ちょっとだけマジメに日常整備　　タイロッドエンドブーツ交換その１

先日の
車検前の予備検査の予備整備に備えた予備検査
http://minkara.carview.co.jp/userid/1969256/car/2081225/4378476/note.aspx

から続くシリーズです

タイロッドって何？という方のために、タイロッドというのは、ステアリングからの操舵をホイールに伝える部品です
赤で囲ったのがタイロッド、青で囲ったのがタイロッドエンドです。
この棒がホイールを押したり引いたりして操舵します

先日発見していた、ドライブシャフトブーツからのグリスもれ
再発しています。しかし亀裂は無いようです。どうやら分割式なので、取り付け時のミス？

すぐにどうなるわけでもないので、しばらく放置します。
車検時か、余裕があればＤＩＹか？
手間と時間とコスト、難易度を考えると悩ましいところです。

今回は、このブーツを交換します。
画像の通り破れてはいないものの、深い亀裂が見えます。

タイロッドエンドの取り外しには、専用のプーラーが必要になるので、アストロプロダクツでこれを購入しました。

片方の工賃くらいはするので、自分でやってもあまり得にはならないですね。
しかも、これから何度もやる作業じゃありませんし・・・
まぁ楽しみ半分ということで・・・

さて使い方ですが、ボルトで締め上げるのではなく、固定した後、ハンマーで叩くのが正解のようです。

ただし、緩んだ瞬間に落下するので、結局手でもって「打ち込む」要領でやることになります。

作業そのものは、
１　ナットを緩める
２　プーラーで外す
３　ブーツを外す

となります。詳しい解説はいろんなサイトがあるのでそちらをどうぞ。
素人がやった感想というか・・・ですが
①ナットは１４㎜。メガネレンチがあれば楽勝
②プーラーを使って、外れる瞬間は感動すると同時に、「もう後戻りできない」ドキドキが味わえる
といったところでしょうか
ともかく、やってみたら意外に簡単だった。ということを申し添えておきます

カシメが外れるか？
ということが、気になっていましたが、古いブーツはマイナスドライバーを軽く打ち込んで、こじれば楽勝で外れました。
「ベアリング」レベルの堅さを覚悟してましたが（これでわかります？）固着している分を除けば、あっけないほど簡単に外れました。

新旧比較です

これが同じもの？というくらい変形してます

というわけで、その２に続きますm(_ _)m


ちなみに、左右とも交換したので、左右の画像が混じっています