
ええと。
まず最初に北関東の皆様大丈夫でしょうか、、、
あれだけ大規模な水害だと、復興に結構かかりそうですが、どうか少しでも早い回復を願うばかりです。
どーもー。
北陸の片田舎で、ただひたすらにシルビアと戯れる浮遊型メカニックトライズです。
そういえば始まりましたね!ディレッツァチャレンジ!
昨年は、我がVEシルビアも半ば冷やかしがてらに参加しましたが、今年、実は全くのノータッチでございます^^;
だってさー、分かってたけどさー。うちのの該当する2R(2L以上NA FR)は、S2000の独壇場になることは間違いないわけで。
一応S2000と張れるシルビアを目標にはしているものの、現状では全くの力不足だしなー。
んー、ワンメイクも面白くないので、911あたりをどっかで真剣に作ってる人がかき回してくれたりしないかなー。
と、いうわけで今年のトライズはマイペースにシルビアさんと添い寝でもすることにします。
社外のフルコン等で燃調をとる場合、燃料(点火)補正マップのどこを読んでいるかを可視化するため、マップトレースの画面とにらめっこします。
かなり慣れてくれば、バキューム計とかを見ながらだいたいマップのどの辺を読んでいるかわかるのでしょうけれど、マップトレースはあったらすごい便利です。
で、純正ECUのROMチューンの場合はどうするかですがー、
以前紹介したデータモニタツール
NissanDataScanに、こんな機能があります。
ずばりMapTracing
この機能は、ROMチューンで扱える純正ECUのデータ領域のうち、実行中(エンジン動作中)に常に書き換えられているRAM領域から、回転数とTP値のデータを読み取って、擬似的にマップのどの部分を読んでいるか表示するものです。
まあ正直、これがあれば、外付けマップトレーサーとかいらないっす。
代わりにノートパソコンとかが要りますけど。
ただー、
NDSのマップトレーシングは、かなり限られた車種のエンジンにしか対応していないんですよね。
当然、SR20VEにも未対応。
と、いうわけで、解析してみました。
NDSのAddressWatch機能とか、ROM吸出し機能とかを使って、回転数とTPのRAMアドレスを特定します。
はいできたー!!
点火もー
これで、より繊細なマップのセッティングができます!
NDSでSR20VEのマップトレースをするための設定はこんなかんじ。
これでたぶんいけます。
左側から、RPM MSB Addressが、現在回転数の上位バイト LSBが下位バイト。
RPM MSB 0A75
RPM LSB 0A74
TP MSB Addressが、現在TP(負荷)
TPのアドレス特定が苦労しましたが、たぶん0767でいけそう。もしくは、080D 。か、0817 かも。
いちお、
TP 0767
で。
Map Addressは、
RomEditorのアドレスマップを参考に、見たいマップのアドレスを入力します。
&H1100 ハイオク燃料補正マップ
&H1E00 レギュラー燃料補正マップ
&H1D00 ハイオク点火補正マップ
&H1800 レギュラー点火補正マップ
TP ScaleとRPM Scaleも、それぞれアドレスマップからひろいましょう。
燃料と点火でスケールが違う場合もあります。
&H10F0 TP格子 (燃料)
&H1490 TP格子 (点火)
&H10E0 回転格子 (燃料)
&H1480 回転格子 (点火)
こんなかんじで。
ちなみに、SR20VEのROMアドレスと、S15のSR20DE他、FF系SR車両のROMアドレスはほぼ同じなので、それらの車種でもマップトレースが動くかもしれません。
お試しください。
それではまた!
Posted at 2015/09/13 23:59:38 | |
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VEシルビア ECU編 | 日記