
インパクトレンチ大好き!
どうもトライズです。
S15用ブレーキ組み合わせその2
いってみましょう!!
純正状態より軽量化&低重心化されたマシーンでは、リアブレーキを強化したほうがバランスが良い。ってとこまでは分かってきました。
ただ、フロントを弱めることでバランスを揃えるというのは今のところ却下。
加速の鈍いNAとはいえサーキット走るには純正の280mmロータでいっぱいいっぱいだと思うんですよね。
と、いうわけで、
フロントはとりあえずS15ターボのまま、
リアをR32,33系の対向2pot(非ブレンボ)に。
こんなかんじ。
だいたい狙い通りくる感じですねー。
フロント ピストン径40.4mm×4 ローター280mm
リア ピストン径38.1mm×2 ローター297mm
ローターサイズが、リアのほうが若干でかいですな。
リアが対向2potですが、ピストン径はシルビアの片押しと同じ(38.1mm)なので、ローター外径分だけリアが強化された感じ(シルビア純正リアは258mm)。
前回日記のビッグローターキット(302mm)はさらにローターがでかいのでR32よりもリア効きになるということ。
熱容量的には、ローターが重い分だけR32のほうが有利かも。
高速サーキット向けにローター径をでかくしたいならこんなのもお勧め。
フロントECR33用
リアF50シーマ用
Pバルブ設定はスプリット30kgの、レデューシング0.4
フロント ピストン径40.4mm×4 ローター296mm
リア ピストン径43.8mm ローター292mm
現在VEシルビアで使っている組み合わせもこれ。
ローターサイズも前後揃って良い感じだし。
リアは片押しだけどめっちゃ良く効くし。
ただし、S15、S14のPバルブ(SP40/RR0.4)では、後半スーパーリア効きになる(グラフのグレーのデータ)ので、変更が必要。
Y32セドリック用のPバルブ(SP30/RR0.4)にするとぴったりくる。
加速度0.6付近で、理想曲線よりもリア寄りに飛び出していますが、まあ誤差範囲ってことで。
リアに使ったF50シーマ用のリアキャリパーは、キャリパピストン径が43.8mmと、かなり大きい。(シルビア系は38.1mm)
そのためすごく良く効く。
計算上は、R34GTRのブレンボ(リア)よりも効いちゃうww
難点は、シーマのリアパッドがシルビア系と違うこと。
エンドレスにパッドを発注したら特注扱いだった。ちょっと高いorz
さらにローター径をでかくしたいのであれば、こんな組み合わせはいかがでしょうか。
フロントR34GTR用ブレンボ
リアV36スカイラインクーペ用
Pバルブは、SP30kgのRR0.4
日産純正の中でおそらく最も強いリアブレーキ、V36スカイラインクーペ用。
これに合わせて、ちょうど良いフロントブレーキを選択するとR34ブレンボあたりが良いのではないかと。
あ、ブレンボだから、フロントはR34もR33もR32もサイズは同じですけどね。
フロント ピストン径(44+38mm)×2 ローター324mm
リア ピストン径41.3mm×2 ローター350mm
リアローターでけぇwww
軽量なシルビアにこの組み合わせを使うと、1G時の油圧が45kg/cm2程度までしか上がらない計算に。(純正状態だと1G時でだいたい75kgf/cm2くらいになる)
そっと掴んでもちゃんと止まれるので、キャリパー開かなーい。ホースだって膨らまなーい。発熱も少なーい。
下り坂とかの超長距離制動でも安心~
かどうかは知りませんけど^^;
純正流用でブレーキバランスを整えるのであれば大体こんなところかと。
他にもいろんな組み合わせがあるので、やってみると面白いですよ!
さて、だいぶ長いこと連載してきたブレーキバランスの話も、ひとまずこの辺で一区切りです。
実車テストのほうでは、ブレーキタッチ改善のためにまだまだいろいろ試しているところですが、いずれそのへんも日記に書きたいと思います。
しばらくは、実際の作業内容の日記に戻ります。
どのへんからアップしてないか既に忘れかけてるんですけどねww
今後ともお楽しみに!
Posted at 2014/10/06 20:52:28 | |
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