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トライズのブログ一覧

2016年02月24日 イイね!

オイルキャッチタンク!

オイルキャッチタンク!やっほーい。トライズさんだぞ。



そういえば書いてなかった。
オイルキャッチタンク付けたよ!!





付けたのはこれ。






完全に見た目で選びました。







オイルキャッチタンクとは、エンジン内部で発生するブローバイガス(吹き抜けた燃焼ガス)に含まれる霧状のエンジンオイルを回収するためのもの。

S13シルビアのSR20DEには純正で付いていたような気もしますが、S15シルビアやP11プリメーラはキャッチタンクは付いていません。

同じSRエンジンでも、S13からS15の間に改良されてブローバイガスの発生も少なくなったのかもしれません。

実際、透明なホースを繋いでしばらく乗ってみても、大して汚れは見えないのでキャッチタンクを付ける必要はなさそうなんですがー。




とりあえず、かっこいいから付けました!











えーだって、エンジンルームの右側がすっかすかでさみしいんだもん。

ターボならタービンとか納まるし別に気にならないんだけどなー。
あと、ABSも付いてないしなー。





まあそんな感じで、ただの自己満足感溢れるパーツなオイルキャッチタンクについてちょっとだけ解説をば。




ブローバイガスは、エンジン内部に滞留することでオイルの劣化を早めたり、内圧上昇によるトラブルの原因になるので、ちゃんと抜いてやる必要があります。
また、原則大気開放してはいけないことになっているので、市販エンジンはこのガスをインテーク側からもう一度燃焼室に吸い込んで燃やす仕組みになっています。

吸入空気に未燃ガスやオイルの混じった汚いガスが混ざってしまうというのはデメリットのようにも見えますが、ブローバイガス還元システムにはメリットもあります。



ちょっと複雑なので、図を見ながら説明するとー。







あ、SRの新解の図は分かりづらいので、QR20の新解より・・




ヘッドカバーから出てるパイプは3本。そのうち1本は、ブロック側と繋がっています。

インテーク側に繋がるホースは2本あり、1本はスロットル手前のサクションパイプに、もう一本はブローバイコントロールバルブを介してサージタンクに繋がっています。







この2本のホースがなかなか良い働きをしていてですね。
スロットルOFF等の低負荷時に、ブローバイホースを介してエンジン内部の換気が行われるようになっているんですよ!

サクションパイプに繋がるホースからは新気が吸われ、クランクケースを循環してもう一本のホースからサージタンクに抜けるようになっています。
ブローバイコントロールバルブは流量制限付きのワンウェイバルブで、ブローバイガスを抜きながらもクランクケース内を一定の圧力に保ってくれます。

この換気機能によって、ブローバイガスの排出を促進し、かつエンジン内部の温度を下げたりとかいろいろ役立っているわけですねー。





もしオイルキャッチタンクをつけるのであれば、サージタンクに繋がっている常時吸ってる側のほうが良いでしょうね。

ただ、ブローバイの量がたいしたこと無いorブローした時の保険という意味では、どっちのホースでもいいと思います。




えーと、そんな感じで、うちのVEシルビアにもオイルキャッチタンクを付けるんですがね、

実は、バルクヘッドとエンジンのクリアランスを確保するため、ヘッドカバーのパイプを1つメクラにしてしまってあったりしてww









1系統しかなければ、サクションに戻すのがいいんでしょうけどもー。
せっかく右側にタンク付けるのに、バルクヘッド前をホースが2本横切るのもなーとかそんな理由で、今回付けたキャッチタンクに繋がるホースの片側は、どこか知らないセカイに繋いでしまうということにしましたwww










ブローバイガス還元システムをシールド式にして、クランクケース内をがんがん負圧にするよりも、大気圧で保ったほうが抵抗が減りそうな気がするんですよねー。



ま、どっちでも良いんですけど。
僕にとってこれはドレスアップパーツですし(←
Posted at 2016/02/24 23:25:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | VEシルビア製作日記 | 日記
2016年02月15日 イイね!

補正マップ調整

補正マップ調整やほーうトライズです。

今年は雪少なかったなー。楽でいいけど。


VEシルビアのROMチューンも微速ながら進めております。



まず、現状ですがー。

P11プリメーラ(SR20VE)のROMデータを基に、レブリミットを変更(7100→8200)しました。
それに伴い、燃料、点火補正マップのRPM軸を8200対応に変更し、純正の補正マップを線形補完して仮マップを作りました。

制作のブログとしてはこのあたりの続きです。
  ↓
SR20VE ROM編集2

ぜんぜん進んでねぇなw




とりあえず、リミッター系を解除してあとはひたすらマップを詰めていくだけといった感じなのですが、ここに来ていくつか問題が出てですねー。




まず、A/Fのロガーが欲しいということ。

フルコンとかのリアルタイムで書き換えられるやつであればそんなに気にはならないのかもですが、データの書き換えに手間のかかるROMチューンでは、ある程度データ取りをして一気にかえるスタイルなものでA/F計を眺めながら数値を記憶するのも限界があるんですよね。

A/Fを回転数や他のエンジン信号とともにロギングできれば、大量のデータからスムーズかつ正確にマップが組めるはずなんですよねー。





そして、ノックセンサーが欲しい。

腕の立つチューナーであれば、ノックは耳で聞けというのがセオリー。
確かに、低中回転高負荷のノック音とかはけっこう聞こえるものですが、高回転高負荷とかでさらにやたらうるさいエンジンだとノック出てるのかどうかイマイチ分かりません。
志の低いマッドメカニックは、聴力鍛えるよりも機械に頼ってやろうとかそういう邪念がでろっと溢れ出していますので、近いうちにこれは買うと思います。





さらに、現状の仕様が純正すぎるということw

実は、現状の仕様でだいぶマップを弄ってみたんですがね。当然といえば当然ですが、純正値とさほど変わらないところでひととおり落ち着いてしまってですね。
A/F眺めても申し分なく、加速のフィーリングも違和感無いんですよ。
ただ、ROMチューンで触れる項目はまだまだあって、エアフロの補正とかTTPの設定とか、そういうのもまだまだ研究段階です。
そのへんもじっくりやってみたいのですが、せめてインジェクタとエアフロ変えてからかなーとか思っています。






というわけで。近い未来に測定機器等をバージョンアップして、改めて続きをやりたいと思います!


てか、ROMチューンやりながら、エンジンとかボディ側も地味にアップデートしているのですが、そろそろ書いておかないと忘れつつあるww


それではまたー!
Posted at 2016/02/15 22:42:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記

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