
雨すごかった。
関西方面の方々は無事でしょうか。
あ、ブログの日付は14日ですが、書いてる今日は16日。台風18号通過の日。
ども。トライズです。
台風も避けて通る石川県ですが、今回は結構雨降りましたね。
とはいえ県内では幸い大きな災害には至らなかったようです。
さて、昨日に引き続き燃焼室測定をやっております。
今回測るのは、パルサーピストン。
SRシリーズきっての純正ハイコンプピストン。
ノーマル仕様と、さらにパンチの効いたN1仕様がありますが、こちらはノーマルピストン。
ピストントップが肩位置よりも約3mmほど飛び出しており、測定は、上死点より5mm下げて計測しました。
結果は、22.0cc
シリンダ5mm容積を差し引くと、
22-π(8.6/2)^2*0.5=-7.04
パルサーエンジンの組み合わせ(1600cc VEヘッド)で実圧縮比を計算すると、
VEヘッド容積(実測)=41.5cc
ピストン冠面容積(実測)=-7.04
ガスケット容積(φ87 1.2mm)=7.13cc
燃焼室容積=41.50-7.04+7.13=41.59
1筒排気量=π(86/2)^2*6.87=399.06
実圧縮比=399.06/41.59+1=10.60
N15パルサーのSR16VEは、カタログデータでは圧縮比11なので、0.4の違い。
この差を燃焼室容積に直すと、
41.59-399.06/(11-1)=1.69cc大きい
ということに。
うーむ。エンジンの加工精度ってのはこんなものなのかも。
だとすれば、目標圧縮比の決定も、カタログ値見て考えるより、実際に測って組んだエンジンのデータを優先すべきでしょうね。
明日、今度は20DEのエンジンのピストンとヘッドを実測してみたいと思います。
Posted at 2013/09/16 20:06:30 | |
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