
はろお。
トライズです。
タカス新コースにて、前川自動車の教習者ことNBロードスターを走らせて、
いろんな人の走行データが集まりましたので、さっそくLap+で解析してみます。
比較は、ベストラップではなく、セクターごとのベストが出たタイムでやってみます。
つまり、セクターごとに誰の走り方をまねすれば速く走れるのかを考察してみようと。
それに、ベストラップで比較すると、ランク上位者は完成度が高く、当然セクターベストも総なめになっちゃうので面白くない。もとい、それ以上の改善点を見つけるのが難しいですからね。
注意点ですが、
GPSログデータは、位置精度がそんなに高くないので、セクター単体を比較する場合、位置ずれでコンマ数秒は簡単に変わってしまいます。
データは結構時間をかけて位置修正しましたが、タイムと順位はあくまでも参考までということで。
あ、あと、まだ新コース走ってなくて先入観を抱いてしまうのがいやだって人は、目を細めて遠めで読んでください。(←どのみち読んでwww
あっとそれと忘れてた。
私、トライズはプロでもなんでもないただキーボードを叩くだけの解析担当なので、考察&コメントなどは、「へーそう」「ふーん」くらいで読んでください。
ほんとまじめに突っ込みどころはいろいろあると思うんですが、なにぶん打たれ弱いがため、ご指摘はお手柔らかにお願いします。まじで(汗
ではまず、
■1コーナー。
ここは旧コースから全く変わってないコーナーなんですが、複雑な複合コーナーなため、攻略するのが難しいコーナーといわれています。
一番速かったのは、FFファイター。
ラップタイムはいまひとつ伸び悩んだものの、この難しい1コーナーでセクターベストを取ったのは見事。
他のドライバーと比較すると、コーナー中盤の縦Gに違いが見られる。
複合コーナーを仮想的なヘアピンとして走るとこんな感じか。
また、1コーナーをミドルで立ち上がってるのも評価できるところ。そのほうが2コーナーが格段に入りやすくなる。
■2コーナー
ストレート手前の大事なコーナー
セクターベストは体育会系女子。
本人曰く、2コーナーはめっちゃ練習したとのこと。
確かにうまい。
ライン的には茶色の、タメのある立ち上がり重視のほうが良い気がするんですがー、
なにぶんローパワーで限界の低い車は、ボトム落としすぎると取り返すのが大変。
でも、タイム差はほんと誤差程度なので、どっちでもいいかな(←
■3コーナー(通称影山コーナー)
セクターベストはカプチーノでタカス軽四最速の人。
影山が安定して速い。
ポイントはまっすぐ下降する車速グラフ。
ブレーキを抜く(ブレーキを残す)動作をほとんどしない思い切りの良い踏みっぷり。
こういう操作ができると、アンダーの強い車や、スーパーハイグリップなタイヤでも曲げていける重要なテクニック。
■4コーナー(通称ゲッチャンコーナー)
ここからが新コース。
ゲッチャンコーナーがかなり回りこんできついシケインになっているので、進入での旋回ブレーキングが必須になるかも。
セクターベストはプチ沢。
ゲッチャンの処理もさることながら、S字のふたつ目左を高い車速を保ったまま抜けられたのが良い。
S字ひとつ目の右でインに寄るまでを、かなり我慢するような感じで入ることで、2つめ左に余裕をもたせた感じか。
■5コーナー(通称グリップエンドコーナー)
このコーナーもだいぶ改修されました。Lap+のコース図ともだいぶずれています。
コース図で見ていたときは、かなり狭い直角コーナーがふたつ。といった感じでしたが、走ってみると意外と広く。
出口の直角はカントもついているおかげで、思ったよりも踏める。
ここのセクターベストはプチ沢嬢。
Sct4、Sct5と、完全に新しくなったコースで、真っ先に合わせ込んだ感じはあっぱれの一言。
ストレートの立ち上がりで、2→3のシフトアップをちょっと失敗してるのが残念。
■6コーナー(最終コーナー)
最終は安定して社長が速い。
ここも、旧コースから変わらないコーナーで、タカスでは一番の高速コーナー。しかも出口にむけてRがきつくなって行くエキサイティングな仕様。
また、コース幅が広めなので、結構いろいろなラインが選べる。
しかし、車速の高いコーナーだけに、ここの仕上がりはタイムにかなり影響してきます。
社長のラインは、コーナー入り口で、イン側縁石にすーっと寄せるようにブレーキングし、そのままイン舐めするように出口まで繋げる感じ。
パワーのない車は、走行距離を短くするラインがタイムアップに有効なようで。他の人のラインと比較すると、社長はグリップエンドから最終のストレート区間もじわーとイン側に寄る節約っぷり。
ひたすら、ブレーキを奥にしたりとか、立ち上がり加速をもっと有効に使えるように速めに向きを変えたり。とかいろいろ試してるんですが、未だこの距離重視ラインを超えるラインは見出せず。
以上、タカス新コース、ひととおりのセクターベスト解析でした。
なお、この、各自のセクターベストのタイムをすべて繋ぎ合わせると、
1分10秒814となります。
今のところ、このタイムが、NBロードスターで出せる仮想ベストということで。
このタイム目指しでひたすら解析ログをトレースするのも良し。
さらに新たな攻略法を模索するも良し。
タカス新コースは、これまで以上に盛り上がること間違いなしです。