ブレーキ:
F:とある4pod
R:とある片押し
パッド:エンドレスTypeR
デフ:
クスコRS 2way
イニシャル4kg
ファイナル4.6
タイヤ&ホイール:
ADVAN RG 17x9.5+22
DUNLOP DIREZZA ZⅡ☆ 255/40R17
空気圧:温間前後2.3kg
アライメント:
キャンバーF3.0 R2.5
トーF0 R0
車高(サイドシルで)F160mm R150mmくらい
かなり車高高め。
ドライバー:
インテグラ乗りの女性。
月に2~3回はサーキットを走るタカス常連組。
彼氏募集中
気温30度くらい
湿度45%くらい
現在、VEシルビアでタカスサーキットのベストタイムは1分7秒1
気温がこの前より高いのと、フリー走行とは違いクリアラップを取りづらいので、どこまでベストタイムに近づけるかが気になるところ。
日程は、午前中3枠の練習走行→午後1枠練習走行→タイムアタック2枠
といった感じ。
1枠15分の練習が4回あって、ランキングは最後の2枠のタイムで競います。
タイヤと体力温存のために、タイムアタックのみ走るのも可。
でも、うちはとにかく走りたい病なので全部走りますw
ちなみに、前川自動車からはデモカー2台+お客さん1台の3台シルビアが参加しました。
それぞれ黒いのと赤いのと黄色いの。やたらカラフル。そしてみんなクラス2(2L以上NA2WD)。
社長もRX-7(FD)で、参戦ですが、そっちは予選進出権利もらっくしょーって言ってたのでほっとくとしてー(←
午前練習1枠目
初参加のイベントで、勝手が違う部分にどぎまぎしながらコースイン。
いつものペースで、1ラップアタック、1ラップクーリングを繰り返している。
1枠が15分なのだが、2分前にフラッグが振られるため、アタックできる回数は1枠あたり4回から5回。
失敗したからまた次の周に~とか前が詰まってクリア取れない~とかやってるとすぐ終わってしまう。
今回はグループ分けが絶妙で、だいたいみんな似たようなタイムのせいかクリアラップは割と取り易いようだ。
この枠のベストタイムは8秒0
自己ベストと比べると決して速くは無いが、午後の本番までに気持ちを上げていけば問題ない。
パドックに戻り、空気圧を点検すると、思ったよりも上がっていない。15分の走行枠はタイヤを暖めきるにはちょっと足りないのか。いい事だけど。熱くなりすぎると逆にタレるし。
午前練習2枠目
8秒前半をキープ。
2枠目ラストアタックで7秒9が出る。
おー。7秒入ってきたー
午前練習3枠目
1発目のアタックで7秒2を記録。
あれ、なんか一気にベストのコンマ1落ちまでwwなにがあったww
きっとようやく朝の眠い頭が覚めてノッてきたのでしょう!
そのあと数回のアタックも7秒中盤付近。
ギャラリーに来てくださった方から、「ドライバーちゃん、格段にうまくなった」とお褒めの言葉をいただく。
アクセルオンの時の姿勢と、後半セクションのラインが見事とのこと。
午前中終了。
昼食中にGPSロガーのデータ解析を急ぐ。
とは言っても、もう午前中で十分良いタイム出てるのであんまアドバイスすることもないww
午後の気温の一番高い時も、同じくらいのタイムをキープできれば上出来だなーくらい。
午後練習走行
「なんか緊張してきた!」とか言って若干挙動不審になりつつも出走。
1発目で7秒2
完全に走り方を掴んでる感じですな。
多くのギャラリーが見守る中で、ベストの走りが出来るのだからよくやったとしか言いようが無い。
タカスのキャプテンも、「上手になった」と感心しておられました。
枠の最後に7秒190が出る。
惜しい!あともうちょいでベスト更新だった!
練習走行終了。
いやーなんかもう良い走りを見れて満足なんですが、ここまではあくまでも練習。
ドライバー「でもまだ練習なんやよね?これからが本番なんやよね?」
そういやそうだった。
予選進出とかはともかく、本番のタイムがリザルトに乗るわけだから、もう一度良いタイムを出さなければ。
リラックスしてー
熱中症には気をつけてー
いってこーい!
本番1本目
最初のアタックで7秒5
安心の7秒台。
走ってる間、メカニックは割と暇なので、ぶらぶらしながら、他のギャラリーと話す。
彼女はもともと本番に強いほうではない。仲間内でロードスターカップをやっていた時も、みんなが見ている前だとフリーで出した自己ベストの2秒落ちとかさんざんだった。
シルビアでエリアカップに参加してみないかと勧め、練習がてら参加した走行会の時には、社長のタイムより2秒以上遅くてショックを受け。
それから、何度もタカスに通ってひたすら練習を繰り返していた。
次のアタックで出したタイムは
7秒096!
ついにベスト更新!
これは6秒台入っちゃう??www
6秒入ったら拍手でしょwww
他車との間隔をあけるため、1周多くクーリング。
本人自覚あるかは分からないけれど、ラストアタックに向けてタイヤを少しでも冷ます。
そして、アタック!
前には、ディレチャレトップドライバーの駆るオレンジのEK9
後に聞いたところ、本人曰く「ぶつかるかと思って不安だった」
いやいやあっちは、5秒台とかでラップしてるすげー速い人だからwww
どう転んでも、コーナーで詰まるとかは無いと思うwww
そんな前走車の牽引が功を奏したのかどうなのか、
タイムは、
1分6秒977!
入っちゃったよ6秒台。
すげぇ!ちょっと6秒台は想定外だった!!
いやーメンタル強くなったもんだ。たいしたものです。
パドックに戻ってきた彼女は、どことなくぼんやりと車から降りてきた。
こいつ、タイム出してなおかつバグってやがるwww (注
(注)バグるとは、当女子が、緊張のゆえにタイムが出せない時などに起こる異常な状態。
大抵、挙動不審になったり言葉が変になったりする。見てて面白い。
よくやった。まじで。
タイムアタックはもう一枠残ってるけれど、良いタイムは既に出せたので、あとは好きに走ってくれば良い。
せっかくなので、試しにGTウイングを外してみる。
そして送り出したタイムアタック2本目
羽を外したせいで、立ち上がりのトラクションがいまいちかからず不安定になる。
うーむ。羽撤去を切り札的に考えていたけれど、間違いだったかw
しかし、羽数キロを外しただけでコントロールに影響するほどに、彼女は操作を詰めていたということなのかもしれんですな。
そしてついでに、2本目後半で、取り付けに手抜かりがあったフロントバンパーが外れかける事態が発生。
そのまま3周ほど走って、ようやくドライバーも気がつき、完全に外れる寸前で戻ってきました。
路面にバンパーの一部をこすりながら、かたんかたん言わせてピットロードに戻ってきた彼女は、なぜか満面の笑みを浮かべながら「わたしぶつけてないよ!」と。
なんかバンパーが勝手に壊れちゃったのがツボったらしいw
きっと、サーキットの魅力に取り付かれて走りをやめようとしない彼女に、車のほうが音を上げたのでしょう。
つーか、やっぱバンパーをタッピングビス2本で止めるのはさすがに少なすぎたか。整備したメカニックが即刻呼び出されるパターンだな。
まあ、僕がそのメカニックだけれども。
すぐに直しておきますm(-_-)m
以上、メカニックも存分に楽しんだ、ディレチャレレポートでした!
あ、予選権利?
あと2秒速ければ取れたんだけどなーwww
おっと、VEシルビアの調子はどうだったかって?
んー、絶好調!\(≧∇≦)/
いやーおもしろかったー!