【CZ】バンパー修理
投稿日 : 2014年10月26日
1
次期南極用Fバンパー装着確認の為にガンプラくんを召喚したわけですが、Fバンパーを外してもらってたら何かがおかしい・・・
?
チェックしてみると・・・
1・Fフェンダーの赤矢印辺りが奥に入り込んでいる(曲がってる)
2・緑矢印部が割れていてフェンダーに合わせてか奥に入り込んだ状態で灰接着されている・・・でもすでにグラグラ。
灰接着は強力ですが、重い加工バンパーを普通に接着しただけではさすがに支え切れるはずもなく・・・
3・ピンク矢印部が割れてグラグラ。
4・青矢印部は固定穴が割れている。
このまま走行するのが怖いレベルまで壊れてました・・・
永い事抜けたショックで走ってたので酷い縦揺れで路面ヒットした模様・・・
このままでは危険で、さすがにほってはおけない・・・
南極バンパー装着確認後に修理することにしました。
2
まずカプチバンパーで一番強度が必要になるここ。
何層も重ねてかなり強靭に作って合ったのですが・・・
で、表面は角あたりで割れてましたが、裏面はリブが入ってる関係で固定穴に近いところで割れてました。
ということで、この辺りに穴を開けると両方に掛かる感じになります。
表面だけで灰接着しても強度不足確実なので、こうやって穴あけて、穴を灰接着で埋めることで接着強度が上げられます。
が・・・
3
こっちの方が強力なのは間違いないのでコレにしました。
ボンネットギリギリだったので干渉が心配でしたが、試したら問題なし。
ということでコレで決定。
最後に隙間に瞬間接着剤流し込んでココの即席修理終了。
普通の社外バンパーの場合でも、裏からFRP当てただけでは強度不足になる(特に高速走行時の高負荷時)ので、FRP硬化後にこんな感じに穴あけて灰接着とかボルトナットで固定とかすることをオススメします。
4
ココは灰接着されていたもののすでに取れかけ、ちょっとクイっと動かしたら簡単に取れました・・・
ピンク線の当たりで固定部分がごっそりと・・・
まず奥に入り込んだ状態で灰接着されていたことで正しい位置関係に戻らないので灰接着部分を削り落として正しい位置関係に戻し、その隙間に灰詰めながら灰接着。
しかしバンパーほどの重量物はこの程度の接着ではまた剥がれてしまいます。
ので内側を平に均して・・・
5
クロス+灰接着で補強します。
マット+灰接着だと厚くなり過ぎて固定ネジの頭と干渉しそう&クロスの方が引っ張り強度が出るので、こういうところの修理ではクロスを使用することが多いです。
普段はガラスクロスを使いますが、ガレージ内に見当たらなかったので、今回はカーボンクロスで・・・
6
最終的にこんな感じになります。
グイグイやっても不安無いくらいにガッチリ固定されました。
通常のFRPバンパーでもいつもこの方法で修理してまして、普通にFRP貼るよりも食いつきが良くて強力です。
で、画像撮り忘れましたが、反対側の穴が潰れた所は、裏側からカーボン端材(すでに硬化済みのもの)を当てて灰接着、さらに段差も灰接着で盛り上げて、最後に穴を開けなおして修理完了。
曲がったFフェンダーは先端部分のボルト(バンパーに隠れるボルト)のみ外して手で押さえつつグイグイして位置関係を直しました。
ボルト外さないとグイグイしにくいので外すことをお勧めします。
7
ということで、200km/hくらいだしても壊れないレベルに修理完了。
この辺り経験って大事だな・・・とか思います。
バンパー修理って強度不足な直し方してる方も多いので、走るとどう力がかかるとかとかまじめに考えながら修理することをお勧めします。
というか既製品の新品でもそういうの考えてないものがあるので注意・・・
アソコのとか200km/h出すと割れそうなくらい歪んだし・・・(怖)
タグ
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング