構造変更で4ナンバー化 ②

申請書類提出から6日後に事前審査が通ったと電話がありましたので、ネットで車検の予約を取ります。
午後からの予約を取りました。3-1という時間帯です。

午後からにしたのには理由があって、構造変更前に一時抹消登録をする為です。
もちろん現状の3ナンバーから直接4ナンバーにする事は出来ますが、一時抹消を挟む事で今年度分の3ナンバーの自動車税の還付を受ける事が出来ます。今回はこれがけっこう大きいです。

ただ構造変更を受けるタイミングによっては還付がほとんどない事もあるのでそういう場合はそのまま変更すると良いでしょう。
この辺の事はクルマに詳しい方たちには当たり前の事かも知れませんが、自分は色々調べてるうちに初めて知りました。

今回は8月～翌3月までの分が還付されるハズです。

では必要な物を忘れずに陸事に向かいましょう。

この書類は一時抹消の申請書で陸事にあります。
印鑑のところは実印を押すようにとの事ですので忘れずに持参します。
ほかに必要なのは印鑑証明と車検証で、自動車税の納税証明書も持って来ていましたが必要ありませんでした。
必要書類とはずして来たナンバーを一緒に窓口に提出します。
手数料350円。

希望ナンバーを申請済みの人はこのタイミングで予約票を貰っておきましょう。
この予約票のほか、重量税や手数料を支払うのに敷地内の3つの建物を何度も行ったり来たりするハメになりました。
横浜の陸事なんですがもうちょいなんとかならないんでしょうか。
って初めてだとそんなもんか。
来年の自分の段取りに期待しましょう。

その後車検証によく似た登録識別情報等通知書が貰えるので、それを持って自動車税の窓口で税金を止める手続きをすれば後日還付金が戻ってきます。
これで一時抹消登録は完了です。

ここからいよいよ構造変更の車検を受けます。
受け付けを済ますと00コースに並ぶよう指示されましたので並びます。
あいにくの雨です。

このあと順番が来て灯火類の検査から始まり、クルマから降りて車両計測のお手伝いなんかをします。
純正より少し大きなタイヤでしたが、メーター誤差も大丈夫でした。光軸はここに来る前にヨビケンに寄って修正済みだったのでもちろん問題ナシ。
ちなみにヨビケンも初めて行きましたけど、ちゃんと説明してくれますので初めてでもなんの問題もありませんでした。

そして最後の下回り検査も無事終了し、最後だけは自分で検査票を機械に挿して印字します。大丈夫。指示があるので初めてでも出来ます。

検査票の束を横にある計算室に提出してからは少し待つことになるので、クルマは空いてるスペースに駐車してきて計算室に戻ります。

検査票の束の中の1枚です。
色々書いてありますが、これは重量分布計算ですね。
この時は気付きませんでしたが、あとでアレっ？となります。

しばらく待っていると最大積載量250kgのステッカーを持っているか尋ねられました。積載量の違うのを何種類か用意して来ていましたので250kgのやつを見せると書類を渡され、登録窓口に出すよう言われました。
これにて検査は無事終了です。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ﾖｼ!

ちなみにステッカーは200kg、230kg、250kgに加え、任意に書き込めるような物と4種類も作って行きました。

どんだけよ？(笑)

中には平気でバックドアあたりに直接油性ペンで書く猛者もいらっしゃる様です。

嗚呼、そんな武骨な漢にワタシもなりたい……

4種類も持ってくチキンは夢を見るのです。

重量税と自動車税を支払うとナンバーが貰えます。
オリンピック・パラリンピック記念ナンバーに希望番号のコンボで7,380円也。
ナンバーごときに7,000円オーバーって……。

ナンバーを自分で取り付けるとおじさんが封印をしてくれます。そしておじさんから車検証を受け取ってすべて終わりなんですが、このあとついでにETCのセットアップもして貰いました。

半日かかりましたが無事に4ナンバー取れました。
大した事はしていないんですが、慣れない書類や初めてのユーザー車検でしたのでやはり疲れました。

近くのコンビニでコーヒーを飲みながら今回掛かった費用を整理していると……

……あれ？

なんか重量税思ってたより高いような……

えっ？

!?工エエェ(ﾟ〇ﾟ ;)ェエエ工!?

2,515kgって……

2.5t超えとる……(°△°)！

元々2,430kgだったのに85kgも増えちゃうなんて……
計算室ですぐに気付いていればその場で聞けたのに。

でも78プラドの最大積載量は250kgとの情報もありますし、うちのは寒冷地仕様でサンルーフも付いているからしょうがないんですかね。

軽～くカウンター喰らった感じですけど。
15kgって(笑)

ともあれ実際に自分で構造変更車検をやってみて、素人でも出来ることが分かりました。
それもこれも神奈川運輸支局の方たちに分からないところを色々と教えて頂けたので、そこが大きかったと思います。
私が聞いた方全員ですが、特に計算室にいた検査官の方たちには感謝しています。検査が終わりそうな16時頃なら色々ゆっくり話を聞いてくれるそうです。
本当にありがたかったです。

それとこの記録を参考に横浜以外の運輸支局で構造変更される方はタイヤとホイールの事は確認された方が良いかも知れません。

というのも全国の車検場は一律な基準で検査をしているとは思いますが、実際は検査を行う検査官の判断によって合否が決まるのが実状のようです。

検査の内容によっては横浜では通るものが他県では通らない、その逆もまたしかりって事が起きているそうですので、疑問点は予め管轄の検査官に確認する事をオススメします。


③へつづく。